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コンピテンシー「理念・方針の共有力」の磨き方

<72回>コンピテンシー「理念・方針の共有力」の磨き方
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 人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
 多くの企業では「成果主義人事制度」に加速度的に移行しています。これの是々
非々は後でするとして、成果の低い、あるいは出せない人にとっては悲劇になるか
も知れません。
 コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是
非ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解
 が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
【2】コンピテンシー「理念・方針の共有力」の磨き方
【3】編集後記
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【1】職場の世相を川柳に載せて!
 
 わが部長、朝令暮改で理念なし! 

 理念とは元々は難しい哲学用語です。プラトンやカントなどの哲学者がいろいろ自
説を唱えた様子ですが、難しすぎてよく分かりません。

 経営用語としては、「会社経営、事業計画などの根底にある根本的な考え」と理解
すれば良いと思います。言い換えれば「経営の目的を明らかにしたもの」で経営の憲
法と言ってもいいわけです。

 例えば、京セラの経営理念は「従業員の物心両面の幸福を追求し、人類、社会の
進歩発展に貢献する」とあります。

 稲盛名誉会長は「なお成長し続ける会社がある。一体どこが違うのか。それは正
に経営理念がどれだけ浸透しているか。この差だ」と語っておられます。

 多くの会社に社是や経営理念がありますが、額に入れて応接室などに掲げている
だけで、社員の行動には現れていない場合が多いです。これでは機能するわけがあ
りません。

【2】コンピテンシー「理念・方針の共有力」の磨き方

 「理念・方針の共有力」は、マネジメント分野のコンピテンシーです。経営者や幹部
のみならず、ビジネスマンにとって重要なコンピテンシーです。

 経営理念は社員の心のよりどころで、行動の規範をなすものですから会社の隅々
にまで浸透させなければなりません。

 誰が浸透させるかって?それは幹部であり、第一線の管理者やリーダーの重要な
タスクなのです。そしてそれを心に刻んで仕事に活かすのは全社員です。

1.コンピテンシー「理念・方針の共有力」の定義付けは?

 例えば、「経営理念や経営方針、会社が決めた新しいやり方を分かりやすく説いて、
部下に理解させ、実行させる」というのはいかがでしょうか。

 経営幹部、管理者およびリーダーは、メッセンジャーボーイであってはならないので
す。分かりやすく、噛み砕いて伝えることが大事です。

2.どんな行動基準が考えられるか

 例えば、「経営理念や会社方針などの分かりにくい表現を、部下が行動に移せるよ
うに噛み砕いて機会あるごとに説明し、各人の目標管理に反映させる」というのはい
かがでしょうか。

 部下の皆さんが、何をすれば経営理念や会社方針にベクトルが合った行動になる
のかを分かりやすく何度も説明することは大切です。単なるメッセンジャーボーイに終
わると以前解説した「殿様、火の用心。足軽、火の用心」になってしま、行動に反映さ
れなくなります。

 一方、全社員は、どう行動すれば経営理念や会社方針に貢献できるのかをよく考
えて提案をし、行動しなければなりません。これができている会社が勝ち組企業にな
っているわけです。

 是非、全社を挙げて「理念・方針の共有力」のブラッシュアップに取り組んで見まし
ょう。

【3】編集後記

 経営理念を隅々まで浸透させるとどんな効果が期待できるのでしょうか。

 一つは全社員の意思統一が図られることです。同一の価値観、同一の危機感にも
つながっていきます。

 二つ目は経営理念を中心に短期、あるいは中長期経営計画に落とし込み、さらに
部門経営計画に落とし込み、社員一人一人の、あるいはチームでの目標管理として
実行されていくことになるのです。ここから繁栄という成果を獲得できるというわけで
す。

 経営理念の浸透が企業の強さの秘訣であることが理解できると思います。

 次回に続く
 次回は、コンピテンシー「部下・後継者の指導・育成力」の磨き方を解説します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
         彩愛コンサルピア代表 下山明央


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