1.◆◆◆エンロン問題は年金問題?(2)◆◆◆
確定給付年金のリスクとは何でしょうか?
確定給付年金では、市況の悪化等によって積立額を運用した結果が
予定された年金の支払額に満たない場合には、
企業が不足額を負担することになっています。
このように、確定給付年金は積立不足額を企業が負担するため、
従業員にリスクがないと説明されています。
しかし、
従業員にリスクがないと言うためには、
企業は発生した積立不足額をどのような状況においても
負担できるという前提が必要です。
つまり、企業が不足額を負担する体力があれば問題ないのですが、
体力がない場合は実質的には
退職金が減額されてしまいます。
りそなホールディングスは、傘下の4銀行の
退職者約1万5千人を対象に、
企業年金の給付額を平均13%減額しました。
他にも多くの会社で、
企業年金の給付額が減額されています。
このような現状の中で、
確定給付年金にはリスクがないと言えるでしょうか?
これに対して
確定拠出年金では、
従業員が積立金の運用リスクを負う
という点がクローズアップされています。
従業員が運用リスクを負うということは、
従業員自身でリスクをコントロールすることができるということです。
リスクを低くしたいのであれば、元本確保商品である定期
預金で
運用するという選択肢があります。
また
確定拠出年金は、常に個人別に
資産残高を把握することができ、
企業の業績が悪化したからといって減額される心配はありません。
確定給付年金においては、企業の業績が悪化したことにより
全
従業員の年金が減額されてしまうというリスクがあります。
これに対して
確定拠出年金では、企業の業績は年金受取額とは関係ありませんが
運用に失敗した
従業員は年金が減少してしまうリスクがあります。
逆に言えば、企業の業績が悪化したとしても、
運用に成功すれば十分な年金を受け取ることができます。
どちらのリスクを好むかは人によって異なると思います。
エンロンは
確定拠出年金(401K)を
採用していましたが、
業績の悪化により
従業員の
年金資産が壊滅的なダメージを受けました。
確定拠出年金では、企業の業績は年金受取額とは関係ないと
説明させていただきました。
しかし、エンロンの場合は少し異なっていました。
なぜでしょうか?
ヒントは運用していた
資産にあります。
解答は次回のメルマガで説明させていただきます。
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会計をマスターしてスキルアップしたい方へ
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がダウンロードできます。
下記のアドレスからダウンロードすることができますので、興味のある方は
一度ご覧になって下さい。
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2.さおだけ屋は
会社法が得意?
「さおだけ屋はなぜ潰れないか?」で有名な山田真哉さんは
会計だけでなく、実は
会社法のプロフェッショナルでもあります。
新
会社法がニュースで取り扱われることが増えてきましたが、
以前の
会社法との違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか。
彼が発行しているメルマガを読むと平成18年から予定されている
『新・
会社法』の最重要ポイントとその対処法をすっきりと理解することができます。
ベストセラー作家の文章が無料で読めるお得なメルマガです。
http://www.inbloom.jp/foresight/06_books/melmaga.html
また、7月22日には『山田真哉の 結構使える!つまみ食い「新
会社法」』
という本を出版されました。
実際にこの本を読んでみたところ、新
会社法の中で理解すべきポイントが
コンパクトにまとめられていると感じました。
新
会社法の入門書を探している方には、結構使える本になると思います。
http://www.inbloom.jp/foresight/06_books/inbloom_bks.html
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発行者 望月 実(
公認会計士)
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せっかく登録していただいたのに、ご期待に応えることができず
申しわけありませんでした。
今まで読んでいただいてありがとうございました。
このメルマガの内容は、経済のニュース等を私見に基づいて
分析していますので、事実を保証するものではありません。
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1.◆◆◆エンロン問題は年金問題?(2)◆◆◆
確定給付年金のリスクとは何でしょうか?
確定給付年金では、市況の悪化等によって積立額を運用した結果が
予定された年金の支払額に満たない場合には、
企業が不足額を負担することになっています。
このように、確定給付年金は積立不足額を企業が負担するため、
従業員にリスクがないと説明されています。
しかし、従業員にリスクがないと言うためには、
企業は発生した積立不足額をどのような状況においても
負担できるという前提が必要です。
つまり、企業が不足額を負担する体力があれば問題ないのですが、
体力がない場合は実質的には退職金が減額されてしまいます。
りそなホールディングスは、傘下の4銀行の退職者約1万5千人を対象に、
企業年金の給付額を平均13%減額しました。
他にも多くの会社で、企業年金の給付額が減額されています。
このような現状の中で、
確定給付年金にはリスクがないと言えるでしょうか?
これに対して確定拠出年金では、従業員が積立金の運用リスクを負う
という点がクローズアップされています。
従業員が運用リスクを負うということは、
従業員自身でリスクをコントロールすることができるということです。
リスクを低くしたいのであれば、元本確保商品である定期預金で
運用するという選択肢があります。
また確定拠出年金は、常に個人別に資産残高を把握することができ、
企業の業績が悪化したからといって減額される心配はありません。
確定給付年金においては、企業の業績が悪化したことにより
全従業員の年金が減額されてしまうというリスクがあります。
これに対して確定拠出年金では、企業の業績は年金受取額とは関係ありませんが
運用に失敗した従業員は年金が減少してしまうリスクがあります。
逆に言えば、企業の業績が悪化したとしても、
運用に成功すれば十分な年金を受け取ることができます。
どちらのリスクを好むかは人によって異なると思います。
エンロンは確定拠出年金(401K)を採用していましたが、
業績の悪化により従業員の年金資産が壊滅的なダメージを受けました。
確定拠出年金では、企業の業績は年金受取額とは関係ないと
説明させていただきました。
しかし、エンロンの場合は少し異なっていました。
なぜでしょうか?
ヒントは運用していた資産にあります。
解答は次回のメルマガで説明させていただきます。
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2.さおだけ屋は会社法が得意?
「さおだけ屋はなぜ潰れないか?」で有名な山田真哉さんは
会計だけでなく、実は会社法のプロフェッショナルでもあります。
新会社法がニュースで取り扱われることが増えてきましたが、
以前の会社法との違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか。
彼が発行しているメルマガを読むと平成18年から予定されている
『新・会社法』の最重要ポイントとその対処法をすっきりと理解することができます。
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また、7月22日には『山田真哉の 結構使える!つまみ食い「新会社法」』
という本を出版されました。
実際にこの本を読んでみたところ、新会社法の中で理解すべきポイントが
コンパクトにまとめられていると感じました。
新会社法の入門書を探している方には、結構使える本になると思います。
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申しわけありませんでした。
今まで読んでいただいてありがとうございました。
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