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会社の合併、合併の現物出資説、合併差益 ほか

短期集中連載~株式会社会計

 簿記の話~その61~ 「会社の合併

会社の合併とは、複数の会社が1つの会社に合体することである。会社の合併
には、一方の会社(消滅会社)が他方の会社(存続会社)に吸収されて消滅す
吸収合併と、合併にかかわるすべての会社(消滅会社)が消滅して新しい会
社(新設会社)が設立される新設合併の2つの形態がある。


合併にあたって、存続会社または新設会社は消滅会社の資産負債を包括的に
引き継ぎ、その対価として株式を発行して消滅会社の株主に交付する。また、
株式の交付に加えて、現金合併交付金)の支払いを行うこともある。



 簿記の話~その62~ 「合併の現物出資説」

合併会計処理は、合併の本質をどのように見るかに依存する。見方の1つと
して、合併の本質を消滅会社の株主による(存続会社または新設会社に対する)
現物出資とみなす説がある。これを現物出資説といい、現物出資説に基づく会
計処理の方法をパーチェイス法(買収法)という。



 簿記の話~その63~ 「合併差益」

パーチェイス法では、消滅会社から引き継いだ純資産の金額が、株式の交付に
よる資本金の計上額(合併交付金がある場合はその合計額)を超える場合、そ
の超過額を合併差益と呼び、合併差益勘定(または資本準備金勘定)に記載す
る。合併差益は、株式払込剰余金等とともに、資本準備金として貸借対照表
資本の部に記載される。



つづく



 実話の話(本当にあった怖い話)~その8~ 「初めてのTV会議」

4月11日月曜日。昨年の秋本社に着任した現管理本部長は女性である。繊維
業界出身で経理畑だが輸入仕入も達者で将来を嘱望されて鳴り物入りでの入社
であった。


今日はTV会議で引継ぎの予定を決める。今でこそTV会議は珍しくないが当社は
早くから導入していた。当時定例週1回プラス臨時で数回利用した。


彼女が着任して半年経つが、今回が初めてのTV会議となる。初めての会議が
「業務引継ぎ」とは、なんて因果な!あと142日


つづく



発行人:
有限会社 アジール
会計コンサルタント部門担当
監査役
谷口和喜

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