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<第258回>女性の必需品サプリ市場をを開拓したファンケル

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    シリーズ「マーケティング活動に威力を発揮するコンピテンシー!」

   <第258回>[(第21話)女性の必需品サプリメント市場を開拓したファンケル!]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「マーケティング
活動に威力を発揮するコンピテンシー!」と題して様々な角度から鋭く分析した
良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経
営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思いま
す。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「女性の必需品サプリメント市場を開拓したファンケル!」
1.ファンケルとは!
2.42歳での再挑戦!
3.「不」への挑戦、アンプル入り化粧品がヒット!
4.女性の必需品、サプリメントがヒット!
5.常識を変えるマーケティング!
【3】今日のポイント
【4】編集後記

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ファンケルの池森堅二名誉会長は波乱万丈の人生を送ってきました。

37歳で脱サラし、コンビニの運営会社を設立しましたがあえなく倒産し2,400
万円の借金を抱えたのです。

兄のクリーニング店で働きながら再起を期しました。白衣姿で高層住宅を回っ
て洗濯物を集め、配達するやり方を考え出し、これが当たりました。2年半で借
金を完済、42歳で一発大逆転を果たしたのが現在のファンケルという会社なの
です。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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業界にどっぷり漬かっている人は、常識に埋没して新しいことが見えない。

                           池森堅二

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【2】メルマガ本論

[(第20話)女性の必需品サプリメント市場を開拓したファンケル!]

1.ファンケルとは!

池森堅二名誉会長が1991年に操業した会社です。

本社は横浜市中区にあります。資本金は108億円、直近の連結売上げ高は1千億
円強で営業利益は84億円、社員数は700名です。

社員全体の63%が途中入社というのも特徴の一つです。「常識を破るのは異業種
からの参入者」という強い信念を持っている会社です。

売上げが伸びている割には利益は伸びていませんが、リーズナブルな価格で販
売していること、研究開発費に大きく投資していること、東南アジアなどへも出
店攻勢をかけていることが影響しているのでしょうか。



2.42歳での再挑戦!

借金を完済し、池森名誉会長は42歳で再び起業を決意しました。

参入したのは寡占化が進んでいる化粧品業界。化粧品には防腐剤その他の添加物
が混入されていて、肌が黒くなるなどのアレルギー被害が社会問題になっていま
したが大手化粧品メーカーは、因果関係はないと突っぱねていました。

池森名誉会長の奥さんも当時肌が黒くなる障害に悩まされていました。それがき
っかけで添加物を一切混ぜない化粧品を開発し、アンプル入りで販売し始めまし
た。アンプル入り化粧品ということで物笑いのネタにされました。化粧品は豪華
な容器に入れ、豪華な化粧箱にいれて売るのが常識だったからです。しかし、他
人の批判をよそに大ヒットしました。

その後サプリメント事業に参入したのですがこれがブームとなり1999年には東証
一部上場を果たし、現在220店舗を展開、東南アジアにも出店を加速しています。



3.「不」への挑戦、アンプル入り化粧品がヒット!

寡占化された業界に参入するのは容易なことではありません。しかし、やり方次
第では成功するのです。

前回紹介した花王の「健康エコナマヨネーズ」ですが、マヨネーズはキューピー
が7割近いシェア、味の素が2割、その他1割という寡占化された市場でした。
マヨネーズをたくさん食べてもコレステロールが溜まらないという花王の商品は
2倍以上の価格で発売したにもかかわらず中高年の支持を集めました。

ヘルシア緑茶も同様です。茶飲料は伊藤園が4割のシェア、アサヒ、コカコーラ、
サントリーなどメジャー企業が熾烈な競争を展開している業界ですが、体脂肪を
減らすヘルシア緑茶は2倍の価格でもヒットしました。

アンプル入りの無添加化粧品やサプリメントも全て「不」への挑戦での成功例で
す。



4.女性の必需品、サプリメントがヒット!

カンブリア宮殿の番組の中で参加していたOL100人へのサプリメントを飲むか
という質問に対して、「毎日飲む・・・36人」、「たまに飲む・・・35人」、「飲ま
ない・・・29人」という結果でした。実に70%以上のOLが愛用しているのです。

「ダイエットで食事を制限する、結果栄養不足が心配だ」という世相を反映した
栄養補助剤サプリメントは今や女性の必需品になっているのです。

元々なかった市場を切り開くためには「不」への挑戦がなければできないという
わけです。



5.常識を変えるマーケティング!

一つの事業は永遠ではないから第二創業が必要なのです。

そのためには常識を変えてビジネスにすることが絶対に必要です。

業界を変えるのは異業種からの参入者です。ファンケルでは全社員の63%が中途
採用者です。前の会社でくすぶっていた人もいます。浮き上がっていた人もいる
でしょう。しかし、寄せ集めの人材がピラニア軍団となり目的や価値観を共有し
たときは爆発的なエネルギーを発揮するのです。そして常識を変えるマーケティ
ングを展開していくのです。

コンピテンシーは「仕事のできる人の行動特性」です。できるのに活躍の場が得
られなかったピラニアが「仕事のできる人の集団」になるから強いのです。

(今回の参考資料:テレビ東京カンブリア宮殿 2007年5月21日放送、他)



【3】今日のまとめ

1.寡占化された業界は参入の余地がないということではないこと。「不」へ挑
  戦すれば新しい市場が開拓できる可能性があること。

2.その業界にどっぷり漬かっている人は、常識に埋没して新しいことが見えに
  くいこと。

3.常識を変えるのは異業種からの参入者であること。

4.中途採用者こそが人材(人財)の宝庫であること。

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



【4】編集後記

池森名誉会長は日清食品の創業者である故安藤百福翁とダブって見えます。

安藤百福翁も信金を破綻させてしまった経営者でしたが、全く異なる業界、しか
も当時世の中になかったカップめんを考案し、チキンラーメンを大ヒットさせました。

これも「不」への挑戦でした。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=


次回に続く



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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/

(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから http://www.ss-net.com

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