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コラムの泉

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グローバルビジネスで成功するために重要な鍵を握る新たな…

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こんにちは!『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


さて、今年は現状5冊の出版依頼をいただいていますが、
最初の1冊が先週の木曜日に校了となりました。(^-^)v

他の仕事も重なってバタバタしていたので久しくメルマガを配信できず
にご迷惑をお掛けしました。

今週の木曜日には見本が上がってくるそうなので、
ゴールデンウィーク明けには全国書店の店頭に並ぶ予定です。

アマゾンでもすでに予約が始まっています。

今回の『これだけ!4P』は、今年出版する“マーケティング3部作”の
露払いで、初心者向けにマーケティング戦略を解説した書籍です。

よろしかったら是非ともお読み下さいね!

Facebookで多くの方からメッセージをいただきましたが、
すでに予約を入れていただいた方もいらっしゃるようです。(^-^)

どうもありがとうございます!

『これだけ!4P』はこんな書籍です⇒ http://www.mbajp.org/i/s/35l.html


それでは、今回も張り切ってメルマガをお届けしていきますので、
最後までお付き合いの程よろしくお願い致します!

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【今号のコンテンツ】

1.コラム:MBAの“視点”
2.今週のお薦めビジネス書
3.MBA Solution Business Collegeからのご案内

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今回は『コラム:MBAの“視点”』からスタートしていきます!


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【1.コラム:MBAの“視点”】


■ グローバルビジネスで成功するために重要な鍵を握る新たなタイプの
マネジャーに必要不可欠な4つの特徴とは?


現状、日本を含めた先進諸国では国家財政の危機的状況に見舞われ、
経済成長率が鈍化するなど資本主義経済の限界を迎えているといっても
過言ではないでしょう。

そこで、企業は成長を持続するために新興国や今後成長が見込まれる市場での
事業展開を必要不可欠と考え、グローバル戦略を重点施策としている場合も
多いはずです。

実際にユニクロなどはグローバル化を推進して2015年までに海外売上が
国内売上を上回ると予想されています。

ただ、生活水準が違う海外の国に日本の製品をそのまま持ち込んだとしても、
何の成功の保障もありません。

恐らく、従来の日本製品を購入できるのはほんの一握りの消費者であり、
グローバル企業が新興国で成功するために、やはり“破壊的イノベーション”
が重要な鍵を握るといっても過言ではないでしょう。

破壊的イノベーションとは、イノベーション研究の第一人者であるハーバード・
ビジネス・スクールのクレイトン・クリステンセン教授が提唱する考え方で
あり、技術革新によって従来の製品価値を破壊し、
業界の在り方を劇的に変えていくイノベーションのことです。

たとえば、ネットブックと呼ばれるノートPCは、
機能を絞り込んで非常に安い価格で市場に投入されました。

それまでノートPCは20万円前後と非常に高額な価格帯の製品が主流でしたが、
ネットブックの登場により、ノートPC市場は“破壊”され、今や通常の
ノートPCでさえ5万円程度で購入できるような状況になったことは
みなさんもご存じの事実です。

新興国で成功を収めるためにはこの破壊的イノベーションが
必要不可欠になってくるのです。

この破壊的イノベーションを行って新興国で成功を収めた事例として、
味の素やユニ・チャーム、マンダムなどが挙げられるでしょう。

これらの企業は新興国の生活に密着したマーケティングを行った結果、
“小分け”という方法で破壊的イノベーションを成し遂げました。

それぞれ、調味料(味の素)や紙おむつ(マミーポコ)、整髪料(GATSBY)を
小分けにして1回の使い切りタイプを数円から数十円で投入することにより、
利益を損なうことなく大きな需要を取り込むことに成功したのです。

特にGATSBYはインドネシアにおいて若者の間で認知度90%以上を誇るなど
非常に大きな成功を収めています。


このような新興国での大きなチャンスは、どのような企業であれ、
ものにすることができますが、そのためには新たなタイプのマネジャーが
必要になってきます。

それが『グローバルブリッジャー』(世界の橋渡し役)と呼ばれるマネジャー
なのです。

新興国での成功において、この新たなタイプのマネジャーの必要性を唱える
サンダーバード国際経営大学院のネイサン T.ワッシュバーン准教授は、
グローバルブリッジャーとして、次の4つの特徴を挙げています。


まず一つ目は誰からも信頼される人柄です。

新興国での大きなチャンスをものにするためには多くの人の協力が必要です。

会社の上層部だけでなく現地の人々からの協力なくしては
大きなチャンスを実現することなど不可能なことでしょう。

そのような意味ですべての人に対して“親切”で、“有能”で、“誠実”で
なければいけないのです。


二つ目は豊富な海外経験です。

新興国ではもちろん文化やライフスタイル、価値観など母国のものとは
まったく違ったものになります。

新興国の人々のニーズをとらえるためには顧客目線が重要であり、
そのためには様々な自国以外での経験が必要不可欠になるのです。


三つ目は自社のことをよく知っているということです。

新興国でイノベーションを起こすためには現地での事情ばかりでなく、
自社の経営資源や強みをよく知っている必要があります。

すなわちグローバルブリッジャーには長い社歴を欠かすことができない
ということです。

新興国のマーケットと自社の事情に精通することによって初めて橋渡し役の
役割を全うすることができるようになるのです。


そして、最後の四つ目は社内向けのマーケティングに長けているということ。

新興国で生まれた破壊的イノベーションのアイデアは
得てして本社で軽んじられています。

やはり現地発のイノベーションではなく本社発のイノベーションで新興国を
攻めようという考えが主流なのです。

ただ、現地のニーズを踏まえたイノベーションでなければ成功する確率は
極端に低くなります。

そこで、グローバルブリッジャーは現地で生まれた破壊的イノベーションの
アイデアをうまく本社で取り入れられるような社内マーケティングを
駆使できなければならないのです。


企業が新興国で大きな成功を収めるためには、このような特徴を兼ね備えた
人材を登用するか、現状社内にいなければ育てるしかありません。

ビジネスがグローバル化した現代では、新興国の需要を取り込むことが
できるかどうかは多くの企業にとって生命線といっても過言ではありません。

そのような意味で、今一刻でも早く新たなタイプのマネジャーである
グローバルブリッジャーの養成に取り掛かる必要があるといえるでしょう。


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≪今日のポイント≫

1.多くのマーケットが頭打ちとなっている先進国で活動する企業にとって
成長を維持したければ新興国への進出は必要不可欠になっている。

2.新興国の旺盛な需要を取り込むためには破壊的イノベーションを起こす
必要がある。

3.新興国での破壊的イノベーションを成功に導くためにはグローバル
ブリッジャーと呼ばれる新たなタイプのマネジャーが重要な鍵を握る。

4.グローバルブリッジャーは次の4つの特徴を兼ね備えている。

1).誰からも信頼される人柄である
2).豊富な海外経験がある
3).自社のことをよく知っている
4).社内向けのマーケティングに長けている


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※今回のコラムはハーバードビジネスレビューの2012年5月号
『破壊的イノベーターの条件』からお届けしました。

今回の論文の執筆者は実は私の母校の先生なんです。(^^)

私が在学時には多分いらっしゃらなかったと思うのですが、
よく名前を聞く准教授なので、是非とも講義を受けてみたかったですね。

より深堀りしたい方は是非ともハーバードビジネスレビューをお読み下さいね!

→ http://www.mbajp.org/i/s/36q.html

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続いてお薦めのビジネス書をご紹介していきます!


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【2.今週のお薦めビジネス書】


今回お薦めするビジネス書は『ゲーミフィケーション』です。

成熟した経済環境の中では、「いかに多くの顧客にリピートしてもらうかが
重要になってくる」ということは誰しもが感じていることでしょう。

ただ、リピート購入してもらうことはそんなにたやすいことではありません。

そこで、表現は悪いですが企業が意図的に“中毒状況”を作り上げることが
できれば、容易にリピーターを獲得できるようになります。

顧客が「この製品やサービスがなければならない」という想いを強くする
仕組みを築いていくのです。

このような状況を作り出すには、“ビジネスのゲーム化”が非常に効果的です。

製品やサービスをゲーム化することにより、多くの消費者は製品やサービスの
虜になり進んで財布の口を開くようになります。

この『ゲーミフィケーション』には、そのビジネスのゲーム化のプロセスが
事細かに解説されています。

本当に社会や顧客にとって価値ある製品やサービスを提供している
企業であれば、本書を参考にしてゲームをビジネスの中に取り入れ、
飛躍的な成長を遂げていただきたいと思います。

