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中 小 企 業 の た め の ┃本┃当┃の┃経┃理┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗━┻━┻━┻━┻━┛
VOL.060 (2006/06/13)
>
http://www.kaikeikobo.com
‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥
こんにちは。
税理士の安藤です。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
先日、こんなことがありました。
ある会社の、ある月の
月次決算が、異常に悪い数字でした。
まだ関与し始めたばかりの会社なので、もしかしたら、
数字の作り方に間違いがあるかもしれません。
でも、「この数字はまずい」と思い、
私はその会社の会長に面会に行きました。
会長は、そんなに数字が悪いとは思っていなかったので、
すぐに社長を呼んで原因を探らせました。
それから30分ほどたってから、社長が報告にやってきました。
原因はさておき。
社長は私に対して、その原因を説明しようとするのです。
「ちょっと待ってくださいね。」と私は言いました。
はっきりいって、
私に説明してもらっても、わたしは「はあ、そうですか。」と思うだけで、
何の意味もないです。
だって、わたしはその会社の経営者でもなく、ただの外部の人間です。
その人に、赤字の原因を一生懸命説明しても、意味がないですよね?
会計事務所に説明することが必要なのではなくて、
会長、社長含め、会社の人が
「なぜこんな赤字になったのか」
「それに対して、どういう手を打つのか」
を考えることが、必要なんですよね?
そのために、正確な数字を毎月集計することが大切だし、
必要に応じて
会計事務所その他の外部スタッフを使うべきです。
説明は、会長に対して行なうべきものです。
あるいは、自分に対して行なうべきものです。
そして、対策をすぐに考えるべきです。
もちろん、その会話のなかで気付いたことがあれば、
私も助言はします。
でも、主役はあくまでも会社です。
考えるのは会社であり、動くのも会社です。
こういうことって、ほかの会社でも、よくあります。
経理担当の方が、赤字の原因を一生懸命わたしに説明しようとする。
あるいは、社長が、「よく原因を安藤先生に説明しておいて」と指示を出す。
そうじゃないですよね。
そうではなくて、経理担当のかたが、
自分の言葉で社長に説明してください。
自分の作った数字に、確固たる自信がないと、
一応
税理士に確認したい、というのはわかります。
でも、自分で数字を作るのは、
会計事務所の指導を3ヶ月ほども受ければ、
できるようになるはずです。
そして、原因の分析もできるはずです。
そうしたら、あとは自分の言葉で、社長に報告をしてください。
経営者のかたも、どんどん経理担当者に質問をして、
鍛えてあげてください。
そうすることによって、数字に強い会社、経理担当者ができあがります。
ぜひ、そういう姿を目指してくださいね。
┌────────────────────────―――――――――─
|■ DVD発売のお知らせ
└──────────────────────────────────
あなたは、経理や
法人税について、基礎知識がありますか?
いろいろな会社の経営者や経理担当のかたとお話する機会がありますが、
「わたしは経理のことをまったく勉強していないので、数字のことはわか
らないんです」というかたが、とても多いです。
経営者であれば、経理のことは勉強するべきだし、経理担当であれば、
実務をきちんとできる最低レベルの知識は手に入れるべきです。
しかし、そうはいっても、世間に出ている「
決算書の見方」や
「簿記教科書」などは、わかりにくいものが多いですよね。
1冊か2冊読んでみて、「よくわからないなあ。やっぱりムリだ。」と
思ってしまうのも、しかたないと思います。
でも、やはり経理と税金の知識は絶対に必要です。
そこで、
経理の勉強をしたことが無い、簿記の勉強をする時間が無い
中小企業の経営者や経理担当者のために、DVDを作りました。
「経理と
法人税の基礎知識」と「中小企業のための節税対策」
(日常業務編)(
決算対策編)の3本セットです。
経営者のかた・経理担当者のかたに、最低限知っておいてもらいたい
経理と
法人税の基礎と、じぶんでできる節税対策について、
簿記や経理の知識がない方にもわかりやすいように解説しました。
簿記の話はしませんし、
流動資産とか
固定資産とか、そういった話も
しません。
ただ、どの会社でも共通の、経理のチェックポイントはなにか、という
ことに集中してお話しています。
いままでにない経理と税金の話だと思っています。
在庫がなくなってしまうかもしれませんので、お早めにどうぞ。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.setsuzei.biz/
┌────────────────────────[ 安藤裕のブログ ]─
|■ 社長・起業家のための「夢をかなえる読書」のblog
└──────────────────────────────────
>>>
http://shohyou.ameblo.jp/
いままで読んできたの本(主にビジネス本)のなかから、
「これはいい」と思ったものについての書評を載せています。
忙しいビジネスマンの方必読!どれもきっと役に立つ一冊です。
┌────────────────────────―――――――――─
|■
会計事務所を探しているかたへ(無料小冊子配布のおしらせ)
