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出張における手当支給と宿泊判断

著者 にしいと さん

最終更新日:2024年07月05日 00:29

弊社には全国各地に従業員がいますが基本的には大都市圏に居住している者が多くいます。また、そのこともありフルリモートかつ、フレックス勤務として柔軟な働き方を推奨しているところです。

そのような中で弊社では国内出張の移動時間は勤務時間外として、出張手当は支給しないとしている(宿泊の場合は支給)とともに、出張における日帰り・宿泊の基準を「始発ならびに終電で帰宅できる場合においては日帰りとし、そうでなければ宿泊」という基準を設けています。

しかしある従業員から、これでは居住地によっては大きな差が出ること、つまり大都市圏在住者に日帰りの皺寄せが多く寄せられる可能性があること、また終電で帰宅後、翌日の状況によっては長時間移動からのインターバルを開けずに勤務開始となる可能性があるという指摘がありました。

会社としては、インターバルを開けて業務開始となるよう指導しているものの、顧客都合によりそうならない場合もあります。

ここで質問になりますが、宿泊の基準として、始発・終電というものが適切かどうか、長時間の(日帰り)出張手当を支給しないことは法令的に問題ないのか、地域差を考慮すべきなのかどうか、インターバルの扱いをどうするべきか、ご教示いただけますよう、お願いいたします。

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Re: 出張における手当支給と宿泊判断

著者tonさん

2024年07月05日 01:34

> 弊社には全国各地に従業員がいますが基本的には大都市圏に居住している者が多くいます。また、そのこともありフルリモートかつ、フレックス勤務として柔軟な働き方を推奨しているところです。
>
> そのような中で弊社では国内出張の移動時間は勤務時間外として、出張手当は支給しないとしている(宿泊の場合は支給)とともに、出張における日帰り・宿泊の基準を「始発ならびに終電で帰宅できる場合においては日帰りとし、そうでなければ宿泊」という基準を設けています。
>
> しかしある従業員から、これでは居住地によっては大きな差が出ること、つまり大都市圏在住者に日帰りの皺寄せが多く寄せられる可能性があること、また終電で帰宅後、翌日の状況によっては長時間移動からのインターバルを開けずに勤務開始となる可能性があるという指摘がありました。
>
> 会社としては、インターバルを開けて業務開始となるよう指導しているものの、顧客都合によりそうならない場合もあります。
>
> ここで質問になりますが、宿泊の基準として、始発・終電というものが適切かどうか、長時間の(日帰り)出張手当を支給しないことは法令的に問題ないのか、地域差を考慮すべきなのかどうか、インターバルの扱いをどうするべきか、ご教示いただけますよう、お願いいたします。


こんばは。私見ですが…
御社の規定の出張手当がどのような意味合いなのか不明ですが法令的には規定されていません。
つまり出張手当は事業所の規定であり法令で必ず支払うべき給与とはなっていません。
出張手当日当ということであれば日帰り・宿泊に限らず支給されてもいいのではと考えます。
日当の基本的考え方はほぼ昼食や茶菓…ドリンク…でしょう。
出先で普段支出しない費用を負担させることに対しての手当と解されています。
であれば日帰り・宿泊に関わらず支給されていいものと考えます。
それ以外の意味合いでの出張手当は経験則上ありませんので御社で判断されるしかないでしょう。
また始発・終電というのも地域的に都心部では早朝・深夜までダイヤはありますが地方ではそうならない事もあります。
地域差を考慮するのでであれば始発・終電ではなくある程度の時間的余裕があってもいいものと思います。
例えば朝は6時から夜は22時までとか一般的な活動開始・終了時間を考慮されるのも方法でしょう。
出張手当はあくまで事業所判断の手当ですから考慮すべき点があるのであれば再考・規定見直しの検討は必要でしょう。
後はご判断ください。
とりあえず。

Re: 出張における手当支給と宿泊判断

著者ぴぃちんさん

2024年07月05日 08:20

こんにちは。

> 出張手当は支給しないとしている(宿泊の場合は支給)

まず、貴社の出張手当というのは、宿泊費もしくは宿泊費相当額を支給しているということでしょうか。
そうであれば、宿泊をしない者については支給しない条件になっているのかと推測します。


> しかしある従業員から、これでは居住地によっては大きな差が出ること

まあそうでしょうね。
貴社ではあまりない事例かもしれませんが、大阪在住←→名古屋業務が3日連続した場合に、日帰り出張3回とするケースもあれば、2泊させるケースもあるでしょう。
なので、会社にもよる、といえるでしょうね。


> また終電で帰宅後、翌日の状況によっては長時間移動からのインターバルを開けずに勤務開始となる可能性があるという指摘がありました。
>業務開始となるよう指導しているものの、顧客都合により

貴社はこの制度を導入しようとされているのでしょうか。顧客都合というのは言い訳として使うことができ、十分な人員を配置できないので仕方がないと考えているのであればいつまで経っても達成できないのではありませんかね(厳しい表現になってしまい申し訳ないのですが)。
始業時刻前の移動や業務、終業時刻後の移動や業務は会社の指示ですから、「インターバルをとって業務させている」とは言い難いと思いますよ。

で、
> ここで質問になりますが、宿泊の基準として、始発・終電というものが適切かどうか

個別の案件の実情によるでしょうね。
推測ですが、業務終了時刻も確定はできないかと思います。
翌日の業務を考えると、前入りし宿泊したほうが十分に休息がとれるのであれば、宿泊も方法かと思います。
ただ、どこで線引するのかは難しいですね。それこそ会社の考え方になるかと思います。
貴社の「始発・終電」の表現が誤っているとは思いませんから。
貴社内で問題が提起されそうな事例を抽出することができるのであれば、それで考えていただくことも方法かと思います。

うちは、新幹線2時間内の移動でも午前に業務があれば始発でとは指示していません。前入りも対応していますが、本人が当日移動を希望していればそれも対応してます。

別の会社ですが、22時までの帰宅ができないときには宿泊を許可している会社もありましたね。

貴社において問題提起されているのであれば、社内で論議されてもよいかと思います。



> 弊社には全国各地に従業員がいますが基本的には大都市圏に居住している者が多くいます。また、そのこともありフルリモートかつ、フレックス勤務として柔軟な働き方を推奨しているところです。
>
> そのような中で弊社では国内出張の移動時間は勤務時間外として、出張手当は支給しないとしている(宿泊の場合は支給)とともに、出張における日帰り・宿泊の基準を「始発ならびに終電で帰宅できる場合においては日帰りとし、そうでなければ宿泊」という基準を設けています。
>
> しかしある従業員から、これでは居住地によっては大きな差が出ること、つまり大都市圏在住者に日帰りの皺寄せが多く寄せられる可能性があること、また終電で帰宅後、翌日の状況によっては長時間移動からのインターバルを開けずに勤務開始となる可能性があるという指摘がありました。
>
> 会社としては、インターバルを開けて業務開始となるよう指導しているものの、顧客都合によりそうならない場合もあります。
>
> ここで質問になりますが、宿泊の基準として、始発・終電というものが適切かどうか、長時間の(日帰り)出張手当を支給しないことは法令的に問題ないのか、地域差を考慮すべきなのかどうか、インターバルの扱いをどうするべきか、ご教示いただけますよう、お願いいたします。

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