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シリーズ「
コンピテンシーをレビューする!」
<第365回>[(第23話)「社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「
コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.研修旅行とQCサークル活動で多数精鋭化!
2.毎日提案で観察力と分析力が冴え渡る!
3.行動特性を変えれば会社はマグロ集団になる!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
===========================
泳ぐことを止めたカツオやマグロは死ぬそうだ。言い方を変えれば「死ぬまで泳
いでいる」と言うことになる。それと同じで改革と決別した会社は死んでいく。
なぜ改革できなくなるのかと言えば改革のスパイラルアップが止まってしまうか
らだ。
これまで老舗の優良企業と言われていた企業が何社も消えていった。つまり、泳
ぐことを止めたマグロだった。
りそな銀行はご存知のように夕方5時まで営業する。だが、他行は相変わらず3
時で店を閉めるのに行員は遅くまで残業している。りそな銀行はほとんどの行員
が定刻に終業して退社する。細谷会長は「世間の常識は当社の非常識」と繰り返
しながら社員の行動特性を変えさせた結果さまざまな改革が実現できた。
3時で店を閉める、番号札を取らせてお客を長時間待たせる。でもそれは業界の
常識だからどこの銀行も改革しようとしなかった。お客のためではなく、自分た
ちの都合に合わせているだけなのだ。
提案制度を導入している会社は多い。だが、この制度が活発に機能している会社
は少ない。「月一件/一人」の目標すら実現できないのだ。社員は提案のネタ切
れと言うし、トップもあまり期待していないせいか、熱心ではない。だからいず
れ、立ち消えになってしまう。
だが、提案制度がとても活発な会社もある。未来工業やニトリ、バーコードのサ
トーなどだ。未来工業の事例は何度もテレビなどで報道された。ニトリやサトー
では毎日提案の提出を義務付けている。ニトリではあらゆる機会を使って「小数
精鋭」から「多数精鋭」にしようとしているのだ。
そこで今回は「社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!」と題して、
「社員の行動特性を変える」ための幹部や上司のマネジメントについて解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
当社は何でも差別化する訓練を続けてきた。つまり、よそとは違うことをやると
いうことだ。その結果、お客に感動を売ってきたから勝てるのだ。
山田昭雄
***********************************************************************
【2】メルマガ本論
[(第23話)社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!]
1.研修旅行とQCサークル活動で多数精鋭化!
昔は会社には「社員の慰安旅行」というのがあった。
費用は会社持ちで、バスを
連ねて温泉などに行く。道中は観光地を見学し、夜は無礼講の宴会だ。温泉はこ
の慰安旅行で儲けていたのである。だが、バブル崩壊後会社は
費用節減のため慰
安旅行を中止した。社員のほうも趣味の多様化などで参加者が激減していたから
むしろ会社にとっては好都合だった。
ニトリでは毎年百人ほどの社員をアメリカに研修旅行に出している。観光はほと
んどないそうだ。同業の家具店だけでなくウォルマートなど大手小売チェーンな
どを見学し、夜はホテルでレポートの作成に追われる。
観察力と分析力を磨き、決断・行動にいたるストーリーでレポートを書かなけれ
ばならない。翌朝までに提出できないと次の見学先に行かせてもらえないと言う
からみんな必死だ。帰国後、研修で勉強したことを仕事に採り入れて実行する。
ホンダから品質管理のプロを専務として迎え、品質管理や信頼性管理を強化して
いる。その活動の一環としてQCサークル活動をやっている。小集団が職場のい
ろいろな問題を採り挙げてQC手法を活用して問題解決する仕組みが定着し、多
数精鋭化に大きく貢献している。
2.毎日提案で観察力と分析力が冴え渡る!
毎日提案はさぞ大変で社員は愚痴をこぼしているかと思うとそうではない。「観
察→分析→決断・行動」なる
コンピテンシーが磨かれているからみんな好奇心旺盛
だ。観察して分析すると問題だらけであることに気付く。
改善に向けて実行し、効果を確かめて提案することが得意になっていく。一人で
やるには荷の重い問題はQCサークル活動を通じて改善すればいい。もう、少数
精鋭とは言わせない。ニトリでは多数精鋭に向かって社員の
モチベーションは高
まるばかりだ。
バーコードのサトーでは「三行提報」と名付けて毎日提案を出させている。提案
をふるいにかける部署まであり、有力な提案が毎日社長に上がっていく仕組みだ。
未来工業では毎日出すように義務付けてはいないが毎年数万件の提案が出てくる。
業務改善による生産性の向上にも貢献するが、差別化された商品の開発への貢献
度は大きい。この差別化商品がシェアで競合他社を圧倒し、高利益をもたらして
いる。全員が正社員で残業は一切なし。しかも世間の平均をはるかに上回る年収
が行動特性改革の源泉になっている。
3.行動特性を変えれば会社はマグロ集団になる!
