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売掛金残高の分析について

著者 MFやま さん

最終更新日:2018年06月04日 15:16

H28年度とH29年度の比較貸借対照表において
売掛金残高が減少していますが、その要因分析についてご教示ください。

①H28年度の売上高に対して、H29年度の売上高は102.5%
②H28年度の売掛金残高に対して、H29年度の売掛金残高は97.5%

一般的に売上高が増えれば売掛金も増加すると分析できますが、売上高が増加している一方、売掛金が減少している場合は何が考えられますでしょうか?

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Re: 売掛金残高の分析について

著者村の平民さん

2018年06月04日 17:46

① 売掛金勘定のほかに、受取手形勘定はありませんか。
 もし受取手形があれば、両勘定を得意先毎に合算して 「売掛債権」 として比較検討することが必要です。

② 販売員が売上成績を上げようとして、月末間近に押し込み販売する例が見受けられます。これがあれば翌期首の売上高が激減します。
 前年度末と当年度末を、売掛先毎に売上状況を見ればそれが分かります。

③ 売掛先毎に、前年度と当年度の売上高売掛債権を比較する必要があります。

④ 売掛債権が減少するのは一応好ましいことですが、売掛先の信用状態を見守る必要もあります。
 大量に仕入れ、利益を無視して安く売り、現金を回収して (バッタ売り) 貴社への支払に回し、貴社の好感を得て次の大量仕入と安売りの自転車操業に立ち至っていることも無きにし非ずです。かつてこれに引っ掛かった苦い経験があります。

Re: 売掛金残高の分析について

著者star_harrierさん

2018年06月05日 14:11

横からすみません。

売掛金の回転期間が短くなった要因ですね。
以下のような場合、短くなります。
心当たりがないかご確認ください。

売掛金決済サイトが短期化(例:2か月⇒1か月)した得意先がある
・新規大口得意先で、決済サイトが短い、または、現金取引の先がある
・前年と比較して年度末近辺の売上が落ちている

村の平民さんがおっしゃるように、他の科目に
債権が移っていないかも確認が必要です。

分析で重要なのは、状況が変化したところを探すことだと思います。
月別推移や得意先別売上等を並べてみて変化を見つけてみてください。


> H28年度とH29年度の比較貸借対照表において
> 売掛金残高が減少していますが、その要因分析についてご教示ください。
>
> ①H28年度の売上高に対して、H29年度の売上高は102.5%
> ②H28年度の売掛金残高に対して、H29年度の売掛金残高は97.5%
>
> 一般的に売上高が増えれば売掛金も増加すると分析できますが、売上高が増加している一方、売掛金が減少している場合は何が考えられますでしょうか?
>

Re: 売掛金残高の分析について

著者4畳半一間さん

2018年06月05日 18:33

MFやま さん

こんにちは

ご質問に至りました分析はすばらしい事ですね。

さて、既に他ご回答者の記述内容からもお分かりのように売上増・売掛金減の要因としてはいろいろ推測できる訳です。

 一番、貴社の要因は貴殿にしか分からないように思います。現金取引が増えたとか他勘定決済が増えたとか・・・・、または、決算前に決済された取引先が多かったとかね

 決算書に現れた数値に対する分析は、数値を事実として見て、主科目の傾向を調べ、更に他関連科目を調べていくような順で私は行っております。

 また、結果である月報や期報は過去の会社の実績として捉え、分析後はまず着地点(どうあるべき)(どうするとこうなる)等、折々の現実環境化の事をも考えて、グラフ化したり表としたりして上長にお見せしてます。

 また、それ以上に重要視しているのが、銀行別資金繰り表であり、債券債務の資金繰り表です。
 実日前は実績であり、以降分は予定であります。後者と予算書と整合性について週一程度で検討し、良くも悪くも報告し早めのアクションを望んでおります。

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