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シリーズ「
コンピテンシーをレビューする!」
<第354回>[(第12話)「
コンピテンシーでカブトガニ社員も変えられる!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「
コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.カブトガニ社員の口癖と行動パターン!
2.幼児性とペアレント性が大きすぎる!
3.リーダーはカブトガニ社員にどのように仕掛けるか!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
===========================
理想の社員像は「挑戦意欲があり、かつ行動派の社員」ということになる。いく
ら口ではいいことを言っても実行しなければの評論家にすぎず、一見やる気があ
りそうに見えても実行しなければ外野で試合を見ている観衆だ。だから行動派で
あることが最も重要である。
「指示待ち社員」は、指示すればそれなりにやる社員だが、指示されないことは
やらない。せいぜい「どういたしましょうか」と指示を仰いでくる。平穏無事を
願い、大過なく過ごしたい人の行動パターンだ。
私はよく「カマス社員」というキーワードを使う。カマスという魚を使って水槽
で実験をした人がいた。水槽の真ん中にガラスのつい立を立てて例えば右側にカ
マスを放し、左側に餌をまく。カマスは餌をとろうとがんばるがつい立に口端を
ぶつけて痛い目に遭う。いい加減疲れた頃につい立を取り除くのだが、カマスは
もう餌を食べようとはしない。
「カマス社員」は元々はやる気のある行動派だったが「予算がない」、「時期尚
早だ」などと却下ばかりされているうちにすっかりやる気も行動力も無くしてし
まった。その責任はむしろ会社と上司にある。
カブトガニは日本近海に生息しているカニだが、2億年も前から進化することな
く生きながらえてきた。「今さら族社員」に似ているが若いのにやる気もなく行
動もしない。枯れ木も山の賑わいで、ただなんとなく会社にきている感じだ。皆
さんの会社や職場にもきっと何人かいると思う。
会社ではダメ社員なのになぜか家に帰るとよきパパ振り発揮している。そんなイ
メージだ。
そこで今回は「
コンピテンシーでカブトガニ社員も変えられる!」と題して、
「行動派社員に変える」ための行動特性改革の方法について解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
変わるということは敗北ではない。それはただ変わるということに過ぎない。
バーノン・ハワード
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第12話)
コンピテンシーでカブトガニ社員も変えられる!]
1.カブトガニ社員の口癖と行動パターン!
やる気もなければ行動もしない。このような社員には口癖がある。
「忙しい」、「疲れた」、「嫌だ」、「大変だ」、「辛い」、「苦しい」、「や
ってられない」、「ダメだ」、「どうせできるわけがない」、「長年これでやっ
てきたんだ」といったようなネガティブな言葉ばかりが口をついて出てくる。
後ろ向きの人、現状維持派の人に特有なキーワードである。
人の意見にはあまり耳を貸さず、ゴーイングマイウエイなのだ。人の意見に耳を
貸さないわけだから自己啓発したり相互啓発して新しい考え方ややり方を勉強し
て仕事に採り入れようという気はない。
もし、こんなタイプの人が自分の上司だったらどうなるだろうかと考えると末恐
ろしい。カマス社員まで増殖することになってしまう。なぜなら人間は悪いこと
には染まりやすいからである。
2.幼児性とペアレント性が大きすぎる!
人間の性格は昔から十人十色と言われている。その性格を決める要素は三つある
と考えられている。「幼児性」、「ペアレント性」、「アダルト性」だ。「幼児
性」は年齢がいくつになっても抜け切らない子供っぽさである。「ペアレント性」
は親から受けた影響力でマザコンなどは最悪だろう。「アダルト性」は大人の考
え、判断、行動ができる度合いである。
カブトガニ社員は「幼児性」がかなり大きく、「ペアレント性」もかなり大きい。
わがまま一辺倒に甘やかされて育った小皇帝だ。決断力に乏しく親の言いなりと
いった行動パターンが目に付く。
親に何でも与えられ、働いたり苦労することが元々嫌なのだ。中国では一人っ子
政策で小皇帝が増殖し、やがて国家崩壊の火種になることは間違いと指摘する人
もいる。
理想なのは三つの要素のバランスがそこそこ取れていることだが、発明王のエジ
ソンは「幼児性」が際立っていたからこそ優れた創造力があったと言われている。
3.リーダーはカブトガニ社員にどのように仕掛けるか!
