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行動力なるコンピテンシー発揮の威力!

       ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

    <第278回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編<その5>!

       ==■「行動力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、
成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者
・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みい
ただきたいと思います。

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<今回のメニュー>
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【1】知っているつもりで知らない自分!
【2】「行動力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「行動力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記

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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会います。そ
して成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。



【1】知っているつもりで知らない自分!

1.「自己の感情の理解力」をまず磨こう!

「自己の感情の理解力」は、自己認識に関する人格分野のコンピテンシーと言える。我々
人間は感情の動物だから、様々な場面で様々な感情が表れ、表情や態度あるいは言葉とな
って表現される。

したがって自分自身が表した感情が相手や周囲に、大げさに言えば会社の業績にも様々な
影響を与える。ただそれに気付いていないだけなのである。

気付いていないからこそ、その影響というものを全く理解せず感情の赴くままに表情、態
度、言葉を表現しがちなのだ。その結果、人間関係の悪化、ビジネスの失敗を招くケース
も結構多いのである。

人間は誰でも「自分は過小評価されている」と思いたがる傾向にある。これも自身の感情
の理解力が不足している証拠だ。しかし、実は他人にはかなり正しく見えているのである。

「自分自身の感情の理解力」をまずは磨くことが大切になってくる。


2.ジョハリの窓

ジョハリの窓というのがある。

どういうことかと言うと

(1)「自分に見えている自分と他人にも見えている自分」
(2)「自分に見えていない自分と他人には見えている自分」
(3)「自分に見えている自分と他人には見えていない自分」
(4)「自分にも他人にも見えていない自分」

の4つの窓があるというわけだ。

実は(2)「自分に見えていない自分と他人には見えている自分」が一番大きな窓なのだ。
自分では気づいていない自分の素顔が他人にはよく見えている、これは怖いことだと思う。

自己を正しく認識することは難しいと言われる。だからこそ他人には自分がどう写ってい
るのか、率直な意見を言ってもらい、自己変革のヒントにすることが大事になる。



【2】「行動力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!

「行動力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考えてほしい。

1.「行動力」の定義付けの例

例えば「多少準備不足があっても、まずは行動すること」と決めるのもいいだろう。

馬を水辺まで引っ張っていくことはできても馬が水を飲むかどうかは馬次第である。喉が
渇くという「誘因」、例えば運動をさせておき、そばに水があるという「動因」があれば
馬はうまそうに水を飲んでくれる。

行動しないということは適切な「誘因」、つまりやる気といったような誘い水がないわけ
だ。やる気にさせるメニューの設定が会社として必要になる。その上で目標などの「動因」
が設定されれば行動を起こすというわけだ。


2.行動基準の例

例えば行動にいたる前提条件として前述したように「誘引」のメニューがいくつか必要に
なる。多くの会社ではやりがい、満足感、達成感を醸成する方策を考えている。その上で
社員に「行動力」を付けるように促していることを心に刻んでおく必要がある。

□ まず実行に移し、やりながら軌道修正して所期の計画目標に近づける

□ いまだという好機を見逃さず行動に移す

□ やってみて行き詰まっても協力者を見出して最後までやりぬく

といった行動基準を決めて、いくつかを選択して実行するのもいい。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

1.中村文昭氏の言葉

中村文昭氏は「行動志向」、「行動力」の大切さを説いています。

<みんな目標はあります。でも、みんなが吐くセリフは「そのうち」という言葉です。>

「そのうち」というセリフは知らず知らずのうちに多くの人が使っている。「そのうち」
ということは「やらない」と同義語だ。「いつまで」という日付の入らない計画は実行さ
れない。計画や目標には「日付」が必要なのだ。



【4】「行動力」なるコンピテンシー発揮の威力!

行動力のない人、弱い人に、「なぜやらないのか」と質問すると実にうまい言い訳に終始
する。

「計画が不十分な状態ではやっても意味がない」、「準備に時間が掛かる」、「これが終
わってからやるつもりだった」など挙げたら切りがない。要するに「行動志向」、「行動
力」なるコンピテンシーが未熟なのだ。

仕事のできる人は、何しろ行動に移すのが早いという特徴がある。そしてやり始めて「こ
りゃ、あかん」と思うと別な方法で直ぐにやり直す。そして総じていいよい成果を挙げて
いる。

まずは行動に移すことだ。そうすると「新たな展開」、「思わぬ展開」を体験できる。行
動することがビジネスマン生活の習慣になることだ。そうすれば、誰もが「できるビジネ
スマン」に自己変革できるというわけだ。



【5】今日のまとめ

1.知っているつもりで実は知らない自分の窓の領域は実際大きいことを知るべきこと。

2.あれこれ思い悩む前にまず行動に移すこと。しまったと思ったらやり方を変えて直ぐ
  にやり直すこと。

3.行動してみれば、きっとわくわくするような新たな展開、思わぬ展開を経験できるこ
  と。



【6】編集後記

サントリー創業者である鳥井信治郎翁の口癖は「やってみなはれ、やってみな分からしま
へんやろ」だったと言われている。

現在のサントリーは「やってみなはれと言われる前にやれ」と檄を飛ばされているそうだ。
「行動志向」、「行動力」なるコンピテンシーが脈々と受け継がれているのが、強い会社
の象徴なのである。




次回に続く


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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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