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「問題ありません」と言う部門長は更迭すべき!

人事

一番問題なのは社長に報告を求められて「特に問題はありません」と言う部門長だ。

問題がないはずの職場がもっとも問題が多く、やがて大火になる恐れさえある。

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【本文】

■「問題ありません」と言う部門長は更迭すべき!■

月曜日の朝は、部門長にとってはあわただしい。

朝のミーティングで先週一週間の自部門で発生した問題と問題解決の進捗状況などを報告しなければならないからだ。

製造部門の部門長であるA氏は「特に問題ございません」が得意技だ。

「そんなことないだろう。問題がないのは、仕事をしていないと言うことではないのか」と皮肉を言われても「ハイ、特にございません」を繰り返す。

部門長A氏の下には課長が三人いるが、どの課長もA氏に似て問題意識が希薄だ。

問題には三つのパターンがある。

1.足元に転げていて、誰が見ても「直ぐに分かる問題」

2.少し隠れていて葉っぱをどかさないと分からないような「発見する問題」

3.掘り起こさないと見えてこないような「発掘する問題」

問題意識のない部門長は、ビジネスマナー欠乏症なのだから、更迭されてしかるべきだ。

        = コンピテンシー宣教師 =

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