■Vol.94 2006-11-29 毎週水曜日配信
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■ いまさら聞けない!お金と人と組織のこと
■■■ ― 経営者、起業準備の方必見です!―
□□■
■■■ 「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」
□□■
■■■ 週刊(毎週水曜日発行)
□□■
http://www.c3-co.com/
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
皆さん こんにちは! C Cubeコンサルティングの清水 努です。
私のパートでは、前回まで
相続に関する事前準備や事後処理などの中心に
お話してまいりましたが、今回からは、経営者の皆さんがあまり歓迎しな
い、“税務調査”について、何回かに分けてお話していきたいと思います。
「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」シリーズ1回
目です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
税務調査! 何度聞いてもあまり言い響きではありませんね!
経営者の皆さんから、たまに言われますが、「税務調査が多いと、清水
さんのところは儲かりますね!」
確かに、調査の立会い
報酬などいただきますが、正直、事前準備から当
日の立会い、事後の折衝など時間的・精神的なものを勘案すると、割にい
い仕事とはいえません。
もちろん、大事な大事な仕事ですから、手を抜いたり、税務署の言いな
りになるということはありませんが・・・。
さて、前置きはこれくらいにして、シリーズ1回目のテーマは、
「税務署は、どのようにして調査に行く会社を決定しているのか?」です。
1.概ね、過去3期分の
決算書をベースに決定
2.過去の調査履歴をベースに決定
3.いわゆる、“タレ込み”による場合
大体この3つに大別されます。
各々説明していきますと、
====================================================================
1.概ね、過去3期分の
決算書をベースに決定
====================================================================
・現在、税務署には、KSKシステムというコンピューターが設置されてお
り、会社が
決算書を提出すると、その機械にデータが登録されます。
・そして、過去の数値と比較して著しい増減があった場合、
例えば、「原価率が急増した。」「外注費が急増した。」「人件費が急増し
た。」「売上が急減した。」「
貸倒損失の金額が大きい」などなど、コンピ
ューターが異常値と判断した会社に対して、調査選定の対象とされます。
====================================================================
2.過去の調査履歴をベースに決定
====================================================================
これは、過去に行われた税務調査の結果がどうだったのか、最後に調査をし
たのがいつだったのか? これらをベースに決定するわけですが、もう少し
詳しく追っていきましょう。
(1)過去に不正が行われていた会社
・調査が入って、不正が見つかりました。そうすると、税務署は、罰金であ
る“
加算税”というものを課してきます。
・この
加算税には、いくつか種類があるのですが、一番思いものは、「重加
算税」といわれ、これに該当すると、しばらくの間、調査履歴には印象の悪
い会社として記載されることになります。
・当然、税務署の担当者からすれば、「この会社にいけば、必ず何かは取れ
る!」と読んで、当然調査に行きたくなる会社となります。
(2)過去に大きな売上漏れや原価・
経費の過大計上をしていた会社
・上記(1)とは違って、悪質ではないのだが、うっかり売上の計上時期が間
違っていたとか、
経費の科目で税務署との見解の相違があった場合など、その
指摘された金額が、会社の規模に比して大きかった場合などは、「次回も、同
じ間違いがあるかもしれない!」と思われるケースがあります。
(3)脱税ワースト業種
・ここ最近は、「バー・キャバレー」「風俗」「パチンコ」の3業種が脱税ワ
ーストランキングで上位を占めております。
・そこで、これらの業種は、ほぼ毎年調査重点業種に指定されております。
(4)好況業種
・これは、その年によって、世間一般で好景気な業種といわれている会社を、
積極的に調査しているということです。
・ちなみに、今年は、“鉄関連業種”の会社には、ほとんど調査が入ってい
るようです。
(5)長期にわたり、調査が行われていない会社
・普通、税務調査は、3年~5年のペースで入ることが多いのですが、なぜ
か、何年にも渡り調査が行われていなかった会社に対して、担当部門の責任
者(=統括官といいます。)が指名してきます。
・ちなみに、私の関与先で20年ぶりに入った会社もあるくらいです。
====================================================================
3.いわゆる、“タレ込み”による場合
====================================================================
・これは、読んで字の如く、誰かが税務署に
告発をして、その情報に基づい
て税務調査が入るケースです。
・もちろん、“査察(=マル査)とは違います。
・元
従業員や、関与を切られた
会計事務所などが、あることないことを税務
署にリークする場合です。
・税務署も、そのような情報が入った以上、調査に行かなくてはならないと
いう、変な(?)意識が働くようです。
*いかがでしたか? 今回は、税務調査に入るパターンを検証していきまし
たが、皆さんの会社では最近調査はありましたか? 上のどのパターンに該
当しそうか、ちょっと考えてみて、事前に対策を準備しておいてくださいね!
