■Vol.210/2007-5-7号:毎週月曜日配信
□□■――――――――――――――――――――――――――――――――
■■■ Weekly Report/1分間レポート
□□■
■■■ 【 H19.4月からの年金改正について 】
□□■ 週刊(毎週月曜日発行)
■■■
http://www.c3-co.com/
□□■――――――――――――――――――――――――――――――――
税制改正で、専業主婦の
配偶者控除が減額されるなど、専業主婦への優
遇措置が無くなる傾向にありますが、H19.4月の年金改正は、一段と厳し
い内容になっているようです。
これは、老齢者についても同様で、とにかく働かざるもの食うべからず!
になってきているようです。
それだけ、国のゆとりがなくなってきているのでしょう。
そのうち、「
健康保険の体重加算」などされないと良いのですが・・・
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☆☆☆ H19.4月からの年金改正について ☆☆☆
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
4月から改正された公的年金制度のポイントについてお知らせします。
===================================================================
1.
年金分割制度スタート
===================================================================
平成19年4月1日以降の
離婚が対象です。
離婚日の翌日から原則2年以内に請求を行えば、
婚姻期間中の
厚生年金や
共済年金を夫婦間の合意により最大で2分の1に分割できるようになりま
した。
話し合いで合意できなければ、裁判で分割の割合を決めることになります。
ただし、分割されるのは全額が対象ではないので注意が必要です。
===================================================================
2.
厚生年金の70歳までの繰り下げ
===================================================================
本来65歳から支給される
老齢厚生年金の受給開始を、66歳~70歳に繰り下
げできるようになりました。繰下げ1カ月ごとに
老齢厚生年金が0.7%増額
(年換算で8.4%増)されます。
70歳まで繰り下げた場合、本来の65歳から受給し始めた場合と受給総額が同
じになるのは、82歳頃となります。この年齢を超えて生きれば、繰り下げた
ほうが受給総額は多くなります。
===================================================================
3.
在職老齢年金の適用範囲拡大
===================================================================
60歳過ぎの会社員が
老齢厚生年金を受け取る際、
賃金に応じて年金受給が減
る
在職老齢年金の対象が拡大されました。
平成19年4月1日以降に70歳になる人が対象で、月収と年金月額との合計が
48万円を超えた場合、超過額の半額が減額されます。
ただし、
基礎年金部分に関しては減額されません。
===================================================================
4.
遺族厚生年金の縮小
===================================================================
夫を亡くした妻が受け取ることができる
遺族厚生年金の給付対象が縮小され
ました。
「子供がいない30歳未満の妻」は、
受給期間が5年間で打ち切られます。
また、夫の死亡時に子供がいない妻などが、「35歳以上」だった場合に受け
取ることができる「
中高齢寡婦加算」は、対象年齢が「夫の死亡時に40歳以
上」に引き上げられました。
(北角)
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
info@c3-c.jp
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C Cubeでは、税務、
会計だけでは解決しないさまざまのことを、
「人」の問題として考えています。
何か足らないとお思いの方は、弊社のホームページにヒントがある
かもしれません。
ホームページはこちら ⇒
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税制改正で、専業主婦の配偶者控除が減額されるなど、専業主婦への優
遇措置が無くなる傾向にありますが、H19.4月の年金改正は、一段と厳し
い内容になっているようです。
これは、老齢者についても同様で、とにかく働かざるもの食うべからず!
になってきているようです。
それだけ、国のゆとりがなくなってきているのでしょう。
そのうち、「健康保険の体重加算」などされないと良いのですが・・・
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1. 年金分割制度スタート
===================================================================
平成19年4月1日以降の離婚が対象です。
離婚日の翌日から原則2年以内に請求を行えば、婚姻期間中の厚生年金や
共済年金を夫婦間の合意により最大で2分の1に分割できるようになりま
した。
話し合いで合意できなければ、裁判で分割の割合を決めることになります。
ただし、分割されるのは全額が対象ではないので注意が必要です。
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2.厚生年金の70歳までの繰り下げ
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本来65歳から支給される老齢厚生年金の受給開始を、66歳~70歳に繰り下
げできるようになりました。繰下げ1カ月ごとに老齢厚生年金が0.7%増額
(年換算で8.4%増)されます。
70歳まで繰り下げた場合、本来の65歳から受給し始めた場合と受給総額が同
じになるのは、82歳頃となります。この年齢を超えて生きれば、繰り下げた
ほうが受給総額は多くなります。
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3.在職老齢年金の適用範囲拡大
===================================================================
60歳過ぎの会社員が老齢厚生年金を受け取る際、賃金に応じて年金受給が減
る在職老齢年金の対象が拡大されました。
平成19年4月1日以降に70歳になる人が対象で、月収と年金月額との合計が
48万円を超えた場合、超過額の半額が減額されます。
ただし、基礎年金部分に関しては減額されません。
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4.遺族厚生年金の縮小
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夫を亡くした妻が受け取ることができる遺族厚生年金の給付対象が縮小され
ました。
「子供がいない30歳未満の妻」は、受給期間が5年間で打ち切られます。
また、夫の死亡時に子供がいない妻などが、「35歳以上」だった場合に受け
取ることができる「中高齢寡婦加算」は、対象年齢が「夫の死亡時に40歳以
上」に引き上げられました。
(北角)
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