━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/10/10(第675号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
10月に入り、急に涼しくなってきた感がありますが、ノーネク
タイに慣れてしまって、なかなかネクタイをする気になれませ
んね。
まあ、一応10月一杯はクールビズが許されるのでは?と勝手に
思っていますが...(笑)。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
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■□ 投資をしながら節税をする
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●今日は体育の日で休みでもあり、財務というよりも個人の投資
の話をします。
投資をしながら、節税もできてしまう商品(制度)があるのは
ご存知でしょうか?
意外と知らない人が多いようです。
●それは、個人型
確定拠出年金です。401kとかDCとか言わ
れますが、それであれば聞いたことある方も多いと思います。
これは、字のとおり拠出額が確定している年金です。
すなわち、掛金として拠出する金額は決まっていますが、年金
としていくらもらえるかは、運用次第で変わってくる、という
年金制度です。
●これには、
法人型と個人型があります。
法人型は、会社が制度として導入しなければ利用できませんが、
個人型は、個人が自由に選択して、加入することができます。
取扱いは、銀行、証券会社、保険会社などで行っています。
●では、どこが節税になるのかというと、制度利用の各段階に
おいて税制優遇措置が設けられているからです。
まず、拠出段階においては、その支払額全額が、所得控除する
ことができます。
たとえば、月2万円拠出すると、年間24万円が小規模企業共済
等掛金控除として、所得控除されます。
税率が
所得税10%だとすると、
住民税は一律10%ですので、合
わせて20%、24万円×20%=4.8万円/年 節税することができ
ます。
これが掛けている間続くわけですから、大きいですね。
所得が上がれば税率も上がりますので、さらに大きくなります。
●また、投資商品の運用益は
非課税となり、その分再投資に回す
ことになります。
さらには、将来受け取った時も、税制優遇があります。
一時金で受け取れば、
退職所得扱いで、
退職所得控除を引いた
のち、1/2課税になります。
年金で受け取った場合は、
雑所得となり公的年金控除を受ける
ことができます。
まさに、隠れた税制優遇商品ですね。
●この個人型
確定拠出年金、今までは、自営業者や
企業年金等に
加入していない方だけが、加入対象でした。
これが平成29年1月からは、
企業年金に加入している方や、公務
員、さらには専業主婦なども加入できるようになります。
言ってみれば、すべての人が対象になる、ということですね。
●ただし、掛金の限度額が次のように決まっています。
自営業者 年間81.6万円(月6.8万円)
企業年金がない方 年間27.6万円(月2.3万円)
企業年金がある方 年間14.4万円(月1.2万円)~24万円(月2万円)
専業主婦など 年間27.6万円(月2.3万円)
この範囲で、掛けることになります。
なお、対象は60歳未満です。
また、自営業者は、小規模企業共済(年間84万円まで)も併用す
ることができますので、両方やればかなりの節税になりますね。
なお、小規模企業共済の方は年齢制限はありません。
●ただし、デメリットもあります。
まず、原則60歳までは、途中引き出しができないこと。
銀行、証券会社等の手数料がかかること。
そして、投資ですから運用が不調であれば年金額が減ってしまう
こと、などがあります。
運用商品は、選択肢の中から自分で選ぶことができますから、
自己責任において、せっかくの税制優遇制度を活用してみてはい
かがでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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※本メルマガの解除はコチラ
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
週末は妻と山形に行ってきました。ラスクで全国的に有名になっ
たシベールさんの「シベールアリーナ」で、娘がオランダで師事
している先生のコンサートがあるということで、行ってきました。
4人のバイオリニストによるすばらしいコンサートでした。
残念ながら日帰りでしたが、行き帰り飲みながらで、結構疲れま
したね(笑)。
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税理士の北岡修一です。
10月に入り、急に涼しくなってきた感がありますが、ノーネク
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思っていますが...(笑)。
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の話をします。
投資をしながら、節税もできてしまう商品(制度)があるのは
ご存知でしょうか?
意外と知らない人が多いようです。
●それは、個人型確定拠出年金です。401kとかDCとか言わ
れますが、それであれば聞いたことある方も多いと思います。
これは、字のとおり拠出額が確定している年金です。
すなわち、掛金として拠出する金額は決まっていますが、年金
としていくらもらえるかは、運用次第で変わってくる、という
年金制度です。
●これには、法人型と個人型があります。
法人型は、会社が制度として導入しなければ利用できませんが、
個人型は、個人が自由に選択して、加入することができます。
取扱いは、銀行、証券会社、保険会社などで行っています。
●では、どこが節税になるのかというと、制度利用の各段階に
おいて税制優遇措置が設けられているからです。
まず、拠出段階においては、その支払額全額が、所得控除する
ことができます。
たとえば、月2万円拠出すると、年間24万円が小規模企業共済
等掛金控除として、所得控除されます。
税率が所得税10%だとすると、住民税は一律10%ですので、合
わせて20%、24万円×20%=4.8万円/年 節税することができ
ます。
これが掛けている間続くわけですから、大きいですね。
所得が上がれば税率も上がりますので、さらに大きくなります。
●また、投資商品の運用益は非課税となり、その分再投資に回す
ことになります。
さらには、将来受け取った時も、税制優遇があります。
一時金で受け取れば、退職所得扱いで、退職所得控除を引いた
のち、1/2課税になります。
年金で受け取った場合は、雑所得となり公的年金控除を受ける
ことができます。
まさに、隠れた税制優遇商品ですね。
●この個人型確定拠出年金、今までは、自営業者や企業年金等に
加入していない方だけが、加入対象でした。
これが平成29年1月からは、企業年金に加入している方や、公務
員、さらには専業主婦なども加入できるようになります。
言ってみれば、すべての人が対象になる、ということですね。
●ただし、掛金の限度額が次のように決まっています。
自営業者 年間81.6万円(月6.8万円)
企業年金がない方 年間27.6万円(月2.3万円)
企業年金がある方 年間14.4万円(月1.2万円)~24万円(月2万円)
専業主婦など 年間27.6万円(月2.3万円)
この範囲で、掛けることになります。
なお、対象は60歳未満です。
また、自営業者は、小規模企業共済(年間84万円まで)も併用す
ることができますので、両方やればかなりの節税になりますね。
なお、小規模企業共済の方は年齢制限はありません。
●ただし、デメリットもあります。
まず、原則60歳までは、途中引き出しができないこと。
銀行、証券会社等の手数料がかかること。
そして、投資ですから運用が不調であれば年金額が減ってしまう
こと、などがあります。
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◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
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中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
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【発行】東京メトロポリタン税理士法人
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【編集】税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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<編集後記>
週末は妻と山形に行ってきました。ラスクで全国的に有名になっ
たシベールさんの「シベールアリーナ」で、娘がオランダで師事
している先生のコンサートがあるということで、行ってきました。
4人のバイオリニストによるすばらしいコンサートでした。
残念ながら日帰りでしたが、行き帰り飲みながらで、結構疲れま
したね(笑)。