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取引先の業績悪化について

著者 てん子 さん

最終更新日:2024年12月12日 16:12

お世話になります。
よろしくお願いいたします。

これまで長年業務委託をしている取引先会社(仮にA社)の業績について不安視しています。
理由としてA社は
・弊社が依頼した案件の納品が一年以上も遅れている
・他の取引先との案件について、いくつも赤字案件を抱えている
離職者が続き、確実に人員不足だが不足の穴埋めができない
・「債務過多」になっている(との噂)

など他にも理由はありますが、明らかに平常に回っている、とはいえない状況です。
A社に何かがあると、弊社も共倒れになる可能性も十分にあり、A社との取引関係を解消するかどうかの判断を早急にせざる負えないと思っております。

そこで以下2点質問です。

①こういう場合、実際にA社の財政状況を確認する術はありますか?
A社は株式会社ですが、決算公告をホームページ等にも出しておらず、
取引先権限として、A社に対し決算書等を見せて欲しい、と申し出る事はよいのでしょうか?

②取引先を新たに発掘しなければならないとした場合、安定した企業を取引先候補とするために、どのような手段を以って候補先企業の財政状況などを確認することがよいでしょうか?

ご教授いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。


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Re: 取引先の業績悪化について

著者Srspecialistさん

2024年12月12日 16:44

> お世話になります。
> よろしくお願いいたします。
>
> これまで長年業務委託をしている取引先会社(仮にA社)の業績について不安視しています。
> 理由としてA社は
> ・弊社が依頼した案件の納品が一年以上も遅れている
> ・他の取引先との案件について、いくつも赤字案件を抱えている
> ・離職者が続き、確実に人員不足だが不足の穴埋めができない
> ・「債務過多」になっている(との噂)
>
> など他にも理由はありますが、明らかに平常に回っている、とはいえない状況です。
> A社に何かがあると、弊社も共倒れになる可能性も十分にあり、A社との取引関係を解消するかどうかの判断を早急にせざる負えないと思っております。
>
> そこで以下2点質問です。
>
> ①こういう場合、実際にA社の財政状況を確認する術はありますか?
> A社は株式会社ですが、決算公告をホームページ等にも出しておらず、
> 取引先権限として、A社に対し決算書等を見せて欲しい、と申し出る事はよいのでしょうか?
>
> ②取引先を新たに発掘しなければならないとした場合、安定した企業を取引先候補とするために、どのような手段を以って候補先企業の財政状況などを確認することがよいでしょうか?
>
> ご教授いただけましたら幸いです。
> よろしくお願いいたします。
>
>
>


① A社の財政状況を確認する方法
1. 決算書の確認:
株式会社であれば、決算書の開示が義務付けられています。取引先として、A社に対して決算書の提供を求めることは正当な要求です。特に、取引の継続に影響を及ぼす可能性がある場合、財務状況の透明性を求めることは重要です。

法的には、取引先がA社に対して決算書の提供を求めることは可能ですが、A社がその要求に応じる義務はありません。決算書の開示義務は主に株主債権者に対して適用されるため、取引先としての立場からは強制力がないのが現状です。

2. 信用調査会社の利用:
帝国データバンクや東京商工リサーチなどの信用調査会社を利用して、A社の信用情報を取得することができます。これにより、A社の財務状況や信用度を客観的に把握することができます。

3. 公的機関のデータベース:
EDINETや官報などの公的機関のデータベースを利用して、A社の財務情報を確認することも可能です。

② 新たな取引先候補の財政状況を確認する方法

1. 決算書の確認
-新たな取引先候補に対しても、決算書の提供を求めることができます。これにより、候補企業の財務状況を直接確認することができます。

2. 信用調査会社の利用
新たな取引先候補についても、信用調査会社を利用して信用情報を取得することが有効です。これにより、候補企業の信用度や財務状況を客観的に評価することができます。

3. 業界の評判や口コミ
業界内での評判や口コミを調査することも重要です。これにより、候補企業の信頼性や業績についての情報を得ることができます。

A社との取引関係を見直す際には、これらの方法を活用して、財務状況をしっかりと確認することが重要です。また、新たな取引先を選定する際にも、同様の手段を用いて安定した企業を見極めることが求められます。



