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成長する人は目標達成意欲がすごい!」

         ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

             (第439回)目標達成志向!<その2>

          =■「成長する人は目標達成意欲がすごい!」■=

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。コンピテンシーの重要項目である「顧客重視」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】成長する人は目標達成意欲がすごい!
【2】社員に作法を身に付けさせることが重要です!
【3】リストラは貴重な人財を失うだけ!
【4】何事も目標達成意欲を持って取り組むこと!
【5】編集後記

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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて目標達成志向について解説したいと思います。



【1】成長する人は目標達成意欲がすごい!

【はじめに】

いくら指導しても支援してもちっとも成長しない人がいる。一方、二言、三言アドバイスしただけなのに大きく成長する人もいる。

目標達成意欲が強いかどうかに掛かっているように思う。

【本文】

「勉強しなさい殺人」が時々起こる。成績が悪いのにゲームばかりしていたり、漫画ばかり見ている子供がいる。こんなことでは、どこを受験しても合格するはずもないと親は途方にくれる。

子供の将来が不安になり、つい強い口調で「勉強しなさい!」と叱る。子供は渋々机に向かうが集中できず、勉強に身が入らない。毎日のように「勉強しなさい」と叱られた子供はついに切れてしまい、親を殺してしまう悲しい事件だ。

目標が明確になるようにじっくり話し合ってはどうだろうか。例えば28歳のとき、どうなっていたいのかをイメージしてもらうように仕向けるのだ。

そのために今から何をどうすべきかを考えさせて、やる気のスイッチを入れさせれば、きっと自力で動き出すに違いない。目標達成意欲が一種の導火線となって、俄然やる気に点火してくれるのだ。



【2】社員に作法を身に付けさせることが重要です!

【はじめに】

当たり前のことを徹底してやるって結構難しい。だからだろうか、「凡事徹底」と書いて額縁に入れ、社内のあちこちに掲示している会社が多い。

だが、その会社の社員にはビジネスマナーすら徹底されていなかったのは残念だ。

【本文】

仕事柄いろいろな会社を訪問する機会が多い。きちんと話が通っている会社では「お待ち申し上げておりました。さあさ、こちらへ」と言って温かく迎えられる。一方、話が通っていない会社があって、思わず不愉快になることがあった。

「どちら様ですか?」。

丁寧に名乗ったつもりなのに

「どのようなご用件ですか?」とやけにしつっこい。

このような会社は「ホーレンソー」の目的や重要性すら理解されていないのだ。つまり、社内で「報告」、「連絡」、「相談」がなされていないからコミュニケーション不足に陥っていて社内の風通しが悪いわけだ。

破綻寸前の会社を20社以上も短期間に再建させてきた日本電産のN会長は、5Sのほかにもう一つのS、つまり「作法(ビジネスマナー)」、を重視しておられる。社員の作法ができていない会社はお客様に嫌われてしまうのだ。



【3】リストラは貴重な人財を失うだけ!

【はじめに】

経営不振に陥ると大手の会社はすぐにリストラに走る。組合との取決めもあって平等に希望退職を募るわけだが、できる社員や将来有望な若手から手を挙げる。

結局行くところのない社員が残るのだ。リストラは貴重な人財を失うだけではないか。

【本文】

治世とは苦しんでいる民を救うことではないのか。にもかかわらず現政権は苦しんでいる民を救う施策をとろうとしない。IR(統合型リゾート何とやら)法と称して「賭博法」を成立させたが、誰のための法律なのだろうか。

一方、アベは海外に遊びに行ってはお金をばら撒いて帰ってくる。ないはずの袖をありったけ振ってくるではないか。

大企業も経営が苦しくなると「ない袖は振れない」とばかりにリストラを断行する。できる社員や若手の有望株から辞めていき、行くところのない社員が残るから再建はより一層困難になるわけだ。

アイリスオーヤマのような会社は、「棚ボタ」で有能な人財を確保できるから大喜びだ。会社が傾く前に目的意識を持って経営革新を図るのが経営者のミッションのはずだ。生命力たくましいブラザー工業やグンゼから学ぶべき点は多いように思う。



【4】何事も目標達成意欲を持って取り組むこと!

【はじめに】

昨日まで普通にできていたのに今日になってうまくできなくなることがある。今日、うまくできないのに明日になるとなぜかうまくできるようになることがある。

私のへぼゴルフが正にそうだ。目標達成意欲を持って腐らずに練習することが大事だ。

【本文】

有能なアスリートも時としてスランプに陥ることがある。

このままいったらどこまで強くなるんだろうと思っていたあの宮里藍ちゃんが勝てなくなってから久しい。スランプが長く続き、ついに引退してしまった。

断っておくが、二流の選手が成績不振なのはスランプとは言わない。能力不足、あるいは努力不足と言うべきだと思う。

子供のころ、学業優秀で「末は博士か大臣か」と言われた人なのに、社会人になってからは極普通のサラリーマンで終わる場合が多いのが世の常だ。

早熟タイプの人もいれば大器晩成タイプの人もいよう。でも努力を惜しまず目的達成意欲を強く持ってやっていれば、明日はまた少し成長できるのではないかと思う。



【5】編集後記

「捨てる神あれば拾う神あり」と言うことわざがある。大企業は経営者の失態でリストラをやる。ま
ず最初に希望退職を募る。すると大概予定数をオーバーして応募者が殺到する。

仕事のできる人や若手の有望株が真っ先に手を上げるのだ。結局いくところのない人が残る。棚ボタで即戦力を採用できた会社の経営者は心の中で高笑いだ。



次回に続く
次回は、「目標達成志向3」を解説します。



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