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立替金の仕分けについて。

著者 norinoriko さん

最終更新日:2011年08月23日 17:23

建設業の経理をしています。仕分けがあっているか教えてください。
当社A ゼネコンB 下請業者Cとします。
9/20計上で下請けCより100,00の請求書が来ました。
当社Aの支払いは10/20日払い
ゼネコンBから当社Aへの支払いは10/29です。この時に、作業車レンタル代50,000の相殺があります。下請けC社が使用した分になるので、10/20支払いの100,000の中からこの50,000を相殺します。

その時の仕分けの仕方がいまいちわからないのです。いつもは、ゼネコンから相殺があってから、下請けから相殺するやり方をしていたので立替金で処理をしていたのですが、今回は決算の関係もあってゼネコンの相殺よりも先に下請けから相殺したので、同じように立て替え金で処理してもいいものか悩みます。一応自分で仕分けした見たのは、

9/20  外注費/工事未払(買掛金)100,000

10/20 工事未払(買掛金)/現金 50,000
10/20 工事未払(買掛金)/立替金 50,000

10/29 立替金/○○(ここはわかっているのでいいです。)

っていう風にしました。これでも大丈夫でしょうか?
また、立替金で処理しない場合はどう処理すればいいのかどなた教えてください。お願い致します。

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Re: 立替金の仕分けについて。

norinoriko さん

こんにちは

9/20及び10/20の仕訳は質問記述から判断して正しいと判断します。この両日の仕訳は貴社A社と下請けC社との間に於ける取引仕訳であります。

しかし、ゼネコンのB社と貴社A社との間での取引の記述が見当たりません。
多分、ゼネコンB社から貴社への請求がいつあったのかの記述モレと判断します。

ゼネコンB社から貴社A社への請求のあった日に
 立替金 50,000 / 工事未払金 50,000
ゼネコンB社への貴社A社の支払日に
 工事未払金 50,000 / 現金 50,000
の仕訳が立つと考えられます。

混乱した原因は、会社間の取引が整理できていなかったからかと思います。

JV等参加しての経理は、参加企業の孫会社やブラック会社等出てくると思いますので、面倒でも、取引発生時に雑記帳にひとつひとつの会社を〇で記述して、取引の方向性を矢印で線をつなぎ、その線上に日付と金額、科目を記述すると分かりやすいと思います。

必ず双方向の矢印が発生し、その双方向の線上に書かれた金額も一致するはずです。

他1点、一番気をつけてほしいのは、売上の進行基準を今からでも明確にしておく必要があると思います。

Re: 立替金の仕分けについて。

著者norinorikoさん

2011年08月24日 09:53

>とここばさん

おはようございます。回答ありがとうございました。

> しかし、ゼネコンのB社と貴社A社との間での取引の記述が見当たりません。
> 多分、ゼネコンB社から貴社への請求がいつあったのかの記述モレと判断します。

10/29ゼネコンBからの支払日に

普通預金 50,000/工事未収金100,000
立替金  50,000

の伝票で処理してるのですが、おかしいですかね・・・。

簿記の資格は一応あるのですが、ずいぶんと前にとったのでなかなか要領がつかめなくて・・・
JV等参加しての経理とはなんでしょうか??ゼネコンから相殺される前に、下請けに相殺するのとかって本当はよくない事なんでしょうか・・・?

Re: 立替金の仕分けについて。

norinoriko さん

こんにちは

最初に「ゼネコンから相殺される前に、下請けに相殺するのとかって本当はよくない事なんでしょうか・・・?」についてお答えいたしますが、別に悪くはないです。良くある取引です。大事なことは「が」「の」「に」等を取引では明確に把握することだと思います。

さて、本論の10/29の仕訳ですが、金額は一致してますが判断する点は、「C社の相殺項の作業主体がB社」であることの確認と考えます。(金額だけではなんともいえませんので、この仕訳起票の証憑物(請求明細書)で確認されるか貴社のB社担当者にお尋ね頂くのが一番良いと思います。
たぶん、それらしいですね

次に「JV等参加しての経理」についてお話します。JVは字の如く、共同企業体で複数の会社がひとつの事業をひとつの企業体として発注元から請負って作業をしております。
それはひとつの会社のなかにある複数の事業所や複数の部課署から構成しているのと同じです。違いはその事業所のところに様々な会社が存在する点であります。
 そのJVの構成員も階層を持ち、筆頭として取りまとめる親が存在し、その事業を統括して管理しております。その活動の証憑としてJV会計があります。このJV会計の範囲は、構成員会社の会計全てを含むことはなく、その事業に限定した会計となります。丁度、事業別連結決算のようなものです。
従いまして、構成員会社と言えども、その事業に関係しない部分の会計は開示しません。
 つまり、JVに構成員として参加した場合、本来の会社経理とその事業に関したJV会計とが存在することになります。
会社から見ますと、JVは外部会社と見ると宜しいかと思います。

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