相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

税務管理

税務経理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

賃貸物件の建物補強工事について

著者 Nataka さん

最終更新日:2011年04月20日 10:52

こんにちは。

弊社は、事務所兼店舗及び倉庫を別会社から借りて営業しております。その建物には弊社を含め、3店舗が入居しております。
 この度、専門の方に耐震について診断していただく機会がありました。その結果、弊社店舗の部分のみ、補強工事が必要とのことでした。(間口が一番広く、柱が少ないとの理由です)その他の店舗が使用している部分は細かく区切ってあるので、弊社使用部分を補強すれば大丈夫だろう、との事でした。
 この補強工事を行った場合、弊社使用部分なので、弊社宛てに請求がくる話で進んでいるようです。通常、補強工事等の類は建物の寿命が延びるので修繕費ではなく、固定資産の仕訳となると認識していたのですが、建物自体は弊社の所有ではなく、現在も「建物」としての資産はありません。
 こういうケースの場合、弊社では修繕費で計上してよろしいのでしょうか?
それとも、所有の建物でなくても、固定資産(建物)として計上するのでしょうか?

 早々にも工事が始まりそうで、工期も長くはかからないようです。出来れば、着工前に貸主である別会社と取決めておきたいと思います。

宜しくお願い申し上げます。

スポンサーリンク

Re: 賃貸物件の建物補強工事について

著者パルザーさん

2011年04月20日 11:51

Nataka さん こんにちは。

その補強工事の金額にもよりますが、金額的にも相当の金額であり、又資産の耐久性を増加させるものと思われますので、資本的支出の判断になると思われます。
科目は建物で、その耐用年数は賃借建物の耐用年数となります。


耐通 1-1-4 (賃借資産についての改良費の耐用年数)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/sonota/700525/01/01_01.htm


--------------------------

> こんにちは。
>
> 弊社は、事務所兼店舗及び倉庫を別会社から借りて営業しております。その建物には弊社を含め、3店舗が入居しております。
>  この度、専門の方に耐震について診断していただく機会がありました。その結果、弊社店舗の部分のみ、補強工事が必要とのことでした。(間口が一番広く、柱が少ないとの理由です)その他の店舗が使用している部分は細かく区切ってあるので、弊社使用部分を補強すれば大丈夫だろう、との事でした。
>  この補強工事を行った場合、弊社使用部分なので、弊社宛てに請求がくる話で進んでいるようです。通常、補強工事等の類は建物の寿命が延びるので修繕費ではなく、固定資産の仕訳となると認識していたのですが、建物自体は弊社の所有ではなく、現在も「建物」としての資産はありません。
>  こういうケースの場合、弊社では修繕費で計上してよろしいのでしょうか?
> それとも、所有の建物でなくても、固定資産(建物)として計上するのでしょうか?
>
>  早々にも工事が始まりそうで、工期も長くはかからないようです。出来れば、着工前に貸主である別会社と取決めておきたいと思います。
>
> 宜しくお願い申し上げます。

Re: 賃貸物件の建物補強工事について

著者Natakaさん

2011年04月20日 13:39

バルザー 様

早速のご返信ありがとうございます。

貸借物件でも建物減価償却の対象になるんですね・・・。
ちゅうと半端な知識で、お恥ずかしい限りです。

ところで、国税庁はじめ、いろいろと貸借物件の耐用年数をみてみましたが、「合理的に見積もった耐用年数」とありますが、これはどのように算出するのでしょうか?

基本の建物は木造モルタル造りです。そこに、店舗内に鉄骨の柱を入れて補強する予定です。耐用年数表で、建物-木造モルタル-店舗用としてみると耐用年数が20年でした。

やはり20年で償却するのでしょうか?
契約は自動更新ですが、20年いるかどうかは分かりません。
ちなみに工事費用は100万弱と聞いています



-----------------------------------------------

> Nataka さん こんにちは。
>
> その補強工事の金額にもよりますが、金額的にも相当の金額であり、又資産の耐久性を増加させるものと思われますので、資本的支出の判断になると思われます。
> 科目は建物で、その耐用年数は賃借建物の耐用年数となります。
>
>
> 耐通 1-1-4 (賃借資産についての改良費の耐用年数)
> http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/sonota/700525/01/01_01.htm
>
>

Re: 賃貸物件の建物補強工事について

著者パルザーさん

2011年04月20日 16:50

「合理的に見積もった耐用年数」といいますか、木造モルタルであればそのまま別表第一の適用でいいと思います。
事務所兼店舗及び倉庫 との事でしたが、御社のみでなく建物全体で 店舗か事務所かの判断をする事になります。
店舗であれば 20年、事務所とみれば 22年となります。

Re: 賃貸物件の建物補強工事について

著者Natakaさん

2011年04月20日 17:05

バルザー 様

なるほど。納得しました。
いつも分かりやすくご教授いただき、ありがとうございます。


----------------------------------------------------

> 「合理的に見積もった耐用年数」といいますか、木造モルタルであればそのまま別表第一の適用でいいと思います。
> 事務所兼店舗及び倉庫 との事でしたが、御社のみでなく建物全体で 店舗か事務所かの判断をする事になります。
> 店舗であれば 20年、事務所とみれば 22年となります。

1~5
(5件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP