• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

部下は「分かってくれている」は幻想です

 おはようございます!

 社会保険労務士の内海 正人です。
 
 
 今日から新年度がスタートした会社が多いですね。

 新入社員が街にもあふれています。

 フレッシュな人材が入社してくると、なんとなくうきうきしますね。


 新たなスタートに何か目標を立てるのも良いでしょう。

 私は、NHKのEテレビの英語のプログラムに挑戦します^^。



 本日は「部下は「分かってくれている」は幻想です」をお伝えします。
 
 
 部下に「これ明日までにやっておいてね」と仕事を依頼したところ、

 翌日に提出された内容はとてもお客さまに渡せるものではなかった・・・。

 こんな経験をした人はたくさんいるのでは?


 
 なぜこんなことが起こるのかよく考えてみたところ、

「これぐらいは分かってくれていると思っていたのに…」

「こんなこと、あうんの呼吸で理解してくれていると思った…」

 ということだったのではないでしょうか。


 
 つまり、依頼するときに、ちょっとしたコミュニケーションを

 怠っていたことが原因となっています。


 まず、仕事を部下に依頼するときに説明があやふや、

 もしくはざっと表面しかなぞっていないことが考えられます。


 しかし、現場でお客さまと会話をすると

「部下にそこまで話をしないと伝わらないものかな?」

「そんなことまで話していたら日が暮れてしまう」

 などと話す人がほとんどです。


 しかし、あやふやな理解で業務が進んでしまったら、

 クオリティーの低いものができ、最初からやり直しとなって、

 多くの時間のむだが発生してしまいます。



 要は、部下にもう一度仕事についての説明をして、

 どんなものが求められているのかを理解させ、

 作業の時間をあらためて設けることになるのです。


 このことを考えたら、最初に丁寧に説明して理解させたほうが、

 はるかにむだが少ないはずでしょう。


 昔なら「あうん」の呼吸で仕事をするのが良いことと考えられていました。

 しかし、現在はそんなことでは業務が進みません。

「あうんの呼吸」がいけないということではないが、

 今は仕事も複雑になり、求められるものがとても詳細なものとなっています。

 仕事の目的、内容、注意するポイント、納期などを明確にするほうが

「あなたの思い」が伝わるのです。


「これぐらいは分かっているだろう」

 は上司であるあなたの思い過ごしなのです。


 そして、「説明する手間」を省略して、楽をしているということ

 でもあるのである。



 これからは「思い過ごしをいかになくして部下と接するか」が大切です。

 


 ○ 顧問契約 / 単発の有料相談 / 就業規則の作成 / 雇用契約書の作成は
 
 https://www.roumu55.com/komon.html  

---------------------------------------------------------------------
 日本中央社会保険労務士事務所・(株)日本中央会計事務所
 取締役社労士 内海正人
 ●ご相談 → https://www.roumu55.com/komon.html
 ●電 話 → 03-3539-3047
---------------------------------------------------------------------

(編集後記)

 実は、私の本が文庫本になりました。

 5年前に発行した「仕事は部下に任せよう!」が

 講談社から「管理職になる人がしっておくべきこと」

 という本になりました。

 
 それを記念して下記の交流会をいたします。


【内海正人さん既刊著書文庫化記念講演会&参加者交流会のご案内】

 
 この度、イー・プランニング出版倶楽部では、

 社会保険労務士人事コンサルタントであり、本を10冊近くも

 書かれている内海正人さんの既刊本の文庫化(版元:講談社)を記念して、

 下記の通り既刊著書文庫化記念講演会&参加者交流会を開催いたします。

 
 この講演会では、「実ビジネスに活かす出版の効果」と題して、

 なぜ出版できたのか、メディアの力と注意するポイント、
 
 プロフィールの重要性などを実体験を交えてお話いただきます。


 ・出版を実現するコツが知りたい。(特に士業の方にはおすすめ)

 ・自分ブランディングの方法が知りたい

 ・マスコミをどう巻き込めば効果的なPRができるのかを知りたい

 ─などの疑問や書籍を通じて自己ブランディングを図りたい方に特におすすめです。どうかこの機会にぜひご参加ください。

               記

 ■講演テーマ:「実ビジネスに活かす出版の効果」

 ■日時候補:2012年4月6日(金)
 
 19時開場 ご講演19時20分~1時間程度/

 懇親会20時30分から22時頃まで

 ■場 所:麹町高善ビル5F(セミナー会場)、懇親会会場は同ビル
 
 (住所:千代田区麹町4-8 当日連絡先090-2914-7780[須賀携帯])

 ■参加費:出版倶楽部正会員3,000円 ※お支払いは当日OK 

 一般の方:事前予約・事前振込6000円/予約なし当日参加・予約あり当日支払7000円

 ※内海からの紹介とお書きいただければ少し安くなります(笑)


 詳細は

 http://eplan.sblo.jp/

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

絞り込み検索!

現在22,769コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP