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わかっちゃう! 知的財産用語 No.137
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[中小企業知的財産権保護対策事業]
日本貿易振興機構が行っている中小企業向けの模倣品調査を支援する事業の
ことです。
(1) 海外で売られている模倣品・海賊版というと大手企業の製品の模倣品が考
えられますが、近年では大企業の製品だけでなく、中小企業の製品の模倣品
も増えてきているようです。
模倣品が出回ると、市場が乱れて自社製品の売り上げが低下することや、質
の悪い模倣品のために自社の信用が損なわれることが考えられます。
本当に頭の痛い 問題ですね。
(2) 模倣品は近隣のアジア諸国で作られていることが多いそうなので、そのよ
うな国で模倣品を作られないように
特許権,
意匠権,
商標権などの権利を取
得しておくことが望ましいです。
そして模倣品を発見した場合、法的措置をとるために侵害状況(被害状況)
や製造元,流通経路などを調べ、証拠を入手する必要があります。
このような調査は、自社で行うのは難しいので、通常は調査機関(調査会社
など)に依頼することとなると思います。
しかしながら、中小企業にとっては調査
費用が大きな負担となりますし、そ
れ以前にどのような調査会社に依頼しすればよいのか わからないこともあり
ます。
(3) 日本貿易振興機構(JETRO:ジェトロ)が「中小企業知的財産権保
護対策事業」として、中小企業のために海外での侵害に関する調査の支援を
していますので、それを利用するのも一つの手だと思います。
応募すれば、日本貿易振興機構が調査機関に調査を委託します。中小企業は
自分で調査機関を見つけてくる必要はありません。
そして、日本貿易振興機構が調査
費用の2/3を助成してくれます。
これにより、調査
費用の負担を大幅に軽減することができます。
(4) 助成の対象となるのは中小企業ですが、
資本金や
従業員数については業種
により基準があります。
例えば、
「製造業の場合、
資本金が3億円以下、又は
従業員が300人以下」
「小売業の場合、
資本金が5,000万円以下、又は
従業員が50人以下」
という条件があります。
(5) 助成を受けるためには、
☆ 調査する国において登録済み又は出願中の
特許権,実用新案権,
意匠権,
商標権が存在すること。又は著作権を保有していること。
☆ 外国における権利侵害の存在を客観的に示す証拠があること。
などの条件があります。
尚、助成を受けた場合、調査後3年間に進展があった場合には日本貿易振興
機構に対して報告義務があります。
(6) 詳しい内容については、
独立行政
法人 日本貿易振興機構
http://www.jetro.go.jp/indexj.html
にお問い合わせ下さい。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1) 以前から
「近隣の某国では、
特許権や
商標権などの権利を取っても侵害者を捜し出す
ことが難しく、国も取り締まりついて積極的ではない。」
という話は よく聞いていました。
「模倣品製造者は拠点を次々移動するのでなかなか尻尾がつかめない」
という話も聞いたことがあります。
また、ある企業の人で、某国に自社製品の侵害調査に行った人の話を聞いた
ことがあるのですが、村ぐるみで模造品を作っていて驚いたとのことでした。
まるで、映画に出てくるような話ですね。
ギャングなどが資金源として模倣品製造を行っているような場合もあるでしょ
うし、調査会社というのも結構、危険が伴う商売なのではないかと思います。
(2)それにしても「中小企業知的財産権保護対策事業」って、長い名称ですね。
なにか覚えやすく、親しみのある愛称があると良いですね。
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「わかっちゃう! 知的財産用語」
発行 西川
特許事務所 (
http://www.jpat.net/ )
兵庫県西宮市東山台3丁目9-17
電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821
発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
感想メールをいただくと嬉しくて やる気が出るので、よろしくお願い
します。(「読んでるよ」の一言だけでも たいへん勇気づけられます。)
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
☆「メール相談」
http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」ですが、
出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 恥ずかしながら・・
私の日記
http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/
(書き込みも歓迎)
☆ ☆
掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて結構です。
(C) 2006 Nishikawa Yukiyoshi
『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
本マガジンの解除は
http://www.mag2.com/m/0000098536.htm から
お願いします。
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[編集後記]
最近、無線操縦のヘリコプターのオモチャ
http://tinyurl.com/v3e26
に、すっかり はまってしまいました。
赤外線でコントロールする室内用のヘリコプターで、手のひらに載るくらい
の大きさです。
メインローターとテールローターの回転数の制御だけしかできないので、基
本的には「上昇・下降」と「左右旋回」しかできないのですが、ちょっと改造
すると「前進」もでき、慣れると 思った場所に飛ばすことができます。
(改造については、マニアの人のホームページを参考にしました。興味のある
方はメールいただきましたらURLをお知らせします。)
ヘリコプターのラジコンは高価で操縦も難しく、子供の頃から憧れていたの
ですが、こんな安いオモチャで その気分を味わえるとは 本当に感謝です。
子供の頃の夢が叶うというのは、とても気分が良いものですね(^_^)
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わかっちゃう! 知的財産用語 No.137
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[中小企業知的財産権保護対策事業]
日本貿易振興機構が行っている中小企業向けの模倣品調査を支援する事業の
ことです。
(1) 海外で売られている模倣品・海賊版というと大手企業の製品の模倣品が考
えられますが、近年では大企業の製品だけでなく、中小企業の製品の模倣品
も増えてきているようです。
模倣品が出回ると、市場が乱れて自社製品の売り上げが低下することや、質
の悪い模倣品のために自社の信用が損なわれることが考えられます。
本当に頭の痛い 問題ですね。
(2) 模倣品は近隣のアジア諸国で作られていることが多いそうなので、そのよ
うな国で模倣品を作られないように特許権,意匠権,商標権などの権利を取
得しておくことが望ましいです。
そして模倣品を発見した場合、法的措置をとるために侵害状況(被害状況)
や製造元,流通経路などを調べ、証拠を入手する必要があります。
このような調査は、自社で行うのは難しいので、通常は調査機関(調査会社
など)に依頼することとなると思います。
しかしながら、中小企業にとっては調査費用が大きな負担となりますし、そ
れ以前にどのような調査会社に依頼しすればよいのか わからないこともあり
ます。
(3) 日本貿易振興機構(JETRO:ジェトロ)が「中小企業知的財産権保
護対策事業」として、中小企業のために海外での侵害に関する調査の支援を
していますので、それを利用するのも一つの手だと思います。
応募すれば、日本貿易振興機構が調査機関に調査を委託します。中小企業は
自分で調査機関を見つけてくる必要はありません。
そして、日本貿易振興機構が調査費用の2/3を助成してくれます。
これにより、調査費用の負担を大幅に軽減することができます。
(4) 助成の対象となるのは中小企業ですが、資本金や従業員数については業種
により基準があります。
例えば、
「製造業の場合、資本金が3億円以下、又は従業員が300人以下」
「小売業の場合、資本金が5,000万円以下、又は従業員が50人以下」
という条件があります。
(5) 助成を受けるためには、
☆ 調査する国において登録済み又は出願中の特許権,実用新案権,意匠権,
商標権が存在すること。又は著作権を保有していること。
☆ 外国における権利侵害の存在を客観的に示す証拠があること。
などの条件があります。
尚、助成を受けた場合、調査後3年間に進展があった場合には日本貿易振興
機構に対して報告義務があります。
(6) 詳しい内容については、
独立行政法人 日本貿易振興機構
http://www.jetro.go.jp/indexj.html
にお問い合わせ下さい。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1) 以前から
「近隣の某国では、特許権や商標権などの権利を取っても侵害者を捜し出す
ことが難しく、国も取り締まりついて積極的ではない。」
という話は よく聞いていました。
「模倣品製造者は拠点を次々移動するのでなかなか尻尾がつかめない」
という話も聞いたことがあります。
また、ある企業の人で、某国に自社製品の侵害調査に行った人の話を聞いた
ことがあるのですが、村ぐるみで模造品を作っていて驚いたとのことでした。
まるで、映画に出てくるような話ですね。
ギャングなどが資金源として模倣品製造を行っているような場合もあるでしょ
うし、調査会社というのも結構、危険が伴う商売なのではないかと思います。
(2)それにしても「中小企業知的財産権保護対策事業」って、長い名称ですね。
なにか覚えやすく、親しみのある愛称があると良いですね。
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「わかっちゃう! 知的財産用語」
発行 西川特許事務所 (
http://www.jpat.net/ )
兵庫県西宮市東山台3丁目9-17
電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821
発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
感想メールをいただくと嬉しくて やる気が出るので、よろしくお願い
します。(「読んでるよ」の一言だけでも たいへん勇気づけられます。)
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
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出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 恥ずかしながら・・
私の日記
http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/
(書き込みも歓迎)
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掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて結構です。
(C) 2006 Nishikawa Yukiyoshi
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お願いします。
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[編集後記]
最近、無線操縦のヘリコプターのオモチャ
http://tinyurl.com/v3e26
に、すっかり はまってしまいました。
赤外線でコントロールする室内用のヘリコプターで、手のひらに載るくらい
の大きさです。
メインローターとテールローターの回転数の制御だけしかできないので、基
本的には「上昇・下降」と「左右旋回」しかできないのですが、ちょっと改造
すると「前進」もでき、慣れると 思った場所に飛ばすことができます。
(改造については、マニアの人のホームページを参考にしました。興味のある
方はメールいただきましたらURLをお知らせします。)
ヘリコプターのラジコンは高価で操縦も難しく、子供の頃から憧れていたの
ですが、こんな安いオモチャで その気分を味わえるとは 本当に感謝です。
子供の頃の夢が叶うというのは、とても気分が良いものですね(^_^)