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会社設立の一連の手続き

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  経営者・起業家ための社会保険・法律・税金の知識
    
  2007/02/28(第97号)
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◆このメルマガでは、社会保険や起業・退職に関係する法律、税金
などについて、独立開業志望者や週末起業家はどのような点に注意
すべきかという観点からご説明しています。

◆理解しやすくするために、各種制度の細部を省略していたり、あ
えて正式な用語を使わない場合がありますので、ご了承願います。
正確に知りたい場合は、市販の解説書などで確認してくださいね。

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■ 会社設立の一連の手続き ■
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●本日、22日にやった登記申請が無事完了しました。これで22日付
で私の会社が設立したことになり、法務省関係の手続きは終了です。
今回はざっと会社設立までの手続きを振り返ってみます。

●まず、最初は定款の作成からです。これは「新会社法対応」みた
いなことを書いてある薄い本を読み、それに出ているモデル例を大
体マネしました。

●「目的」の項だけは、当然モデル例はそのまま使えないので、自
分がやろうとする事業を中心に、将来やる可能性のある事業も含め、
かなり広く事業を羅列しました。

●あとは出資金額とか、発行可能株式数とか、決算期をどうするか
とかを決めるくらいで、定款の原案を作るだけなら、大体1時間ぐ
らいで作ってしまいました。

●その後、私の場合は法務局の会社登記相談窓口に行って、定款
チェックをしてもらいました。いくつかの修正を指摘され、家に持
ち帰って指摘を踏まえた修正をした後、公証役場に認証してもらい
に行きました。

定款3通分プリントアウトして実印を押し、セットもして認証に
必要な印紙も4万円買って完璧な状態で公証役場に行ったのですが、
ここでもまた、新会社法に対応していなかったり、1人会社にはそ
ぐわない部分があるとかで再度作り直すことになってしまいました。

●結局、公証人の方から一人会社用のモデル例をもらったのですが、
最初からそのとおりに作っておけば何の問題もなかったんですね。
ほとんど何も考えずにそのとおり修正しました。

公証役場でも事前に相談にのってくれるので、法務局だけでなく
実際に認証する公証役場にも相談すればよかったと反省です。本や
法務局の相談窓口よりも実際に認証する公証役場が一番確実です。

●修正後、公証役場に再度行って、何の問題もなく認証されました。
これで印紙代と認証手数料で9万円。公証人はとてもいいおじさん
で、「目的がきれいに書けていますね」と褒めてくれました。

定款の認証の後、自分の個人の銀行口座に資本金の額を入金しま
した。登記申請の際に「払い込みを証する書面」も提出するのです
が、その書面に通帳のコピーを添付しないといけません。

●私の場合、ネット銀行のジャパンネット銀行なので通帳がないの
ですが、銀行名や口座名義人、払い込んだ額や日付が明記されてい
れば、パソコン画面から印刷して提出すればOKとのことでした。

●併せて、会社の代表者印と会社印、銀行印をネットで購入。これ
登記申請書に会社の代表者印を押さないといけないので申請前に
買っておかなければいけません。

●で、次に先に法務局のホームページからダウンロードしておいた
登記申請書を記入例を参考に作成し、法務局にまた見てもらいに行
きました。

●で、やはり記入例にはちゃんと書いていなかったのですが、一人
会社だと必要のない書類があったり、いくつかの文言の訂正を指摘
されました。記入例も結構不親切。

登記申請書の別添で付ける「登記すべき事項」は、専用のOCR
用紙で提出したのですが、これはワードでOCR用紙のワクにうま
く収まるように余白や行間隔を調整するのにてこずりました。

●で、その後電話で若干の質問を法務局にした後、22日の大安吉日
登記申請しました。受付のおばさんはほとんどノーチェックで、
ただ受け取るのみでした。若干不安。書類にモレがないかぐらい、
ちゃんとチェックしてよ!登録免許税の印紙代15万円。高い!

●で、今回設立手続きは無事完了。あとは、銀行口座を開設するこ
とと、税務署関係の手続きするくらいでしょうか。いろいろ知るこ
とができて意外と楽しかったです。

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■ 会社に勤めながらリスクなくビジネスをはじめるには ■
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いきなり独立するというのはリスクが高いです。
ですので、会社に勤めたまま起業してしまいましょう。
週末起業フォーラムには私も加入していますが、世界が広がります。
特別な才能とかなくても、きちんと鉄則を押さえれば、誰でも起業
することが可能なんですね。

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■ 編集後記 ■
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このメルマガが2005年2月27日創刊で、ちょうど丸2年ですね。会
社も設立できて、ひと区切りという感じです。

今は最新号のみ公開にしております。創刊当時からいろいろ法律や
税制も変わっており、過去の記事がそのまま使えないというのもあ
りますし、この編集後記の内容がカッコ悪くていつまでも公開した
くないというのもバックナンバー非公開の理由です。

で、創刊当時の発行部数は400部ぐらいで、当時の内容を読んでい
る人もほとんどいないということもあり、もう一度再構成しながら、
再スタートしたいと思います。

通巻ナンバーも、100号目前の97号ですが、リセットします!
ちょっと惜しいかも…。まあいいや、誰も気にしていないし。

ということで、このメルマガは、次号から再スタートします。社会
保険や税金のことなどを1からご説明していきます。

とか何とか言って、単なる「テヌキ」? と…とんでもない!

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