━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/02/13(第693号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
安倍首相、しっかりやってきてくれたようですね!
一安心というところでしょうか。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
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■□ 労働分配率と
経常利益率
■■
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●2月も中旬になってきて、12月
決算の会社の
決算が上がってき
ている時期ですね。
12月
決算というのは、3月
決算の次に多く、私ども事務所でも
昨今12月
決算がどんどん増えてきています。
12月
決算の申告期限である2月は、日数が少なく、また、1月
は正月休みや、他の税務イベントも多く、
会計事務所としては
あまり増えるのは歓迎したくない
決算月ですね(笑)。
●そんな
決算をたくさん見ていると、労働分配率と
経常利益とい
うのが最近気になります。
労働分配率は、ご存知のとおり付加価値(
粗利益)から人件費
にどのくらい分配しているか、という率です。
往々にして設備投資型の業種は、労働分配率は低く、労働集約
型の企業は高くなる傾向があります。
●この労働分配率が高くなり過ぎると、当然、利益は出にくくな
ります。
経常利益率は下がってしまいます。
利益率が低い会社を良く見てみると、労働分配率が高い会社が
多いですね。
人件費が高過ぎるのか、あるいは人件費は決して高くないが、
以前のような
粗利益(あるいは
粗利益率)が取れなくなってい
るのか、大きくはどちらかです。
●
経常利益率が高い会社は、様々な経営努力の結果そうなってい
るのは、もちろんですが、中には労働分配率がちょっと低過ぎ
るのではないかと、思う会社もありますね。
それはそれで、将来的には問題があるかも知れません。
●この労働分配率と
経常利益率は、よく推移を見ておくことが
大事です。毎年出して、推移を横に並べておくといいでしょう。
一般的な比率はありますが、自社に取ってどういうバランがい
いのか、を見つけ出していくことです。
目標とする
経常利益率を上げるために、労働分配率を低く抑え
過ぎてしまうというのは、問題がありますね。
逆もまたそうですが。
●労働分配率を適正にするというのは、全体だけでなく、各人の
給与水準やその他待遇なども十分であるか、という検討も必要
です。
そのような適正な労働分配率を取りながら、なおかつ高い経常
利益率を出せるようにしていくこと、やはりこれを目指したい
ですね。
●そのためには、何といっても
粗利益をしっかり取ることです。
特に一人当たり
粗利益、これを意識して、その目標数値を決め
て、目指していくことです。
長いデフレで、この数値が下がってきてしまっていないでしょ
うか?
是非、値決めを含め見直していって欲しいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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※本メルマガの解除はコチラ
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
来週は、弊社主催のビジネス交流会で「経営セミナー」を行い
ます。設立17年グループ経営で100億円を達成した経営者を
お招きして講演をしていただきます。経営はやはり社員の力を
いかに活かすか、それにかかってきますね。その意味で大変参
考になる講演だと思います。
ご興味のある方は是非、ご参加ください。参加費は破格?の
3,000円です。詳細&お申し込みは下記サイトから。
「会社成長の未来志向と仕組み」
講師:石田知義 氏(
株式会社アクロホールディングス創業者)
→
http://www.tmbc.co.jp/schedule/
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ている時期ですね。
12月決算というのは、3月決算の次に多く、私ども事務所でも
昨今12月決算がどんどん増えてきています。
12月決算の申告期限である2月は、日数が少なく、また、1月
は正月休みや、他の税務イベントも多く、会計事務所としては
あまり増えるのは歓迎したくない決算月ですね(笑)。
●そんな決算をたくさん見ていると、労働分配率と経常利益とい
うのが最近気になります。
労働分配率は、ご存知のとおり付加価値(粗利益)から人件費
にどのくらい分配しているか、という率です。
往々にして設備投資型の業種は、労働分配率は低く、労働集約
型の企業は高くなる傾向があります。
●この労働分配率が高くなり過ぎると、当然、利益は出にくくな
ります。経常利益率は下がってしまいます。
利益率が低い会社を良く見てみると、労働分配率が高い会社が
多いですね。
人件費が高過ぎるのか、あるいは人件費は決して高くないが、
以前のような粗利益(あるいは粗利益率)が取れなくなってい
るのか、大きくはどちらかです。
●経常利益率が高い会社は、様々な経営努力の結果そうなってい
るのは、もちろんですが、中には労働分配率がちょっと低過ぎ
るのではないかと、思う会社もありますね。
それはそれで、将来的には問題があるかも知れません。
●この労働分配率と経常利益率は、よく推移を見ておくことが
大事です。毎年出して、推移を横に並べておくといいでしょう。
一般的な比率はありますが、自社に取ってどういうバランがい
いのか、を見つけ出していくことです。
目標とする経常利益率を上げるために、労働分配率を低く抑え
過ぎてしまうというのは、問題がありますね。
逆もまたそうですが。
●労働分配率を適正にするというのは、全体だけでなく、各人の
給与水準やその他待遇なども十分であるか、という検討も必要
です。
そのような適正な労働分配率を取りながら、なおかつ高い経常
利益率を出せるようにしていくこと、やはりこれを目指したい
ですね。
●そのためには、何といっても粗利益をしっかり取ることです。
特に一人当たり粗利益、これを意識して、その目標数値を決め
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長いデフレで、この数値が下がってきてしまっていないでしょ
うか?
是非、値決めを含め見直していって欲しいと思います。
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【編集】税理士 北岡修一
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【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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<編集後記>
来週は、弊社主催のビジネス交流会で「経営セミナー」を行い
ます。設立17年グループ経営で100億円を達成した経営者を
お招きして講演をしていただきます。経営はやはり社員の力を
いかに活かすか、それにかかってきますね。その意味で大変参
考になる講演だと思います。
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3,000円です。詳細&お申し込みは下記サイトから。
「会社成長の未来志向と仕組み」
講師:石田知義 氏(株式会社アクロホールディングス創業者)
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