Re: 取引先の業績悪化について

著者ぴぃちんさん

2024年12月12日 19:51

こんばんは。

1.
難しいかと思います。
貴社が金銭を貸すとかの状況であれば、返済の確認ため財務状況を確認の上ということはあるでしょうが、業務委託契約においてはそのような条項は設けていないと思います。

ただ現状、貴社側として「納品が一年以上も遅れている」という状況であれば、貴社の業務にどのくらい支障がでるのかわかりませんが、別の取引先を探し、A社との契約を終了させることは可能な状態かと思います。

2.
契約する前提として過去の財務状況を確認することは、契約前交渉としては不可能ではありません。
ただ相手がそれに応じてくれるかはわかりませんし、それを求めた段階で交渉が決裂する可能性もないとはいいません。
当然に貴社も同じことを求められる可能性はあるかと思います。

何をもって安定と判断するのかわかりませんが。
業界によっては違うのかもしれませんが、契約内容をまずきちんと履行できることは必須と思います。1年も遅滞する、こと自体が財務以上に問題にも思えますがどうなのでしょうかね。



> お世話になります。
> よろしくお願いいたします。
>
> これまで長年業務委託をしている取引先会社(仮にA社)の業績について不安視しています。
> 理由としてA社は
> ・弊社が依頼した案件の納品が一年以上も遅れている
> ・他の取引先との案件について、いくつも赤字案件を抱えている
> ・離職者が続き、確実に人員不足だが不足の穴埋めができない
> ・「債務過多」になっている(との噂)
>
> など他にも理由はありますが、明らかに平常に回っている、とはいえない状況です。
> A社に何かがあると、弊社も共倒れになる可能性も十分にあり、A社との取引関係を解消するかどうかの判断を早急にせざる負えないと思っております。
>
> そこで以下2点質問です。
>
> ①こういう場合、実際にA社の財政状況を確認する術はありますか?
> A社は株式会社ですが、決算公告をホームページ等にも出しておらず、
> 取引先権限として、A社に対し決算書等を見せて欲しい、と申し出る事はよいのでしょうか?
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> ②取引先を新たに発掘しなければならないとした場合、安定した企業を取引先候補とするために、どのような手段を以って候補先企業の財政状況などを確認することがよいでしょうか?
>
> ご教授いただけましたら幸いです。
> よろしくお願いいたします。
>
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Re: 取引先の業績悪化について

著者てん子さん

2024年12月13日 09:48

ご教授有難うございました。
信用調査会社を利用する、ということも必要ですね。決算開示の義務がないのなら、これまでも業務進捗の事で何度もA社代表と面談しているので、それとなく財務状況について不安視していることを告げてみて相手の出方を見てみようかと思います。
いずれにしても取引関係の解消について検討を進めていくことになりそうです。
有難うございました。


> > お世話になります。
> > よろしくお願いいたします。
> >
> > これまで長年業務委託をしている取引先会社(仮にA社)の業績について不安視しています。
> > 理由としてA社は
> > ・弊社が依頼した案件の納品が一年以上も遅れている
> > ・他の取引先との案件について、いくつも赤字案件を抱えている
> > ・離職者が続き、確実に人員不足だが不足の穴埋めができない
> > ・「債務過多」になっている(との噂)
> >
> > など他にも理由はありますが、明らかに平常に回っている、とはいえない状況です。
> > A社に何かがあると、弊社も共倒れになる可能性も十分にあり、A社との取引関係を解消するかどうかの判断を早急にせざる負えないと思っております。
> >
> > そこで以下2点質問です。
> >
> > ①こういう場合、実際にA社の財政状況を確認する術はありますか?
> > A社は株式会社ですが、決算公告をホームページ等にも出しておらず、
> > 取引先権限として、A社に対し決算書等を見せて欲しい、と申し出る事はよいのでしょうか?
> >
> > ②取引先を新たに発掘しなければならないとした場合、安定した企業を取引先候補とするために、どのような手段を以って候補先企業の財政状況などを確認することがよいでしょうか?
> >
> > ご教授いただけましたら幸いです。
> > よろしくお願いいたします。
> >
> >
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>
> ① A社の財政状況を確認する方法
> 1. 決算書の確認:
> 株式会社であれば、決算書の開示が義務付けられています。取引先として、A社に対して決算書の提供を求めることは正当な要求です。特に、取引の継続に影響を及ぼす可能性がある場合、財務状況の透明性を求めることは重要です。
>
> 法的には、取引先がA社に対して決算書の提供を求めることは可能ですが、A社がその要求に応じる義務はありません。決算書の開示義務は主に株主債権者に対して適用されるため、取引先としての立場からは強制力がないのが現状です。
>
> 2. 信用調査会社の利用:
> 帝国データバンクや東京商工リサーチなどの信用調査会社を利用して、A社の信用情報を取得することができます。これにより、A社の財務状況や信用度を客観的に把握することができます。
>
> 3. 公的機関のデータベース:
> EDINETや官報などの公的機関のデータベースを利用して、A社の財務情報を確認することも可能です。
>
> ② 新たな取引先候補の財政状況を確認する方法
>
> 1. 決算書の確認
> -新たな取引先候補に対しても、決算書の提供を求めることができます。これにより、候補企業の財務状況を直接確認することができます。
>
> 2. 信用調査会社の利用
> 新たな取引先候補についても、信用調査会社を利用して信用情報を取得することが有効です。これにより、候補企業の信用度や財務状況を客観的に評価することができます。
>
> 3. 業界の評判や口コミ
> 業界内での評判や口コミを調査することも重要です。これにより、候補企業の信頼性や業績についての情報を得ることができます。
>
> A社との取引関係を見直す際には、これらの方法を活用して、財務状況をしっかりと確認することが重要です。また、新たな取引先を選定する際にも、同様の手段を用いて安定した企業を見極めることが求められます。
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>

