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退職者の債務返済

著者 でんきやさん さん

最終更新日:2011年09月25日 23:19

退職時に会社からの借入金を返済できないままで退職をした場合の社員への対応についてアドバイスを頂けますでしょうか?

社員が、自己都合で会社を退職する際に、会社からの借入金があり、退職金等で一部返済したものの、全額の返済ができなかった場合に、本人から退職前に念書をとり、Xヵ月後までに返済することを約束させたにもかかわらず、返済が滞ってしまったような場合、どのように対処するのが一番よいのでしょうか?

本人の両親等も、発生している債務は本人の自己責任と捉え積極的に関与せず、かつ、本人が退職後に定職につけず返済能力が実質的にないような場合には、会社はとりたてることは困難となってしまうのでしょうか?

とりうる手段として、例えば、社員の両親宛に会社からの正式な返済依頼の通知書(法的な手段もとらざるを得ないことなどを含む)を郵送するような対応をとることがよいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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Re: 退職者の債務返済

著者藤原司法書士事務所さん (専門家)

2011年09月26日 10:15

元社員の両親が御社から借り入れた借入金に対し、保証人または連帯債務者になっていない限り、元社員の両親に返済義務はなく、その両親に返済通知書を送ることは一歩間違えれば不法行為に該当し、逆に訴えられかねません。念書を取られているのであれば裁判上とても有力な証拠に当たるので(民訴228)訴訟等により債務名義強制執行力を認める文書)をとり本人の財産を差し押さえる等の手段しか、質問の文面のみでお答えしますが対応の次第はないかと思われます。

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