【人間疎外】
組み立ての作業効率を追求するあまり、個々の作業を標準時間(ST)内で行うように仕向けた。
その結果従業員は人間疎外に陥り、成長するどころか次々辞めていった。
対策として作業の範囲を拡大したり、作業の中身を濃厚なものに改善することにした。
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【本文】
■単純作業の従業員を人間疎外から守るには!■
大量生産の現場では朝から晩まで部品を組みつけてはネジを締める作業を繰り返す。
これがベルトコンベアによる流れ作業だった。
ほかに仕事がない時代だったからみんな我慢して働いた。
高度成長時代になり、コンベアの仕事以外にも働き口が増えていった。
疎外感を感じた従業員は次々転職していった。
新しい従業員を募集しても思うように集まらなくなった。
作業の範囲を拡大してあげることを「エンラージメント」と言う。
作業の中身を濃厚にしてあげることを「エンリッチメント」と言う。
考えたり判断する仕事も注入されていれば人間は自己成長することもできるだろう。
日本では、今はさらに進化して独りで完成品まで組み立てる「セル生産方式」が主流になっている。
= コンピテンシー宣教師 =
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