Re: 取引先の業績悪化について

著者てん子さん

2024年12月13日 10:03

ご教授ありがとうございます。

>1年も遅滞する、こと自体が財務以上に問題にも思えますがどうなのでしょうかね。

おっしゃる通りです。
長年付き合いのある取引先のため、かなりこちらも譲歩しており、何度も話し合いを重ねてきましたが、一歩進んで二歩下がる、みたいな状況でした。
新規取引先を探すにしても同じ轍を踏みたくないので、財務はもとより業務遂行を成してくれる先を見つけることが急務です。

有難うございました。


> こんばんは。
>
> 1.
> 難しいかと思います。
> 貴社が金銭を貸すとかの状況であれば、返済の確認ため財務状況を確認の上ということはあるでしょうが、業務委託契約においてはそのような条項は設けていないと思います。
>
> ただ現状、貴社側として「納品が一年以上も遅れている」という状況であれば、貴社の業務にどのくらい支障がでるのかわかりませんが、別の取引先を探し、A社との契約を終了させることは可能な状態かと思います。
>
> 2.
> 契約する前提として過去の財務状況を確認することは、契約前交渉としては不可能ではありません。
> ただ相手がそれに応じてくれるかはわかりませんし、それを求めた段階で交渉が決裂する可能性もないとはいいません。
> 当然に貴社も同じことを求められる可能性はあるかと思います。
>
> 何をもって安定と判断するのかわかりませんが。
> 業界によっては違うのかもしれませんが、契約内容をまずきちんと履行できることは必須と思います。1年も遅滞する、こと自体が財務以上に問題にも思えますがどうなのでしょうかね。
>
>
>
> > お世話になります。
> > よろしくお願いいたします。
> >
> > これまで長年業務委託をしている取引先会社(仮にA社)の業績について不安視しています。
> > 理由としてA社は
> > ・弊社が依頼した案件の納品が一年以上も遅れている
> > ・他の取引先との案件について、いくつも赤字案件を抱えている
> > ・離職者が続き、確実に人員不足だが不足の穴埋めができない
> > ・「債務過多」になっている(との噂)
> >
> > など他にも理由はありますが、明らかに平常に回っている、とはいえない状況です。
> > A社に何かがあると、弊社も共倒れになる可能性も十分にあり、A社との取引関係を解消するかどうかの判断を早急にせざる負えないと思っております。
> >
> > そこで以下2点質問です。
> >
> > ①こういう場合、実際にA社の財政状況を確認する術はありますか?
> > A社は株式会社ですが、決算公告をホームページ等にも出しておらず、
> > 取引先権限として、A社に対し決算書等を見せて欲しい、と申し出る事はよいのでしょうか?
> >
> > ②取引先を新たに発掘しなければならないとした場合、安定した企業を取引先候補とするために、どのような手段を以って候補先企業の財政状況などを確認することがよいでしょうか?
> >
> > ご教授いただけましたら幸いです。
> > よろしくお願いいたします。
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