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シリーズ「組織力強化と
コンピテンシー!」
<第281回>[(第13話)「現場力なる
コンピテンシーが強い組織を作る!]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「組織力とコンピ
テンシー!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきます。中
小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきた
いと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「現場力なる
コンピテンシーが強い組織を作る!」
1.社長業“渡り鳥”の樋口泰行氏の人間哲学!
2.惜しまれながらダイエーを去る!
3.現場力は指示命令では強くなれない!
4.対話と行動力で現場の心を掴め!
5.現場が全てを教え、全てを解決してくれる!
【3】今日のポイント
【4】編集後記
===========================
平成20年4月1日、マイクロソフト日本
法人の社長に就任したのがダイエーを
去った樋口泰行氏、その人であった。社長業を渡り歩いてきた樋口氏の次なるス
テージは古巣であるIT業界だ。
林文子氏が会長、樋口氏が社長。両者とも異色ではあった。ダイエーの社長に就
任してたったの1年半。樋口氏の退任を惜しむ声は現場から上がった。せっかく
現場力が芽生え始めた矢先だった。現場力こそが組織力を強くするのである。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
大切なのはマイクロソフトの製品やサービスを担いでくれる現場の人たちだ。わ
れわれは現場に支援される会社になる。
樋口泰行
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第13話)現場力なる
コンピテンシーが強い組織を作る!]
1.社長業“渡り鳥”の樋口泰行氏の人間哲学!
樋口泰行氏の経歴は次のようになる。
神戸市生まれ、51歳。大阪大学工学部卒業後松下電器に入社。その間ハーバー
ド大学に留学しMBAを取得する。ボストンコンサルティング、旧コンバットコ
ンピューターなどを経て日本ヒューレットパッカード社長、2005年ダイエー社長、
そして2007年マイクロソフト日本
法人COOに就任、そして今回社長兼務となっ
た。
なぜこれほどまで社長業を渡り歩くことができるのか。それは決して偶然ではな
い。現場の人たちから惜しまれながらダイエーを去った経緯を見ればそれが分か
る。
2.惜しまれながらダイエーを去る!
ダイエーの社員にとって、樋口氏は「流通業のことは何も知らないコンサルタン
ト上がりの外資系IT企業の社長」。そんなイメージだった。つまりはど素人の
外様だったのである。
樋口氏にとって流通業は確かに未知の世界だったが、流通の現場へ躊躇すること
なく入り込んでいった。例えばダイエー社長に就任した週の土曜日、全260店舗
以上の店長に片っ端から電話を掛けまくった。
当時のダイエーは、社長から電話が来るときは最初
秘書が掛けてよこし、電話に
出てから社長が出てくるのが慣わしだった。しかも社長からの電話といえば決ま
って叱られることばかりだった。
ところが樋口社長は違っていた。「新人の樋口です。これから改革を進めていく
ので現場も踏ん張って欲しい。何かあったら直ぐに電話をください」と。
その上店舗や取引先、惣菜の工場などに足を運び自分の目で確認し、なんでも質
問したという。閉店の店舗にも一人で
出向き、挨拶をし、労をねぎらったそうだ。
「この人は本気だ」。現場の空気からして変わった。
失意のうちにダイエーを去るとき退任を惜しむ声から現場から噴出したという。
改革するには1年半はあまりにも短すぎた。ダイエーには「もう少し一緒にやり
たかった」と涙を浮かべる人もたくさんいた。
3.現場力は指示命令では強くなれない!
現場に足を運ばず、大奥から指示命令を飛ばす経営トップは多い。そこには現場
とトップの意思の疎通は生まれない。指示命令だから現場は渋々従うがモチベー
ションは上がらない。だから結果は芳しくない。
このような会社は現場力が弱い。現場力が弱ければ組織力は当然弱い。組織力が
弱いから強い会社にはなれないという構図だ。
4.対話と行動力で現場の心を掴め!
