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税務管理

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在庫が多いと利益は大きい?

著者 ZENJI さん

最終更新日:2008年09月06日 11:14

期末の棚卸高は資産として計上されますよね?費用としての計上じゃないですよね?
だとしたら、売上原価費用)が少ないから、利益は大きくなりますね。
なんだか、実態を反映してないような気がしますが、これでいいんですかねぇ?

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Re: 在庫が多いと利益は大きい?

著者イチローさん

2008年09月07日 09:39

いいんじゃないんでしょうか。事業活動は継続して行われていますが、決算処理で、期末日で一旦しめないといけないので。この期末の在庫が翌月にちゃんと売れてなくなれば、別に問題ないです。売れない在庫がどんどん膨らんでいっていると言う事が無いのであれば、問題ないですって事。ただし、期末の棚卸高増加が、売れない物が溜まっていった結果であるとなると、これがデッドストックと言うもので、「利益はあがったけど、わが社の利益額相当部分は現金で残らず、デッドストックで残ってます」っていう事ですね。よって、在庫そのものの中身がどうなっているかを調べると、実態が見えてくるかも知れませんね。・・

Re: 在庫が多いと利益は大きい?

著者ZENJIさん

2008年09月07日 10:23

ですよねぇ・・・。
でも、「デッドストック」というものは計算書類上は表面化しないから怖いですねぇ。
「デッドストック」という勘定科目があればいいのに・・・(笑)。

Re: 在庫が多いと利益は大きい?

著者kashiwaさん

2008年09月07日 11:03

> 「デッドストック」という勘定科目があればいいのに・・・(笑)。

追記ですが、デットストック・・いわゆる「死蔵品」ですね。
時間が経過すればするほど、製品の魅力が薄れ販売できる可能性が少なくなり、長期在庫に伴う性能劣化もあり、最後には死蔵品となり廃棄せざるを得なくなります。

製品が時間とともに腐ってくるイメージです。それと、在庫管理するにもコストがかかります。作ったものが即売上げに結びつけば、お金の停滞もなく、効率的に活用でき、最大効率で資金が回転することになります。

ってな訳で、デットストックに認定された場合、その事業年度で在庫(資産)にそのまま計上されず、会社の損金経費)に計上しなければなりません。

Re: 在庫が多いと利益は大きい?

ZENJIさん、こんにちは。

結論から言うと問題ありません。

期末棚卸高は販売した期の売上原価に反映されます(下記参照)。
売上原価は当期発生した分のみを計上しますので、仕入れたけど、販売していないものは売上原価には計上しません。

確かに仕入れの時期をずらすことで、当期利益を調節することは可能ですが、結局は翌期に影響します。

なので、会社の実態を把握するには、BS/PLだけでなく、棚卸高の増減やキャッシュフローを総合的に判断する必要があります。

参考:物販の当期の売上原価
 当期の売上原価期首棚卸高+当期商品仕入高―期末棚卸高


参考まで。

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