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「今改めてコンピテンシーとは何か」をレビューする

  ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

         <<コンピテンシーをレビューする!>>

    ==■<第194回>「今改めてコンピテンシーとは何か!」■==


===================================

人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。

コンピテンシーをレビューする!」と題して基礎から分かりやすく解説
していきます。

コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。

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<今回のメニュー>
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【1】コンピテンシーとは!
【2】育てば人財、育たなければただの人材!
【3】仕事の成果の公式を理解しよう!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記

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世界同時不況の嵐が吹き荒れ始めた。業界を問わず不況感が一層増してい
る。失業率も上昇に転じた。わが世の春を謳歌していた外資系金融機関の
ビジネスマンも失業する人は増えている。

就職戦線は売り手市場で複数の内定を得ている学生人も多い。しかし内定
を取り消す企業は増える可能性が高い。考えたくないが再び就職氷河期が
訪れるかもしれない。

一旦職を失えば仕事のできない人にとって再就職は困難を極める。ゼロか
コンピテンシーをレビューするのは仕事のできる人になるためにコンピ
テンシーをブラッシュアップして欲しいと考えたからだ。



【1】コンピテンシーとは!

コンピテンシートは心理学上「高業績者の成果達成に見られる行動特性」
であると言われている。保有能力ではなく「行動として現れた能力」なの
だ。

保有能力は高そうなのにちっとも成果に貢献しない人は多い。一方保有能
力はそれほど高くないのにそこそこ成果に貢献する人もいる。その差は何
かを考えてみて欲しい。

自分が今担当している仕事の「成果物、アウトプットは何か」と自問して
みて欲しい。そして紙に書いて見ることだ。同様に「人に負けない成果物、
アウトプットを出しているか」と自問し、出していると自負できるものを
紙に書き出してみて欲しい。

自信を持って紙に書き出せただろうか。

実はコンピテンシーを磨いて行動力を発揮すれば90~100%の確率で成果に
貢献できるのだということを申し上げたい。



【2】育てば人財、育たなければただの人材!

これまで多くの会社は人材育成に投資してきたが高度成長時代に比べれば
投資比率は減少しているそうだ。つまり会社として教育にあまりお金を使
いたくないのが本音なのだ。

以前多かった人材育成の施策といえば、OJT(仕事に則した教育訓練)、
Off JT(仕事を離れての研修)、TQM(全社的品質管理活動)、小集団活
動(QCサークル活動)などが多かった。しかしこれらが人材の人財化へど
の程度貢献したかといえば不十分といわざるを得ない。

私が推奨するコンピテンシーを導入し、社員一人ひとりの行動特性を改革
すれば話は違ってくる。行動特性が変るから結果が変るのだ。社員がコン
ピテンシーを磨いて行動の中に採り入れることにより社員は自己変革でき、
会社にとっても業績向上というプラス効果が得られるのである。



【3】仕事の成果の公式を理解しよう!

成果の公式は次のようになる。

** 保有能力×行動力×合致計数=成果 **

保有能力には二つある。一つは専門知識やスキルなどを中心とした知能指
数でIQ(Intelligence Quotient)と呼んでおり、二つ目は心の知能指数
でEQ(Emotional Quotient)と呼んでいる。どちらもコンピテンシー
して重要だが成果への貢献度合いはEQが75%以上占めていることだ。

これまで企業における教育訓練といえばIQ中心であり、EQはあまり重
要視されてこなかったことが問題である。いずれにせよ、IQとEQを行
動の中に織り込まなければ成果はゼロということだ。

つまり発揮する能力はコンピテンシーを織り込んだ行動力がカギを握るの
である。

合致計数とは企業の経営戦略、経営方針や指導方針にどの程度合致した行
動になっているかという意味だ。会社のベクトルに行動の方向が合ってい
なければ成果はマイナスになることもあるということだ。

学歴はないよりあったほうがいいし専門知識はないよりあったほうがいい
に決まっている。しかし学力が高くとも、あるいは専門知識に長けていて
も成果に貢献できなければ宝の持ち腐れになってしまうということだ。



【4】今日のまとめ

1.コンピテンシーとは「仕事のできる人の行動特性」であること。

2.保有能力にはIQとEQがあり、成果への貢献度はEQがはるかに大
  きいこと。

3.コンピテンシーを磨いて行動の中に取り入れなければ成果はゼロであ
  ること。

4.合致計数とは会社の戦略や方針に行動のベクトルがどの程度合致する
  かという計数であり、ベクトルが合っていなければ成果はマイナスに
  もなりえること。



【5】編集後記

日本電産の永守重信社長は「当社では毎年300~400人の学生を採用するが、
一度も学科試験をやったことがない。試験の結果が仕事をできるかどうか
とはまったく関係がないからだ」と言われていたのが印象深い。

必要に迫られればIQは独学でも学べるがEQは心の知能指数だけに、意
識して磨かなければならない点が厄介なのである。




次回に続く


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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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