今の行動特性に満足してはならない。さらに行動特性のランクアップを図る努力
を日夜惜しまない。つまり泳ぎを止めないマグロ集団なのだ。
和倉温泉加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」で連続31年間総合一
位を維持している。はっきり言って値段は高い。高いにもかかわらずお客に「ま
た来たい」と言わしめる。それはサービスの質の高さが群を抜いているところに
ある。お客を迎えたところからお見送りまで最高のサービスとおもてなしで高い
CS(顧客満足)を維持している。お客ともっとも長い時間接する客室係り(仲
居さん)の行動特性を最高レベルに磨き上げるシステムに全てが掛かっているの
だ。
行動特性を変えるきっかけ作りは経営トップの重要な仕事の一つである。
多品種微量生産で特殊なバネを生産している東海バネ工業の渡辺社長は「いつも
社員の
モチベーションをどうやって高めるか、そればかり考えている」とおっし
ゃっていた。行動特性を変えてもらうには、社員が
モチベーションを高める施策
を絶え間なく実行していかなければならない。
【3】今日のまとめ
1.ニトリでは、研修旅行とQCサークル活動で「多数精鋭化」に挑戦している
こと。これらが行動特性改革に結びついていること。
2.ニトリでは、あらかじめ観察力と分析力を磨かせ、毎日提案を出すことを義
務付けていること。提案することが行動特性改革に結びついていること。
3.未来工業では革新的な仕組みが社員の行動特性改革に結びついていること。
4.加賀屋では客室係り(仲居さん)の洗練された行動特性が最高のCS獲得に
貢献していること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
自動車販売会社(ディーラー)ではトップセールスは月7台前後売るが、パッと
しない営業マンは1~2台しか売れない。その差は一体何なのか。セールストー
クのうまい・下手ではないだろう。第一印象、誠実さ、誠意、信頼、思いやりな
どの行動特性の差ではないだろうか。EQという「心の知能指数」が成果に75
%以上も貢献しているのだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
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(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」
<第365回>[(第23話)「社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!」]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピテンシー
をレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹介していきま
す。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいた
だきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.研修旅行とQCサークル活動で多数精鋭化!
2.毎日提案で観察力と分析力が冴え渡る!
3.行動特性を変えれば会社はマグロ集団になる!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
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泳ぐことを止めたカツオやマグロは死ぬそうだ。言い方を変えれば「死ぬまで泳
いでいる」と言うことになる。それと同じで改革と決別した会社は死んでいく。
なぜ改革できなくなるのかと言えば改革のスパイラルアップが止まってしまうか
らだ。
これまで老舗の優良企業と言われていた企業が何社も消えていった。つまり、泳
ぐことを止めたマグロだった。
りそな銀行はご存知のように夕方5時まで営業する。だが、他行は相変わらず3
時で店を閉めるのに行員は遅くまで残業している。りそな銀行はほとんどの行員
が定刻に終業して退社する。細谷会長は「世間の常識は当社の非常識」と繰り返
しながら社員の行動特性を変えさせた結果さまざまな改革が実現できた。
3時で店を閉める、番号札を取らせてお客を長時間待たせる。でもそれは業界の
常識だからどこの銀行も改革しようとしなかった。お客のためではなく、自分た
ちの都合に合わせているだけなのだ。
提案制度を導入している会社は多い。だが、この制度が活発に機能している会社
は少ない。「月一件/一人」の目標すら実現できないのだ。社員は提案のネタ切
れと言うし、トップもあまり期待していないせいか、熱心ではない。だからいず
れ、立ち消えになってしまう。
だが、提案制度がとても活発な会社もある。未来工業やニトリ、バーコードのサ
トーなどだ。未来工業の事例は何度もテレビなどで報道された。ニトリやサトー
では毎日提案の提出を義務付けている。ニトリではあらゆる機会を使って「小数
精鋭」から「多数精鋭」にしようとしているのだ。
そこで今回は「社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!」と題して、
「社員の行動特性を変える」ための幹部や上司のマネジメントについて解説する。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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当社は何でも差別化する訓練を続けてきた。つまり、よそとは違うことをやると
いうことだ。その結果、お客に感動を売ってきたから勝てるのだ。
山田昭雄
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【2】メルマガ本論
[(第23話)社員の行動特性を変えためのきっかけは<1>!]