カブトガニ社員を「挑戦志向の行動派社員に変える」ことは、一筋縄ではいかな
いが
コンピテンシーの力を借りれば必ずできる。それにはコーチングやカウンセ
リングから入ることではないかと思う。
彼と向き合い雑談から入る。決してお説教じみたことを言ってはならない。雑談
の中で彼の心の中をサーベイすることから始める。彼はたくさんネガティブなこ
とを言うに違いない。それでも決して否定してはならない。むしろ共感を示すこ
とだ。
「そうだね。よく分かりますよ。時代が変わっちゃったからねえ。何かしら変わ
っていかないと取り残されるからねえ」という具合に。
とにかく柔らかい口調で、変化することの必要性を、時間をかけて説いていく必
要がある。少しずつ信頼関係が築けたころあいを見計らって「今日は、現状打破
について考えてみないか」と誘い水を向けてみる。彼が否定しなければチャンス
だ。
「まず、挨拶や会話だけでも前向きにすると雰囲気がよくなるよねえ」と誘導し
ながら「簡単だ」、「やってみよう」、「挑戦しよう」。こんな言葉だけでも明
るい雰囲気になると思うでしょ」と話しながら表情の変化を観察する。こうして
少しずつ変化へのいざないを進めていくことだ。
時間は掛かるが「素直さ」、「傾解力(人の話に耳を傾け、聴いて理解する力)」、
「革新志向」、「挑戦意欲」が目覚めてくる。次にこれらの項目の
定義付けと行
動基準を支援しながら極力自ら作らせる。日々行動特性がどう変化したかを観察
しながらよくなった部分は率直に褒めてあげる。半年も経ったころには見違える
ように行動特性は変化している。後を追うように仕事に成果が現れてくるのだ。
そしたらまた褒めることだ
ダメ社員に引導を渡してお引取り願う会社は多い。中途
採用でできる社員を手っ
取り早く
採用すればいいという考えも分からないではない。だが、人作りも立派
な社会貢献だ。そして
雇用が最大の社会貢献なのである。
【3】今日のまとめ
1.カブトガニ社員はやる気も乏しく、かつ行動力にも欠けること。太古の昔か
ら進化することなく生きながらえてきたカブトガニに極めてよく似ている
こと。
2.カブトガニ社員は「幼児性」と「ペアレント性」がかなり大きく現れている
こと。「幼児性」は創造力の源泉であるから、必要な要素ではあること。
3.理想は三つの要素のバランスがそこそこ取れていること。
4.カブトガニ社員の行動特性改革には時間が掛かり、骨が折れが、コーチング
の手法を採り入れて、褒めながら徐々に心を軟化させていくこと。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
カブトガニ社員とカマス社員は似て非なるものである。
でも、どちらも会社ではダメ振りを発揮しているが意外にも家庭ではよきパパ振
りを発揮しているものである。パパでない独身者でも友達もできず、寂しい思い
をしている場合が多い。心の隙間を埋める手立てはあるはずだ。きっかけがあれ
ば、彼の行動特性は変わる。バッサリ切り捨てるのは忍びない。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.カブトガニ社員の口癖と行動パターン!
2.幼児性とペアレント性が大きすぎる!
3.リーダーはカブトガニ社員にどのように仕掛けるか!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
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理想の社員像は「挑戦意欲があり、かつ行動派の社員」ということになる。いく
ら口ではいいことを言っても実行しなければの評論家にすぎず、一見やる気があ
りそうに見えても実行しなければ外野で試合を見ている観衆だ。だから行動派で
あることが最も重要である。
「指示待ち社員」は、指示すればそれなりにやる社員だが、指示されないことは
やらない。せいぜい「どういたしましょうか」と指示を仰いでくる。平穏無事を
願い、大過なく過ごしたい人の行動パターンだ。
私はよく「カマス社員」というキーワードを使う。カマスという魚を使って水槽
で実験をした人がいた。水槽の真ん中にガラスのつい立を立てて例えば右側にカ
マスを放し、左側に餌をまく。カマスは餌をとろうとがんばるがつい立に口端を
ぶつけて痛い目に遭う。いい加減疲れた頃につい立を取り除くのだが、カマスは
もう餌を食べようとはしない。
「カマス社員」は元々はやる気のある行動派だったが「予算がない」、「時期尚
早だ」などと却下ばかりされているうちにすっかりやる気も行動力も無くしてし
まった。その責任はむしろ会社と上司にある。
カブトガニは日本近海に生息しているカニだが、2億年も前から進化することな
く生きながらえてきた。「今さら族社員」に似ているが若いのにやる気もなく行
動もしない。枯れ木も山の賑わいで、ただなんとなく会社にきている感じだ。皆
さんの会社や職場にもきっと何人かいると思う。
会社ではダメ社員なのになぜか家に帰るとよきパパ振り発揮している。そんなイ
メージだ。
そこで今回は「コンピテンシーでカブトガニ社員も変えられる!」と題して、
「行動派社員に変える」ための行動特性改革の方法について解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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変わるということは敗北ではない。それはただ変わるということに過ぎない。
バーノン・ハワード
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【2】メルマガ本論
[(第12話)コンピテンシーでカブトガニ社員も変えられる!]
1.カブトガニ社員の口癖と行動パターン!
