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コンピテンシーをレビューする!(その2:行動力)

    ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

        <第206回>コンピテンシーをレビューする!

      ==■「自分流の定義付けと行動基準を作ろう!!」■==
            (その2:行動力)

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。

コンピテンシーをレビューする!」と題して基礎から分かりやすく解説
していきます。

コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。

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<今回のメニュー>
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【1】「行動力」の自分流の定義付け
【2】「行動力」の自分流の行動基準!
【3】行動のスイッチをオンにするために!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記

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「設備は自動化、人は自働化」。企業活動の中で生産性の向上を図ること
はコンペティターに勝つためにも絶対に必要なことだ。

せっかく最新鋭の設備を導入しても設備が自動的に加工している間、オペ
レーターが腕組みをしてじっと監視している光景をよく見かけるが全くの
ムダだ。

いちいち「次はこれをやってくれ」と指示をしなければ動かない社員も多
いことだろう。人の自働化が進んでいない会社では指示待ちだから自主的
には動かない。

「先生、指示したら動いてくれるならありがたいですよ。ウチの会社では
指示したって動かない社員はたくさんいますから」とある社長から反論さ
れたことがあった。

「保有能力×行動力×合致計数=成果」の公式からも分かるように「行動
力」は大切なコンピテンシーだ。



【1】「行動力」の自分流の定義付け

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできな
い」。腹いっぱいの人にいくらご馳走を並べても少し箸を付けただけで
「ご馳走様」になってしまうのと似ているだろう。

しかし空腹の人にご馳走を出せば猛烈な勢いで「食べる」という行動が起
こる。つまり空腹は行動に対する「動因」であり、ご馳走は食べるという
行動を引き起こす「誘因」と言うことができる。

人が抱いている欲求(この場合は空腹)をまず正しく見極め、適切な誘因
(この場合はご馳走)を提供すれば、やる気(この場合早く食べたいとい
う気持ち)が高まり、仕事の遂行(この場合食べる)という行動がなされ
る。食事は空腹が満たされ、成果の公式が一区切り完了することになる。

では「行動力」や「行動志向」の自分流の定義付けはどんな風に考えれば
いいだろうか。

(1)多少不満や疑義があってもまずはやってみる

行動力の弱い人はいつまで経っても空腹にならない。空腹にならないとは
「目標が見えない」、「これをやる意味が見えない」、「やりがいが得ら
れない」などと置き換えられる。行動力が弱い人はやらない理由を見つけ
たがる。そうならないように定義付けは「目標、意味、やりがいが多少ぼ
やけていてもまずはやってみる」とすることは意義があるのではないか。

(2)優先度の高い順にやる

行動力の弱い人は時間がないことを理由に挙げたがる。急ぎでしかも重要
な仕事、急ぎだがあまり重要でない仕事、急がないが重要な仕事、急ぎで
もなく重要でもない仕事というように仕事はそれぞれ重要度や優先度が異
なるものだ。重要度や優先度は上司とのすり合わせも必要になるだろう。
そこで定義付けは「優先度の高い順にやる」とすることも意義がある。



【2】「行動力」の自分流の行動基準!

「多少不満や疑義があってもまずはやってみる」と定義付けした人の行動
基準はどうなるだろうか。「6分(ぶ)以上の理があれば即座に行動に移
し、やりながら軌道修正する」あるいは「不満や疑義の解消を模索しなが
らとりあえず行動に移す」というのはどうだろうか。「案ずるより生むが
易し」に終わることは結構多いものだ。

「優先度の高い順にやる」と定義付けした人の行動基準はどうなるだろう
か。「上司とすり合わせて抱えている仕事に優先順位をつけ、優先順位の
高いものからやり遂げていく」というのはどうだろうか。その場合、進捗
状況を逐一報告しながらアドバイスを受ける余地は残しておくほうがいい。



【3】行動のスイッチをオンにするために!

行動力ある人とない人とでは何が違うのだろうか。よく「やる気」とか
モチベーション」というキーワードが使われる。

子供に勉強しなさいと言っても子供は勉強するとは限らない。あまり執拗
に言い過ぎると「“勉強しなさい”殺人事件」に至ることさえある。

都内屈指の人気校である品川女学院の漆柴穂子校長は「子供が変わるとき
って三つあるんですよ。一つ目は自分の中に目標ができたとき、二つ目は
やったことがうまくいってこれが好きだと気付いたとき、三つ目はみんな
のためにやるときです」と言っていた。

ビジネスマンにも全く当てはまる。行動のスイッチがオンになる条件は
「目標の明確化」、「自分の仕事が好き」、「認められる」、「会社のた
め、お客のため」などである。このようなスイッチオンの環境を自ら作る
姿勢が求められよう。なぜなら会社や上司がそのような環境を作ってくれ
るのを待つのでは寂しいからだ。



【4】今日のまとめ

1.「設備は自動化、人は自働化」であること。自動マシンを監視してい
  る行為は全くのムダであること。

2.馬を水辺に連れて行くことはできても水を飲ませることはできないこ
  と。動因、誘因の理論はこれで説明が付くこと。

3.「多少不満や疑義があってもまずはやってみる」という見切り発車は
  決して悪いことではないことこと。

4.優先度の高いものからやること。その結果優先度が低く、急ぎでない
  仕事が積み残されることは許されてしかるべきこと。あらかじめ上司
  と調整することも忘れないこと。


【5】編集後記

「直ぐやる。オレがやる。みんなでやる」といったキャッチコピーはどう
だろうか。率先垂範する人が現れてほしい。そしてリーダーシップを発揮
してみんなでやる風土を作り出して欲しい。

サントリーのような風土、ユニチャームのような風土はトップが中心とな
って生み出している。「殿様火の用心、足軽火の用心」にならないことだ。



次回に続く

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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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