現場の社員は何でも知っている。トップが現場回りをすれば問題点がよく分かる。
社長と話をした、聞いてもらえたというだけでも現場の空気がガラリと変る。
樋口氏は実は内気で人前で話すのが苦手なのだそうだ。だが柔らかな関西弁で人
見知りしながらも心を開いて相手に自分をさらけ出し、しかも情に厚い。ここに
人間としての魅力が醸し出される。
5.現場が全てを教え、全てを解決してくれる!
コンパック時代にこんなエピソードがあった。世界各地の現地
法人の幹部が集ま
る会議に当時の高柳社長に同行したときのことだった。20人ほどの幹部が売上
げや市場シェアなどについて議論を交わしていたところに樋口氏が口ばしを挟ん
で、「ここにいる人間は数字の議論ばかりで現場を分かってない。ユーザーに支
えられていることを忘れているのではないか」と。
当時の社長だった高柳氏は冷や汗をかいたが「それだけ現場で働く人を大切にし
ていた」と述懐されている。
樋口氏が現場から支持されるのは自分の考えを口にするだけではなく、自ら素早
く行動し、実践するからである。その姿勢を社員は見ている。だからみんな付い
てくるのだ。
現場が全てを教えてくれる。そして問題解決のヒントは現場にある。そして現場
の人たちを巻き込めば問題は大概解決できる。このことを経営者もビジネスマン
も心に刻む必要があるのではないか。
【3】今日のまとめ
1.トップが現場を回り、現場の人と対話することは意思の疎通向上に貢献する
こと。
2.社長と話した、社長が我々を見ていてくれると思うだけで現場のモチベーシ
ョンは大幅にアップすること。
3.トップは自分の考えを現場に伝えるだけでなく、自ら素早く行動し実践する
ことが大事であること。
4.現場から支持されれば現場力が高まるリ、組織力強化につながること。
6.現場が全てを教えてくれ、現場が全てを解決してくれること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
現場力を重視し、現場回りに精を出す経営トップは樋口氏だけではない。強い会
社、勝ち組といわれる会社の経営トップはみんな「現場大好き人間」である。
樋口氏率いるマイクロソフト日本
法人もきっと右肩上がりの会社に変身する日は
近いのではないか。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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彩愛コンサルピアのHPは、
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(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「組織力とコンピ
テンシー!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきます。中
小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいただきた
いと思います。
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【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「現場力なるコンピテンシーが強い組織を作る!」
1.社長業“渡り鳥”の樋口泰行氏の人間哲学!
2.惜しまれながらダイエーを去る!
3.現場力は指示命令では強くなれない!
4.対話と行動力で現場の心を掴め!
5.現場が全てを教え、全てを解決してくれる!
【3】今日のポイント
【4】編集後記
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平成20年4月1日、マイクロソフト日本法人の社長に就任したのがダイエーを
去った樋口泰行氏、その人であった。社長業を渡り歩いてきた樋口氏の次なるス
テージは古巣であるIT業界だ。
林文子氏が会長、樋口氏が社長。両者とも異色ではあった。ダイエーの社長に就
任してたったの1年半。樋口氏の退任を惜しむ声は現場から上がった。せっかく
現場力が芽生え始めた矢先だった。現場力こそが組織力を強くするのである。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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大切なのはマイクロソフトの製品やサービスを担いでくれる現場の人たちだ。わ
れわれは現場に支援される会社になる。
樋口泰行
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【2】メルマガ本論
[(第13話)現場力なるコンピテンシーが強い組織を作る!]
1.社長業“渡り鳥”の樋口泰行氏の人間哲学!
樋口泰行氏の経歴は次のようになる。
神戸市生まれ、51歳。大阪大学工学部卒業後松下電器に入社。その間ハーバー
ド大学に留学しMBAを取得する。ボストンコンサルティング、旧コンバットコ
ンピューターなどを経て日本ヒューレットパッカード社長、2005年ダイエー社長、
そして2007年マイクロソフト日本法人COOに就任、そして今回社長兼務となっ
た。
なぜこれほどまで社長業を渡り歩くことができるのか。それは決して偶然ではな
い。現場の人たちから惜しまれながらダイエーを去った経緯を見ればそれが分か
る。
2.惜しまれながらダイエーを去る!
