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行動特性の改革で考えて仕事をする集団に生まれ変わる!

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       シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」

<第360回>[(第18話)「行動特性の改革で考えて
仕事をする集団に生まれ変わる!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.考えて仕事をしないのは誰のせいか!
2.人は誰でも考えるのが好き!
3.質問の仕方を変えるだけで社員は一変!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記

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組立作業を効率化するために編み出されたのがコンベアによる流れ作業だ。創
始者はヘンリー・フォード氏だ。米フォード自動車の創業者だった彼は寝ても覚
めても生産の効率化を考えていた。

ある日、肉屋の前をと通り、ふと思った。牛肉のブロックを寄せ集めて組み付け
れば皮を剥がれた一頭の牛に戻ることを思いついた。つまり、部品を寄せ集めて
順番に組みつけていけば一台の乗用車になるわけだ。何人かで作業を分担して流
れ作業でやれば一定時間に一台組み立てられるから一日何台完成できるかが読め
る。生産計画も立てやすい。

このコンベアによる流れ作業はたちまち多くの製造業に普及していった。賢い日
本企業は治工具を駆使し、自動化設備を導入して省力化・少人化を進めていった。
作業は単純化され、作業員をマニュアルや手順書で教育訓練すれば直ぐに作業に
就けることができる。一旦覚えてしまえばあとは機械的に一日中同じ作業をすれ
ばいい。作業者は余計なことは考える必要はない。何かあれば生産技術の担当者
が対策してくれるからだ。

パスカルという学者が「人間は考える葦である」と言ったそうだ。考えることを
剥奪された作業者は組み立てロボット化してしまい、人間性を喪失した。満足感
も達成感もない。心を病む社員も現れ、仕事に飽き足らずに辞めていく人も多か
った。

心ある企業は「エンラージメント」と称して作業領域を拡大して変化をもたせた。
またある企業は「エンリッチメント」と称して考えて判断する仕事も注入し、人
間性回復を図る努力をした。またある企業は提案制度を導入し社員のアイディア
を募ってモチベーションアップを狙った。

そこで今回は「質問の仕方を変えるだけで社員は一変!」と題して、「社員に考
えて仕事をさせる」ための幹部や上司の行動特性改革の方法について解説する。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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想像力は知識よりももっと大切である。

アイン・シュタイン

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【2】メルマガ本論

[(第18話)行動特性の改革で考えて仕事をする集団に生まれ変わる!]

1.考えて仕事をしないのは誰のせいか!

「これぐらいのことが何でできないんだ。少しは考えて仕事をやってくれよ」。
朝礼などで上司の嘆き節がいつものように職場に響く。「少しは考えて仕事をや
ってくれよ」と文句を言うくせに「余計なことはしなくていい」、「言ったとお
りにやってくれ」がいつもの口癖でもあるのだ。

部下が考えて仕事をしないのは一体誰のせいなのか。紛れもなく上司のせいであ
る場合が多い。上司だけでなく幹部もまずそのことに気付くべきだ。

部下が何かを提案したときも問題発言が飛び出す。「時期尚早だね」、「予算が
ないんだ」、「上がウンと言わないと思うよ」などだ。これでは提案した部下の
やる気に水を差すようなものだ。「提案しても意味がない」と考えた人は二度と
提案してこなくなる。


2.人は誰でも考えるのが好き!

岐阜県の未来工業の社是は「常に考える」だ。この社是は会社のいたるところに
掲示されている。「常に考えよ」と命令形になっていないところがミソだ。命令
でないから考えなくともいい。だが、考えて仕事をせず、提案も出さないわけだ
から給料やボーナスに反映されない。全て自分のせいだ。

未来工業では提案を出せば内容の如何にかかわらず500円もらえる。審査後等級が
決まれば等級に応じた報奨金が出る。年間何万件もの提案が出てくる。業務に生
かして改善されるから生産性が向上する。商品の改良や商品開発に生かすからダ
ントツの差別化商品を世に送り出す。商品によってはシェア70%以上を占めるも
のもある。年間140日以上も休日があり、しかも残業は一切ない。全員が正社員だ。

パスカルが言うように「人間は考える葦」だから元来考えることが好きだ。上司
も幹部も絶対に考えることを剥奪してはならないのだ。


3.質問の仕方を変えるだけで社員は一変!

堀場製作所の創業者である堀場雅夫氏はテレビに出演したときこんなことを言っ
ていた。「わが社の社是は“おもしろおかしく”だが赤旗という新聞におもしろ
おかしいのは社長だけで社員はみな泣いていると書かれた」と苦笑していた。

堀場製作所では仕事を与えるとき「課題」、「テーマ」しか言わないそうだ。あ
とは全て“おもしろおかしく”考えてやってくれという意味だ。

上司は指示めいたことは言わないほうがいい。「君はどう思うか?」と質問する
のが一番いい。部下は真剣に考えなければならない。そのためには「創造力」な
コンピテンシーを磨かなければならない。情報も集めなければならない。想像
力や連想力に通じるイマジネーション力も高めなければならない。上司の質問力
なる行動特性の改革が大事なのだ。

「頭を使って知恵を出せ。知恵の出ないものは汗を出せ。知恵もあせも出さない
者は静かに去れ」と言ったのが永大産業の当時の社長だったと記憶している。40
年近くも前の話しだ。考えて仕事をすることが嫌な社員は静かに去るしかないと
いうことだ。



【3】今日のまとめ

1.部下が考えて仕事をしないのはむしろ上司のせいである場合が多いこと。

2.人は元来考えることが好きであること。

3.質問の仕方次第で部下は考えて仕事をするようになること。

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



【4】編集後記

知識に長けた社員は多い。だが、ビジネスの世界では単なる物知りでは意味がな
い。せっかくの知識を知恵に昇華させ、その知恵をみんなで共有できるようにす
ることが大事だ。

職場が考える集団になればやがて会社全体が考える集団になっていく。そのとき、
仕事のできる人集団になっているだろう.

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=



次回に続く。

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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/

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