やる気もなければ行動もしない。このような社員には口癖がある。
「忙しい」、「疲れた」、「嫌だ」、「大変だ」、「辛い」、「苦しい」、「や
ってられない」、「ダメだ」、「どうせできるわけがない」、「長年これでやっ
てきたんだ」といったようなネガティブな言葉ばかりが口をついて出てくる。
後ろ向きの人、現状維持派の人に特有なキーワードである。
人の意見にはあまり耳を貸さず、ゴーイングマイウエイなのだ。人の意見に耳を
貸さないわけだから自己啓発したり相互啓発して新しい考え方ややり方を勉強し
て仕事に採り入れようという気はない。
もし、こんなタイプの人が自分の上司だったらどうなるだろうかと考えると末恐
ろしい。カマス社員まで増殖することになってしまう。なぜなら人間は悪いこと
には染まりやすいからである。
2.幼児性とペアレント性が大きすぎる!
人間の性格は昔から十人十色と言われている。その性格を決める要素は三つある
と考えられている。「幼児性」、「ペアレント性」、「アダルト性」だ。「幼児
性」は年齢がいくつになっても抜け切らない子供っぽさである。「ペアレント性」
は親から受けた影響力でマザコンなどは最悪だろう。「アダルト性」は大人の考
え、判断、行動ができる度合いである。
カブトガニ社員は「幼児性」がかなり大きく、「ペアレント性」もかなり大きい。
わがまま一辺倒に甘やかされて育った小皇帝だ。決断力に乏しく親の言いなりと
いった行動パターンが目に付く。
親に何でも与えられ、働いたり苦労することが元々嫌なのだ。中国では一人っ子
政策で小皇帝が増殖し、やがて国家崩壊の火種になることは間違いと指摘する人
もいる。
理想なのは三つの要素のバランスがそこそこ取れていることだが、発明王のエジ
ソンは「幼児性」が際立っていたからこそ優れた創造力があったと言われている。
3.リーダーはカブトガニ社員にどのように仕掛けるか!
カブトガニ社員を「挑戦志向の行動派社員に変える」ことは、一筋縄ではいかな
いがコンピテンシーの力を借りれば必ずできる。それにはコーチングやカウンセ
リングから入ることではないかと思う。
彼と向き合い雑談から入る。決してお説教じみたことを言ってはならない。雑談
の中で彼の心の中をサーベイすることから始める。彼はたくさんネガティブなこ
とを言うに違いない。それでも決して否定してはならない。むしろ共感を示すこ
とだ。
「そうだね。よく分かりますよ。時代が変わっちゃったからねえ。何かしら変わ
っていかないと取り残されるからねえ」という具合に。
とにかく柔らかい口調で、変化することの必要性を、時間をかけて説いていく必
要がある。少しずつ信頼関係が築けたころあいを見計らって「今日は、現状打破
について考えてみないか」と誘い水を向けてみる。彼が否定しなければチャンス
だ。
「まず、挨拶や会話だけでも前向きにすると雰囲気がよくなるよねえ」と誘導し
ながら「簡単だ」、「やってみよう」、「挑戦しよう」。こんな言葉だけでも明
るい雰囲気になると思うでしょ」と話しながら表情の変化を観察する。こうして
少しずつ変化へのいざないを進めていくことだ。
時間は掛かるが「素直さ」、「傾解力(人の話に耳を傾け、聴いて理解する力)」、
「革新志向」、「挑戦意欲」が目覚めてくる。次にこれらの項目の定義付けと行
動基準を支援しながら極力自ら作らせる。日々行動特性がどう変化したかを観察
しながらよくなった部分は率直に褒めてあげる。半年も経ったころには見違える
ように行動特性は変化している。後を追うように仕事に成果が現れてくるのだ。
そしたらまた褒めることだ
ダメ社員に引導を渡してお引取り願う会社は多い。中途採用でできる社員を手っ
取り早く採用すればいいという考えも分からないではない。だが、人作りも立派
な社会貢献だ。そして雇用が最大の社会貢献なのである。
【3】今日のまとめ
1.カブトガニ社員はやる気も乏しく、かつ行動力にも欠けること。太古の昔か
ら進化することなく生きながらえてきたカブトガニに極めてよく似ている
こと。
2.カブトガニ社員は「幼児性」と「ペアレント性」がかなり大きく現れている
こと。「幼児性」は創造力の源泉であるから、必要な要素ではあること。
3.理想は三つの要素のバランスがそこそこ取れていること。
4.カブトガニ社員の行動特性改革には時間が掛かり、骨が折れが、コーチング
の手法を採り入れて、褒めながら徐々に心を軟化させていくこと。
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【4】編集後記
カブトガニ社員とカマス社員は似て非なるものである。
でも、どちらも会社ではダメ振りを発揮しているが意外にも家庭ではよきパパ振
りを発揮しているものである。パパでない独身者でも友達もできず、寂しい思い
をしている場合が多い。心の隙間を埋める手立てはあるはずだ。きっかけがあれ
ば、彼の行動特性は変わる。バッサリ切り捨てるのは忍びない。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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