離職票（定年退職）

定年の場合は「定年による離職」が離職理由となります。
自己都合とは違います。

その社労士がなぜ自分が正しいと思っているのかは分かりませんが、
ご質問内容から判断すると社労士の手続きの方が間違っていると思われます。

まずは会社を通してその社労士に「定年による離職がなぜ自己都合で正しいのか？」をきちんと理由を答えてもらうと良いでしょう。
もしかしたら会社と社労士の意思疎通ができていない可能性もあります。

それでも社労士が認めないなら、ハローワークに相談してみてください。
（明らかに間違っているのですから、修正できないという事はないはずです）

ＣＮＪＳさん、はじめまして。

事業主がその雇用する労働者の定年（以下単に「定年」という。）の定めをする場合には、当該定年は、六十歳を下回ることができない。ただし、当該事業主が雇用する労働者のうち、高年齢者が従事することが困難であると認められる業務として厚生労働省令で定める業務に従事している労働者については、この限りでない。

単純に言うと、定年を定める場合は、６０歳を下回ることはできません。（高年齢者雇用安定法８条）

ここで言っている厚生労働省令で定める業務とは鉱業法第４条の坑内作業です。

社労士の先生は間違ってはいないと思います。

もしかしたら、就業規則事態が違法になっているのかもしれません。その点を踏まえて会社に話し、定年退職ではなく、会社都合に変更してもらうのが妥当だと思います。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/kourei2/index.html
改正高年齢者雇用安定法

平成１８年４月から、定年を６５歳未満としている事業所は、

１．６５歳定年に引き上げ
２．定年から６５歳までの継続雇用
３．定年の廃止

のいずれかを選択することになっています。

あいかわらず５５歳を定年とするなら、２の制度の下、５５歳以降も働き続けることを希望されなかったのでしょうか？

＞おぼろさん＆ＣＮＪＳさん

定年55歳だったのですね。
勘違いしていました。失礼しました。

仮に「55歳定年が違法だから」という理由だったとしても、
会社側の不備ですから自己都合処理はないと思います。
（というより、それが理由なら社労士がきちんと正すべき所でしょう）

場合によっては不当解雇と判断される可能性もあります。

本人に働く意志があった場合には確かに不当解雇にも触れそうですね。
働く意思を無視した会社都合処理にした方がいいという回答訂正させていただきます。。。

ARIESさん、気づかせて頂きありがとうございました。

ＣＮＪＳ様

横から失礼します。

いろいろ大変なご様子。心中お察し申し上げます。

他の回答者の方もおしっゃらているとおり、定年のさだめをする場合は、法令上60歳下回る事はできません。(高安法8条)

従いまして、55歳定年と言うこと事態が問題ではありますが、離職票の退職理由に異議がある場合は、職安に言ってその旨を伝えれば、職安が間に入り、離職理由補正願いを会社に提出させる等で、変更は可能です。

ただ一点確認したいのですが、退職にあたり、会社から退職届の類を提出する事を求められ、提出しましたでしょうか？

もしかして退職届けを提出してしまった場合は、離職理由を補正する事は困難になると思います。もし提出していないのであれば、職安出相談のうえ補正は可能かと思います。

ガチャック様
ご助言ありがとうございました。
助かりました。

> もしかして退職届けを提出してしまった場合は、離職理由を補正する事は困難になると思います。もし提出していないのであれば、職安出相談のうえ補正は可能かと思います。

実は、よくわからずに退職届に署名してしまったのですが、皆様のご助言を踏まえ雇用者側と連絡を取ったところ、先方も理解を示し、会社都合への変更処理をしてくれることになりそうで、家内も安心しておりました。
本当にいろいろありがとうございました。