1.研修旅行とQCサークル活動で多数精鋭化!
昔は会社には「社員の慰安旅行」というのがあった。費用は会社持ちで、バスを
連ねて温泉などに行く。道中は観光地を見学し、夜は無礼講の宴会だ。温泉はこ
の慰安旅行で儲けていたのである。だが、バブル崩壊後会社は費用節減のため慰
安旅行を中止した。社員のほうも趣味の多様化などで参加者が激減していたから
むしろ会社にとっては好都合だった。
ニトリでは毎年百人ほどの社員をアメリカに研修旅行に出している。観光はほと
んどないそうだ。同業の家具店だけでなくウォルマートなど大手小売チェーンな
どを見学し、夜はホテルでレポートの作成に追われる。
観察力と分析力を磨き、決断・行動にいたるストーリーでレポートを書かなけれ
ばならない。翌朝までに提出できないと次の見学先に行かせてもらえないと言う
からみんな必死だ。帰国後、研修で勉強したことを仕事に採り入れて実行する。
ホンダから品質管理のプロを専務として迎え、品質管理や信頼性管理を強化して
いる。その活動の一環としてQCサークル活動をやっている。小集団が職場のい
ろいろな問題を採り挙げてQC手法を活用して問題解決する仕組みが定着し、多
数精鋭化に大きく貢献している。
2.毎日提案で観察力と分析力が冴え渡る!
毎日提案はさぞ大変で社員は愚痴をこぼしているかと思うとそうではない。「観
察→分析→決断・行動」なるコンピテンシーが磨かれているからみんな好奇心旺盛
だ。観察して分析すると問題だらけであることに気付く。
改善に向けて実行し、効果を確かめて提案することが得意になっていく。一人で
やるには荷の重い問題はQCサークル活動を通じて改善すればいい。もう、少数
精鋭とは言わせない。ニトリでは多数精鋭に向かって社員のモチベーションは高
まるばかりだ。
バーコードのサトーでは「三行提報」と名付けて毎日提案を出させている。提案
をふるいにかける部署まであり、有力な提案が毎日社長に上がっていく仕組みだ。
未来工業では毎日出すように義務付けてはいないが毎年数万件の提案が出てくる。
業務改善による生産性の向上にも貢献するが、差別化された商品の開発への貢献
度は大きい。この差別化商品がシェアで競合他社を圧倒し、高利益をもたらして
いる。全員が正社員で残業は一切なし。しかも世間の平均をはるかに上回る年収
が行動特性改革の源泉になっている。
3.行動特性を変えれば会社はマグロ集団になる!
今の行動特性に満足してはならない。さらに行動特性のランクアップを図る努力
を日夜惜しまない。つまり泳ぎを止めないマグロ集団なのだ。
和倉温泉加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」で連続31年間総合一
位を維持している。はっきり言って値段は高い。高いにもかかわらずお客に「ま
た来たい」と言わしめる。それはサービスの質の高さが群を抜いているところに
ある。お客を迎えたところからお見送りまで最高のサービスとおもてなしで高い
CS(顧客満足)を維持している。お客ともっとも長い時間接する客室係り(仲
居さん)の行動特性を最高レベルに磨き上げるシステムに全てが掛かっているの
だ。
行動特性を変えるきっかけ作りは経営トップの重要な仕事の一つである。
多品種微量生産で特殊なバネを生産している東海バネ工業の渡辺社長は「いつも
社員のモチベーションをどうやって高めるか、そればかり考えている」とおっし
ゃっていた。行動特性を変えてもらうには、社員がモチベーションを高める施策
を絶え間なく実行していかなければならない。
【3】今日のまとめ
1.ニトリでは、研修旅行とQCサークル活動で「多数精鋭化」に挑戦している
こと。これらが行動特性改革に結びついていること。
2.ニトリでは、あらかじめ観察力と分析力を磨かせ、毎日提案を出すことを義
務付けていること。提案することが行動特性改革に結びついていること。
3.未来工業では革新的な仕組みが社員の行動特性改革に結びついていること。
4.加賀屋では客室係り(仲居さん)の洗練された行動特性が最高のCS獲得に
貢献していること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
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【4】編集後記
自動車販売会社(ディーラー)ではトップセールスは月7台前後売るが、パッと
しない営業マンは1~2台しか売れない。その差は一体何なのか。セールストー
クのうまい・下手ではないだろう。第一印象、誠実さ、誠意、信頼、思いやりな
どの行動特性の差ではないだろうか。EQという「心の知能指数」が成果に75
%以上も貢献しているのだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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彩愛コンサルピアのHPは、
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