└──────────────────────────────────
会計事務所をどうやって探せばいいのかわからない、
という方のために、
「中小企業のための失敗しない
会計事務所の選び方」という小冊子を
書きました。
ご希望の方に無料で差し上げています。
中小企業の経営者のために、いままでの経験を踏まえて書きました。
ご希望の方は、下記アドレスにメールにて
送り先の住所、お名前、会社名をお知らせください。
zeirishi@kaikeikobo.com
ホームページからダウンロードもできるようになりました。
PDF版をご希望の方は、ホームページからダウンロードしてください。
http://www.kaikeikobo.com/
┌────────────────────────―――――――――─
|■ 編集後記
└──────────────────────────────────
先週の土曜日、小学校の一日参観があって、子どもの授業を
のぞいてきました。
算数と国語の授業を見てきましたが、なつかしいですね。
自分の小学生の頃はどうだったかなあ、と思い出しつつ、
ほほえましく見学させてもらいました。
でも、先生はかなりプレッシャーでしょうね。
なるべく「普段どおり」を心がけているでしょうが、
なかなかそうは行かないと思います。
特に、子ども相手ですから、悪ガキもいますしねえ。
悪ガキの発言に、「自分のころもそういう子どもがいたなあ」と
なつかしく思いました。
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安藤裕
税理士事務所 /
株式会社 会計工房
〒221-0844 横浜市神奈川区沢渡45番地1ルピナス横浜西口302
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数字の作り方に間違いがあるかもしれません。
でも、「この数字はまずい」と思い、
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すぐに社長を呼んで原因を探らせました。
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原因はさておき。
社長は私に対して、その原因を説明しようとするのです。
「ちょっと待ってくださいね。」と私は言いました。
はっきりいって、
私に説明してもらっても、わたしは「はあ、そうですか。」と思うだけで、
何の意味もないです。
だって、わたしはその会社の経営者でもなく、ただの外部の人間です。
その人に、赤字の原因を一生懸命説明しても、意味がないですよね?
会計事務所に説明することが必要なのではなくて、
会長、社長含め、会社の人が
「なぜこんな赤字になったのか」
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を考えることが、必要なんですよね?
そのために、正確な数字を毎月集計することが大切だし、
必要に応じて会計事務所その他の外部スタッフを使うべきです。
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あるいは、自分に対して行なうべきものです。
そして、対策をすぐに考えるべきです。
もちろん、その会話のなかで気付いたことがあれば、
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でも、主役はあくまでも会社です。
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一応税理士に確認したい、というのはわかります。
でも、自分で数字を作るのは、会計事務所の指導を3ヶ月ほども受ければ、
できるようになるはずです。
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そうしたら、あとは自分の言葉で、社長に報告をしてください。
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らないんです」というかたが、とても多いです。
経営者であれば、経理のことは勉強するべきだし、経理担当であれば、
実務をきちんとできる最低レベルの知識は手に入れるべきです。
しかし、そうはいっても、世間に出ている「決算書の見方」や
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思ってしまうのも、しかたないと思います。
でも、やはり経理と税金の知識は絶対に必要です。
そこで、
経理の勉強をしたことが無い、簿記の勉強をする時間が無い
中小企業の経営者や経理担当者のために、DVDを作りました。
「経理と法人税の基礎知識」と「中小企業のための節税対策」
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しません。
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ホームページからダウンロードもできるようになりました。
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ほほえましく見学させてもらいました。
でも、先生はかなりプレッシャーでしょうね。
なるべく「普段どおり」を心がけているでしょうが、
なかなかそうは行かないと思います。
特に、子ども相手ですから、悪ガキもいますしねえ。
悪ガキの発言に、「自分のころもそういう子どもがいたなあ」と
なつかしく思いました。
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