*もちろん、その準備に不安があれば、C Cubeの清水までご連絡ください!
===================================================================
≡★☆★≡≡★☆★ 税務・
総務の知恵袋 ★☆★≡≡★☆★≡
~ 情報レポート集アップしました ~
ダウンロードするだけで、無料で今すぐご覧いただけます!!
こちらからどうぞ・・・
http://www.c3-co.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
http://www.c3-co.com/form.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆よろしかったら、友人、お知り合いの方にご紹介ください。
以下の内容を添付してください。
◆ 《銀座の
税理士気まぐれ日記2仕事編!業界ちょっと裏話》
更なる成長を目指す経営者の皆様へ送りたいメルマガです。
業務中のこぼれ話・裏話も多少交え発信しています。
http://www.mag2.com/m/0000161817.html
◆ いまさら聞けない!お金と人と組織のこと(毎週水曜日配信中)
http://www.mag2.com/m/0000148111.htm
◆ Weekly Report/1分間レポート(毎週月曜日配信中)
http://www.mag2.com/m/0000104247.html
○○ 税務の旬のネタをお届けします!! ○○
====================================================================
【税務相談について】
--------------------------------------------------------------------
税務相談につきましては経営相談会(毎週月曜日の午後に開催中!)
をご利用ください。
お申込みはこちら!
http://www.c3-co.com/soudan.php
====================================================================
■配信停止手続きは、こちらで。
http://www.mag2.com/m/0000104247.htm
===================================================================
【 発行 】 清水
税理士事務所(C Cubeコンサルティング)
http://www.c3-co.com/
【 住所 】 東京都中央区銀座7-15-5 共同ビル6F
【お問い合わせ先】
info@c3-co.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2004 C Cube コンサルティング All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■Vol.94 2006-11-29 毎週水曜日配信
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■ いまさら聞けない!お金と人と組織のこと
■■■ ― 経営者、起業準備の方必見です!―
□□■
■■■ 「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」
□□■
■■■ 週刊(毎週水曜日発行)
□□■
http://www.c3-co.com/
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
皆さん こんにちは! C Cubeコンサルティングの清水 努です。
私のパートでは、前回まで相続に関する事前準備や事後処理などの中心に
お話してまいりましたが、今回からは、経営者の皆さんがあまり歓迎しな
い、“税務調査”について、何回かに分けてお話していきたいと思います。
「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」シリーズ1回
目です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
税務調査! 何度聞いてもあまり言い響きではありませんね!
経営者の皆さんから、たまに言われますが、「税務調査が多いと、清水
さんのところは儲かりますね!」
確かに、調査の立会い報酬などいただきますが、正直、事前準備から当
日の立会い、事後の折衝など時間的・精神的なものを勘案すると、割にい
い仕事とはいえません。
もちろん、大事な大事な仕事ですから、手を抜いたり、税務署の言いな
りになるということはありませんが・・・。
さて、前置きはこれくらいにして、シリーズ1回目のテーマは、
「税務署は、どのようにして調査に行く会社を決定しているのか?」です。
1.概ね、過去3期分の決算書をベースに決定
2.過去の調査履歴をベースに決定
3.いわゆる、“タレ込み”による場合
大体この3つに大別されます。
各々説明していきますと、
====================================================================
1.概ね、過去3期分の決算書をベースに決定
====================================================================
・現在、税務署には、KSKシステムというコンピューターが設置されてお
り、会社が決算書を提出すると、その機械にデータが登録されます。
・そして、過去の数値と比較して著しい増減があった場合、
例えば、「原価率が急増した。」「外注費が急増した。」「人件費が急増し
た。」「売上が急減した。」「貸倒損失の金額が大きい」などなど、コンピ
ューターが異常値と判断した会社に対して、調査選定の対象とされます。
====================================================================
2.過去の調査履歴をベースに決定
