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「ほめる、しかる」は、受け入れられない場合アリ。どうする?

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/
============================================================
【執筆者について】:産労総合研究所様の人材開発情報誌『企業と
人材』を購読されている組織の方は、2015年6月号の『教育コンサ
ルタントの自画像』というコーナーの『人財を伸ばし、束ね、組織
能力を高める』という記事も併せてご覧いただければ幸いです。
============================================================

本コラムでは、弊社Facebookページに公開した記事(2015年6月2日
投稿)の一部を改変してシェア差し上げます。 今回のタイトルに
興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てください。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『画像』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>


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■「ほめる、しかる」は、受け入れられない場合アリ。どうする?

普段、人を褒めたりしない人が、褒めてくると、『何か裏の意図が
あるのではないか?』と、言葉を素直に受け取れなくても不思議で
はないと思います。

ところが、『上司は、部下を褒めてあげなければいけない』とひた
すら信じ、『本当は、こんなこと程度で、褒めてやりたくはないの
だが....』と心の中で思いつつ、『口先だけで部下を褒める』とい
う管理職が増えているようです。

すると、部下は『上司の言葉は信用せず、顔色をうかがいながら仕
事をする』あるいは『褒められたことばかりを繰り返しやる』よう
になってしまうかもしれません。

それで良いのでしょうか? どうやったら、こういう事態を招かず
に済むようになるのでしょうか?

ひとつの有力な解決策が、(1)『褒める』や『叱る』など、「解
釈、意見、評価などに基づく『コメント』」と、(2)「『純粋な
フィードバック』+『質問』」を区別して対話するというコミュニ
ケーションを身につけることです!

次に、『ファクト・ベイスト・フィードバック』セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/feedback.html などでも紹介している
事例を紹介しますので、この2つのアプローチの違いについて、ど
んなことを感じたり思ったりしたか、周囲の人と話し合ってみてく
ださい♪

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(1)「解釈、意見、評価などに基づく『コメント』」だけの例:

「もっとチーム・プレイヤーとして活躍してもらわないと困るんだ
よね。」


(2)「『純粋なフィードバック』+『質問』」を中心とした例:

「最初に、Mさんについて関係者から上がってきている声にどんな
ものがあるのか一部の情報をシェアさせていただいた上で、現状確
認をさせていただこうと思います。よろしいでしょうか?

……Mさんが所属されている研究開発部門からは、技術者として最
高の品質を追求しようとするあなたの姿勢について称賛の声が届い
ています。 CS(Customer Satisfaction 顧客満足)部門からは、
新製品の開発方針を定める段階で、お客様からの声をほとんど配慮
しようとしないのには不満だという声が届いています。 こういっ
た声が上がってきていることについて、Mさんご自身の認識との間
にズレはないかどうか教えていただければと思います。 こういっ
た評価を聞かれてみて、改めてどんなことを考えたり感じたりされ
ましたか?

……なるほど、Mさんはそのような考えをお持ちなのですね。 率
直な意見を聞かせていただいてありがとうございます。 今教えて
いただいた情報を踏まえつつ、今度は、会社の中期計画や各事業内
容に結び付けて人財育成を進めることが求められている私の立場か
らの見方について伝えさせてくださいね。(…コメント開始時の前
置き) 今、会社を取り巻く環境は○○のように変化してきていて、
会社としてはその変化に対して△△という対応をとること、研究開
発部門に所属されるみなさんには、□□といった形でCS部門と緊密
な関係を築き、チームとして協働で新製品開発に取り組んでいただ
くことを期待しています。(…コメント) ここまではご理解いた
だけましたか?

……では、◎◎ということを重視して仕事をしていきたいというM
さんの想いを、今お伝えした会社の方針と、どういった形ですり合
わせていくことが可能か、現場の状況について私よりも詳しいMさ
んの考えについて教えてください。(…コミュニケーション目的に
合った適切な質問) また、すべて対応可能かどうかは別なのです
が、マネジャーとしての私にできることや、人財育成担当部門に支
援を依頼したいことがあれば、是非教えてください。 可能な限り、
検討したいと思っています。

……わかりました。 是非、関係者と検討したいと思います。 それ
では今回の面談の内容を整理し、お互いの理解と面談後にとる行動
について確認しましょう。 ……以上です。他に何か私に伝えてお
きたいことなどありませんか? 無いようでしたら、今回の面談は
これで終了です。 お時間を割いていただき、ありがとうございま
した。」

[ 出典:『ファクト・ベイスト・フィードバック』セミナー資料 ]
------------------------------------------------------------

いかがでしょう?

良かれと思って、『褒める』とか『叱る』ということを試みても望
ましい成果が上がらないというのは、もしかしたら、『コメント』
だけを伝えているからかもしれませんね。

「『純粋なフィードバック』+『質問』」を用いたコミュニケーシ
ョンでは、『ウソをつかなくて済む!』&『自分の頭で考える部下
が育つ!』といったところが嬉しいポイントかもしれません。

「フィードバック面談『準備シート』」など、もっと詳しく学びた
いという方は、「現場・面談で主体的に学び合い、業績向上につな
げるコミュニケーション」としての

●『ファクト・ベイスト・フィードバック』セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/feedback.html

への参加も検討なさってみてください。
(次回は、【6月11日(木)】の開催です♪)

(後略)

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冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●弊社Facebookページ投稿記事(2015年6月2日投稿)
「ほめる、しかる」は、受け入れられない場合アリ。どうする?
 → http://ow.ly/NNC0D


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1

●6月27日(木)~28日(金)
 7月2日(土)~3日(日)
「フレームワーク質問力(総論)」セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html

●6月7日(日)
教養醸成の会
http://www.5w1h.co.jp/pl/CGG.html

●6月11日(木)
「ファクト・ベイスト・フィードバック」セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/feedback.html
心理抵抗を引き起こさせないために、フィードバックとコメントを
分けるとは?

●6月17日(水)【無料】
HCS懇談会(Human Capital Solution Round-Table)
https://www.5w1h.co.jp/hcs/form.html

●早割:6月21日(日)まで
合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」
http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html

●『担当制廃止 × 平日昼 × 銀座』に変わります!
7月7日(火)スタート
変化促進研究会
http://www.5w1h.co.jp/pl/CLV.html

●7月9日(木)~10日(金)
「コンフリクト・マネジメント入門」セミナー
http://www.5w1h.co.jp/pl/cm.html

●その他、今後のイベント一覧です。
http://www.5w1h.co.jp/event.html


P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
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 (バックナンバーもご覧いただけます♪)

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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/


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