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道路拡張工事に伴う門塀等の撤去について

最終更新日:2015年09月04日 12:11

久しぶりの投稿となります。

このたび隣接する道路の拡張工事に伴い、事業所の門塀及び植栽を撤去することになりました。撤去費用については公的な補助を受けることが決定しており、当該収入については既に本年度予算に計上済です。

お伺いしたいのは撤去した門塀、植栽についての会計処理です。
門塀及び植栽に係る残存価格がわかれば個別に除却損として計上しようと思いましたが、事業所の建築が昭和50年ということで帳簿類を遡って確認することが中々難しい状況です。
恐らくは建物として、一括で固定資産計上をしているものと思われます。

建物の減価償却にも関係してくる?と思いますので適正な処理をご助言頂けると幸いです。
なお、建築にあたっては一部国庫補助金によるものがあります。




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Re: 道路拡張工事に伴う門塀等の撤去について

著者岡谷税理士事務所(広島市)さん (専門家)

2015年09月09日 06:59

> 久しぶりの投稿となります。
>
> このたび隣接する道路の拡張工事に伴い、事業所の門塀及び植栽を撤去することになりました。撤去費用については公的な補助を受けることが決定しており、当該収入については既に本年度予算に計上済です。
>
> お伺いしたいのは撤去した門塀、植栽についての会計処理です。
> 門塀及び植栽に係る残存価格がわかれば個別に除却損として計上しようと思いましたが、事業所の建築が昭和50年ということで帳簿類を遡って確認することが中々難しい状況です。
> 恐らくは建物として、一括で固定資産計上をしているものと思われます。
>
> 建物の減価償却にも関係してくる?と思いますので適正な処理をご助言頂けると幸いです。
> なお、建築にあたっては一部国庫補助金によるものがあります。



私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです

既に解決されているかもしれませんが、解答が付かないようですので、記載してみます。
尚、ご質問の内容からでは、詳しい状況が分かりませんので、参考までとしてお願いいたします。

固定資産除却した場合の通常の処理は、ご質問に有るように、帳簿価額を除却損として計上する事となります。

今回のケースは、除却した資産と他の資産(建物等)が一括で固定資産に計上されているので、その帳簿価額のうち、どれだけを除却資産とするかということになります。
式で表せば
帳簿価額(未償却残高)÷その資産の価額×除却した資産の価額=除却した資産の帳簿価額
となるのですが、この場合どの価額を使うかです。
御社で把握できる価額として何が有るかです。
取得時の価額が不明だとすると
1.固定資産税の評価額
  固定資産税について、建物と造園等や門塀について、別々になっていれば、その評価額
を基にする事もできます。
2.再調達価格
3.市場価格(時価、不動産会社の評価等)
4.専門家の評価(土地家屋調査士
等々が考えられます。

あと、気になるのは、建築から40年経過していますが、耐用年数はそれより長いと言うことですよね?

尚、国庫金の処理については、圧縮処理・積立処理等で、帳簿価額が異なる場合が有りますが、そこまで考慮するのかどうかは等を含め、詳しくは顧問税理士と相談される事をお勧めします。

では、参考までに。

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