====================================================================
これは、過去に行われた税務調査の結果がどうだったのか、最後に調査をし
たのがいつだったのか? これらをベースに決定するわけですが、もう少し
詳しく追っていきましょう。
(1)過去に不正が行われていた会社
・調査が入って、不正が見つかりました。そうすると、税務署は、罰金であ
る“加算税”というものを課してきます。
・この加算税には、いくつか種類があるのですが、一番思いものは、「重加
算税」といわれ、これに該当すると、しばらくの間、調査履歴には印象の悪
い会社として記載されることになります。
・当然、税務署の担当者からすれば、「この会社にいけば、必ず何かは取れ
る!」と読んで、当然調査に行きたくなる会社となります。
(2)過去に大きな売上漏れや原価・経費の過大計上をしていた会社
・上記(1)とは違って、悪質ではないのだが、うっかり売上の計上時期が間
違っていたとか、経費の科目で税務署との見解の相違があった場合など、その
指摘された金額が、会社の規模に比して大きかった場合などは、「次回も、同
じ間違いがあるかもしれない!」と思われるケースがあります。
(3)脱税ワースト業種
・ここ最近は、「バー・キャバレー」「風俗」「パチンコ」の3業種が脱税ワ
ーストランキングで上位を占めております。
・そこで、これらの業種は、ほぼ毎年調査重点業種に指定されております。
(4)好況業種
・これは、その年によって、世間一般で好景気な業種といわれている会社を、
積極的に調査しているということです。
・ちなみに、今年は、“鉄関連業種”の会社には、ほとんど調査が入ってい
るようです。
(5)長期にわたり、調査が行われていない会社
・普通、税務調査は、3年~5年のペースで入ることが多いのですが、なぜ
か、何年にも渡り調査が行われていなかった会社に対して、担当部門の責任
者(=統括官といいます。)が指名してきます。
・ちなみに、私の関与先で20年ぶりに入った会社もあるくらいです。
====================================================================
3.いわゆる、“タレ込み”による場合
====================================================================
・これは、読んで字の如く、誰かが税務署に告発をして、その情報に基づい
て税務調査が入るケースです。
・もちろん、“査察(=マル査)とは違います。
・元従業員や、関与を切られた会計事務所などが、あることないことを税務
署にリークする場合です。
・税務署も、そのような情報が入った以上、調査に行かなくてはならないと
いう、変な(?)意識が働くようです。
*いかがでしたか? 今回は、税務調査に入るパターンを検証していきまし
たが、皆さんの会社では最近調査はありましたか? 上のどのパターンに該
当しそうか、ちょっと考えてみて、事前に対策を準備しておいてくださいね!
*もちろん、その準備に不安があれば、C Cubeの清水までご連絡ください!
===================================================================
≡★☆★≡≡★☆★ 税務・総務の知恵袋 ★☆★≡≡★☆★≡
~ 情報レポート集アップしました ~
ダウンロードするだけで、無料で今すぐご覧いただけます!!
こちらからどうぞ・・・
http://www.c3-co.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
http://www.c3-co.com/form.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆よろしかったら、友人、お知り合いの方にご紹介ください。
以下の内容を添付してください。
◆ 《銀座の税理士気まぐれ日記2仕事編!業界ちょっと裏話》
更なる成長を目指す経営者の皆様へ送りたいメルマガです。
業務中のこぼれ話・裏話も多少交え発信しています。
http://www.mag2.com/m/0000161817.html
◆ いまさら聞けない!お金と人と組織のこと(毎週水曜日配信中)
http://www.mag2.com/m/0000148111.htm
◆ Weekly Report/1分間レポート(毎週月曜日配信中)
http://www.mag2.com/m/0000104247.html
○○ 税務の旬のネタをお届けします!! ○○
====================================================================
【税務相談について】
--------------------------------------------------------------------
税務相談につきましては経営相談会(毎週月曜日の午後に開催中!)
をご利用ください。
お申込みはこちら!
http://www.c3-co.com/soudan.php
====================================================================
■配信停止手続きは、こちらで。
http://www.mag2.com/m/0000104247.htm
===================================================================
【 発行 】 清水税理士事務所(C Cubeコンサルティング)
http://www.c3-co.com/
【 住所 】 東京都中央区銀座7-15-5 共同ビル6F
【お問い合わせ先】
info@c3-co.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2004 C Cube コンサルティング All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━