ダイエーの社員にとって、樋口氏は「流通業のことは何も知らないコンサルタン
ト上がりの外資系IT企業の社長」。そんなイメージだった。つまりはど素人の
外様だったのである。
樋口氏にとって流通業は確かに未知の世界だったが、流通の現場へ躊躇すること
なく入り込んでいった。例えばダイエー社長に就任した週の土曜日、全260店舗
以上の店長に片っ端から電話を掛けまくった。
当時のダイエーは、社長から電話が来るときは最初秘書が掛けてよこし、電話に
出てから社長が出てくるのが慣わしだった。しかも社長からの電話といえば決ま
って叱られることばかりだった。
ところが樋口社長は違っていた。「新人の樋口です。これから改革を進めていく
ので現場も踏ん張って欲しい。何かあったら直ぐに電話をください」と。
その上店舗や取引先、惣菜の工場などに足を運び自分の目で確認し、なんでも質
問したという。閉店の店舗にも一人で出向き、挨拶をし、労をねぎらったそうだ。
「この人は本気だ」。現場の空気からして変わった。
失意のうちにダイエーを去るとき退任を惜しむ声から現場から噴出したという。
改革するには1年半はあまりにも短すぎた。ダイエーには「もう少し一緒にやり
たかった」と涙を浮かべる人もたくさんいた。
3.現場力は指示命令では強くなれない!
現場に足を運ばず、大奥から指示命令を飛ばす経営トップは多い。そこには現場
とトップの意思の疎通は生まれない。指示命令だから現場は渋々従うがモチベー
ションは上がらない。だから結果は芳しくない。
このような会社は現場力が弱い。現場力が弱ければ組織力は当然弱い。組織力が
弱いから強い会社にはなれないという構図だ。
4.対話と行動力で現場の心を掴め!
現場の社員は何でも知っている。トップが現場回りをすれば問題点がよく分かる。
社長と話をした、聞いてもらえたというだけでも現場の空気がガラリと変る。
樋口氏は実は内気で人前で話すのが苦手なのだそうだ。だが柔らかな関西弁で人
見知りしながらも心を開いて相手に自分をさらけ出し、しかも情に厚い。ここに
人間としての魅力が醸し出される。
5.現場が全てを教え、全てを解決してくれる!
コンパック時代にこんなエピソードがあった。世界各地の現地法人の幹部が集ま
る会議に当時の高柳社長に同行したときのことだった。20人ほどの幹部が売上
げや市場シェアなどについて議論を交わしていたところに樋口氏が口ばしを挟ん
で、「ここにいる人間は数字の議論ばかりで現場を分かってない。ユーザーに支
えられていることを忘れているのではないか」と。
当時の社長だった高柳氏は冷や汗をかいたが「それだけ現場で働く人を大切にし
ていた」と述懐されている。
樋口氏が現場から支持されるのは自分の考えを口にするだけではなく、自ら素早
く行動し、実践するからである。その姿勢を社員は見ている。だからみんな付い
てくるのだ。
現場が全てを教えてくれる。そして問題解決のヒントは現場にある。そして現場
の人たちを巻き込めば問題は大概解決できる。このことを経営者もビジネスマン
も心に刻む必要があるのではないか。
【3】今日のまとめ
1.トップが現場を回り、現場の人と対話することは意思の疎通向上に貢献する
こと。
2.社長と話した、社長が我々を見ていてくれると思うだけで現場のモチベーシ
ョンは大幅にアップすること。
3.トップは自分の考えを現場に伝えるだけでなく、自ら素早く行動し実践する
ことが大事であること。
4.現場から支持されれば現場力が高まるリ、組織力強化につながること。
6.現場が全てを教えてくれ、現場が全てを解決してくれること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
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【4】編集後記
現場力を重視し、現場回りに精を出す経営トップは樋口氏だけではない。強い会
社、勝ち組といわれる会社の経営トップはみんな「現場大好き人間」である。
樋口氏率いるマイクロソフト日本法人もきっと右肩上がりの会社に変身する日は
近いのではないか。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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