一方で、非常にパワフルな戦略だけに、お金だけを目当てにしたビジネスの
ゲーム化は避けていただきたいのが偽らざる本心です。

無料を謳ったSNSゲームの高額な代金支払いが社会問題化しているのと
同じ問題に直面することになります。

本書は、消費者目線でも、企業が仕掛けるゲーム化の罠に陥らないために
隠された裏の戦略を知るという意味で非常に有益です。

是非とも多くの方にお読みいただきたいと思います。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>

◎ゲーミフィケーション
【対象者】 ビジネスのゲーム化戦略を身につけたい方
【難易度】 易しい
【必読度】 ★★★★★(5)

詳しくはこちらからどうぞ!⇒ http://www.mbajp.org/i/s/36a.html


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最後はMBA Solution Business Collegeからのご案内です。


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【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】


MBA Solution Business College では、5月のベーシックMBA講座として、
一歩進んだマーケティング戦略をお届けしていきます!

大量生産・大量消費の時代は終わりを告げ、今や顧客視点のマーケティングが
成功の重要な鍵を握るようになりました。

次回のベーシックMBA講座では、現代の企業にとって重要なマーケティングで
ある『ブランド戦略』と『CRM戦略』を事例を豊富に実践にすぐに役立つ形で
お伝えしていきたいと思います。

自社製品を売りつけるのではなく、自社のファン客を増やして自然に売れる
仕組みを構築する知識を身につけたい方は是非ともご参加下さい!


■ 『できる!MBAベーシック講座ブランド戦略』

開講日程: 2012年5月20日(日) PM 1:10~PM 2:40
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳細・お申込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/36z.html


■ 『できる!MBAベーシック講座CRM戦略』

開講日程: 2012年5月20日(日) PM 3:00~PM 4:30
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
詳細・お申込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/36w.html


同時受講すれば受講料は大幅ディスカウントになります!
⇒ http://www.mbajp.org/i/s/36s.html


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【編集後記】


昨日のYahoo!のトップニュースでアンナミラーズが1店舗だけに
なってしまったという記事が掲載されていました。

アンナミラーズといえば、22年前、九州の田舎から都市銀行の赤坂支店に配属
され、慶応や早稲田の同期達に連れられて赤坂店を訪れた時、ウエィトレスの
ミニスカートがあまりに短く、衝撃を覚えた記憶があります。(笑)


アンミラをご存じない方はブログでご確認下さい⇒ http://bit.ly/Ipa0ch


バブル華やかし頃の古き良き思い出ですが、不況の影はアンナミラーズにまで
忍び寄っていたんですね。

まだ全店を閉鎖するわけではなく、親会社の井村屋は再起を誓っている
そうなので、今後も影ながら応援していきたいと思っています。(^^)


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最後までお読みいただきましてありがとうございました

メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m
ビジネスに役立つ知識が満載です!

☆どんな逆境でもダントツの成果を出す 6つの「自分戦略」
http://www.mbajp.org/i/s/35x.html
↑厳しい環境を乗り切るノウハウ満載の最新刊です!

☆『最強の「ビジネス理論」集中講義』
http://www.mbajp.org/i/s/dream.html
↑発売即重版!シリーズ化が決定した話題のベストセラーです!

☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑まだまだメガヒット発売中です!

☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなりました!

☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!


それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!

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発行責任者: 安部 徹也

発行元:株式会社 MBA Solution
- The Best Solution for Your Business
URL : http://www.mbasolution.com

MBA Solution Business College
URL : http://www.mbajp.org

ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから
お願いします。(このメルマガへ返信しても届きませんのでご注意!)
→ http://www.mbasolution.com/opinion.htm

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