相談の広場
いつも便利に使わせていただいております。
特定預金取崩収入が出てくるといつも悩むのですが、正味財産増減計算書では、経常収益になるのでしょうか、経常外収益になるのでしょうか?ネットでほかのところを見てみると色々なので迷っています。
また、特定預金でも何かの引当金になっていると違うのでしょうか?(退職給与引当金とか)
もう一つ、退職給付費用とは、いわゆる退職した時の退職金と退職給付引当資産(引当預金)取得のための費用は同じと考えてよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
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間違っていたら、ゴメンナサイ。
公益法人の会計ですよね。
数十年も前の記憶しかありませんが、
収支計算書、貸借対照表、正味財産増減計算書の3種だった気がします。
借方 貸方
特定預金支出(収支計算書へ) 普通預金(貸借対照表へ)
特定預金繰入(貸借対照表へ) 特定預金引当金(貸借対照表へ)
特定預金(貸借対照表へ) 特定預金増加額(正味財産増減計算書へ)
(その逆は、)
普通預金 特定預金取り崩し収入
特定預金引当金 特定預金引当金取り崩し
特定預金減少額 特定預金
こんな仕訳をしたような記憶があります。
それからすると、「特定預金取崩収入」は収支計算書表示科目で、正味財産計算書表示科目は、「特定預金減少額」というような表示になっていたと思います。
正味財産増減計算書内では、収益ではなく期間中の財産の財産増減表示になるはずです。
特定預金そのものが目的を定めていないものであれば、経常収益の部でよいのでは?
退職給付費用=退職給付引当金繰入
らしいですよ。
> いつも便利に使わせていただいております。
>
> 特定預金取崩収入が出てくるといつも悩むのですが、正味財産増減計算書では、経常収益になるのでしょうか、経常外収益になるのでしょうか?ネットでほかのところを見てみると色々なので迷っています。
> また、特定預金でも何かの引当金になっていると違うのでしょうか?(退職給与引当金とか)
>
> もう一つ、退職給付費用とは、いわゆる退職した時の退職金と退職給付引当資産(引当預金)取得のための費用は同じと考えてよいのでしょうか?
> よろしくお願いします。
hitokoto2008さん
丁寧な仕分けをありがとうございます。
今の会社の公益法人会計ソフトは
退職給与引当金取崩収入を打ち込むと
正味・・・のほうは(1)経常収益になってます。
収支は投資活動の部でOKですね。
貸借対照表の固定資産=引当資産と固定負債=引当預金が減少する仕分けをすれば
よいのですよね。
もう少し研究、勉強してみます。
> 退職給付費用=退職給付引当金繰入
>
> らしいですよ。
では、実際に退職者がいたら
正味財産・・・の表示科目は
退職金の科目で支出して
退職給与引当資産を増やすときは
退職給付費用で支出するのですかね?
やはりここのソフトには
退職給付費用の科目が無いのです。
新たに設定しなくてはならないのでしょうね。
こんばんは。
二十数年前に買った「公益法人会計」の本が手元に残っており、開いてみましたが、やはり仕分けが一部違っていました(深謝)
誤 正
特定預金繰入(貸借対照表) → 特定預金繰入(正味財産減少項目)
手元本の設例通りに書くと、
1.退職給与引当金500を繰り入れ、同時に退職給与積立預金500を積みます。
借 貸
退職給与引当金繰入500 退職給与引当金500
(正味財産減少項目) (貸借対照表項目)
退職給与積立金支出500 当座預金500
(収支計算書項目) (貸借対照表項目)
退職給与積立預金500 退職給与積立預金増加額500
(貸借対照表項目) (正味財産増加項目)
2.退職金給与積立預金200を取り崩して小切手で支払い、同時に退職給与引当金も取り崩します。
借 貸
退職金200 当座預金200
(収支計算書) (貸借対照表)
退職給与引当金200 退職給与引当金取崩額200
(貸借対照表) (正味財産増加項目)
当座預金200 退職給与積立預金取崩収入200
(貸借対照表) (収支計算書)
退職給与積立預金取崩額200 退職給与積立預金200
(正味財産減少項目) (貸借対照表)
設例では退職金の支給が300となっており、引き当てしていない差額100は、単純に当期の上乗せ支出分となります。
借 貸
退職金300 当座預金300
(収支計算書) (貸借対照表)
こんな感じですが、数十年前の話で現在の会計基準と会計ソフトについては知りません。
なお、その後、経理の仕事はしていません。
蛇足。。。
現在の公益法人会計基準をネットで見てみましたが、ずいぶん変わっているようです。
収支予算書は残っているようですが、収支計算書はなくなったようですね。
ただ、基本的な考え方は変わっていないようです。
「正味財産増減計算書」 = 資金取引 + 資金外取引
「収 支 計 算 書」 = 資金取引
収支計算書の(収支差額)が正味財産増減計算書の資金取引額と一致しますから、収支計算書は必要なくなったということなのでしょう。
基本財産という考え方はありましたが、「一般正味財産」と「指定正味財産」という区分けはありませんでした。
「寄付金」は、あくまでも「寄付金収入」だったような気がします。
時代は変わりましたね…(苦笑)
> hitokoto2008さん
> 丁寧な仕分けをありがとうございます。
>
> 今の会社の公益法人会計ソフトは
> 退職給与引当金取崩収入を打ち込むと
> 正味・・・のほうは(1)経常収益になってます。
> 収支は投資活動の部でOKですね。
>
> 貸借対照表の固定資産=引当資産と固定負債=引当預金が減少する仕分けをすれば
> よいのですよね。
>
> もう少し研究、勉強してみます。
>
> > 退職給付費用=退職給付引当金繰入
> >
> > らしいですよ。
>
> では、実際に退職者がいたら
> 正味財産・・・の表示科目は
> 退職金の科目で支出して
> 退職給与引当資産を増やすときは
> 退職給付費用で支出するのですかね?
> やはりここのソフトには
> 退職給付費用の科目が無いのです。
> 新たに設定しなくてはならないのでしょうね。
>
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