こんにちは。
社会保険労務士の田中です。
「 給与計算の『勘所』 」では、給与計算で直面する、
さまざまなイレギュラー事態への、対処方法をお伝えしていきます。
日々のお仕事のご参考にして頂ければ幸いです。
今回は、「番外編」として、給与計算への取り組み方をお知らせ致します。
特に、一人で給与計算を担当している方のご参考になれば嬉しいです。
バックナンバーはこちらです。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-55344/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
弊所では、顧客企業の給与計算を専任チームで担当しています。
給与計算の結果は、チーム内で
ダブルチェックすることを原則としています。
しかし、私が1人で開業した頃は、給与計算も1人でチェックしていました。
本来、
ダブルチェックが望ましい給与計算ですので、
私は、1人でも
ダブルチェックと同様の精度を出そうと、
2回目のチェックの時には、次の点を心がけていました。
☆☆ その1 ☆☆
1回目のチェック後、「一晩寝かせて」自らの目を新たに、
違う人になったつもりで2回目のチェックを行う。
(文字通りに翌日にチェックしていました。)
☆☆ その2 ☆☆
チェック結果を書き込んだリストは使わず、まっさらなもので行う。
(1回目のチェック結果が残っていると、それに引きずられることがあります。)
☆☆ その3 ☆☆
社員番号順にチェックした後は、部署別順にしたり、
1回目とは、逆からチェックするなど、アプローチを変える。
☆☆ その4 ☆☆
違う机でチェックするなど、環境を変える。
(不思議なものでこれだけでも、目が新たになります。)
☆☆ その5 ☆☆
当日に
ダブルチェックをしなければいけない時は、昼食に出るなどして、
少しでも気持ちを新たにして取り組む。
(時間が空くほど良いのですが、その時間が短い時は、
なるべく給与計算とは全く違う仕事などをするようにしていました。)
このような工夫をして、
ダブルチェックはもちろん、
繰り返し、しつこく何回も何回もチェックしていました。
それだけ、給与計算では、複数回のチェックは大切だと思います。
それでも納品した後も「ミスがあったらどうしよう」と悩みました。
支給日を2~3日程過ぎて、何もクレームが無い事で、初めてホッとしていました。
でも、「ミスがあったらどうしよう」という気持ちは、
「給与計算のプロフェッショナル」として絶対に忘れてはいけないことであり、
経験をどんなに積んでも、大切にしたい感覚だと思っています。
多くの人は、給与のために働きます。
給与計算は、縁の下の力持ち的な仕事で、
なかなか目立ちませんし、労力が大きく、大変な仕事です。
しかし、どんな職種のどのような規模の会社でも、
変わらずに重要な基幹業務です。
給与計算をご担当している方は、誇りと自覚を持って
お仕事にあたって頂きたいと思います。
・・・・・・・ もうすぐ
年末調整の準備に入る頃でしょうか。
頑張りましょう!! ・・・・・・・
==============================================
社会保険労務士 田中事務所 田中理文
http://www.tanakajimusho.biz/
【給与計算の
アウトソーシングもお受けしています!】
http://www.tanakajimusho.biz/pc/contents17.html
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こんにちは。社会保険労務士の田中です。
「 給与計算の『勘所』 」では、給与計算で直面する、
さまざまなイレギュラー事態への、対処方法をお伝えしていきます。
日々のお仕事のご参考にして頂ければ幸いです。
今回は、「番外編」として、給与計算への取り組み方をお知らせ致します。
特に、一人で給与計算を担当している方のご参考になれば嬉しいです。
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給与計算の結果は、チーム内でダブルチェックすることを原則としています。
しかし、私が1人で開業した頃は、給与計算も1人でチェックしていました。
本来、ダブルチェックが望ましい給与計算ですので、
私は、1人でもダブルチェックと同様の精度を出そうと、
2回目のチェックの時には、次の点を心がけていました。
☆☆ その1 ☆☆
1回目のチェック後、「一晩寝かせて」自らの目を新たに、
違う人になったつもりで2回目のチェックを行う。
(文字通りに翌日にチェックしていました。)
☆☆ その2 ☆☆
チェック結果を書き込んだリストは使わず、まっさらなもので行う。
(1回目のチェック結果が残っていると、それに引きずられることがあります。)
☆☆ その3 ☆☆
社員番号順にチェックした後は、部署別順にしたり、
1回目とは、逆からチェックするなど、アプローチを変える。
☆☆ その4 ☆☆
違う机でチェックするなど、環境を変える。
(不思議なものでこれだけでも、目が新たになります。)
☆☆ その5 ☆☆
当日にダブルチェックをしなければいけない時は、昼食に出るなどして、
少しでも気持ちを新たにして取り組む。
(時間が空くほど良いのですが、その時間が短い時は、
なるべく給与計算とは全く違う仕事などをするようにしていました。)
このような工夫をして、ダブルチェックはもちろん、
繰り返し、しつこく何回も何回もチェックしていました。
それだけ、給与計算では、複数回のチェックは大切だと思います。
それでも納品した後も「ミスがあったらどうしよう」と悩みました。
支給日を2~3日程過ぎて、何もクレームが無い事で、初めてホッとしていました。
でも、「ミスがあったらどうしよう」という気持ちは、
「給与計算のプロフェッショナル」として絶対に忘れてはいけないことであり、
経験をどんなに積んでも、大切にしたい感覚だと思っています。
多くの人は、給与のために働きます。
給与計算は、縁の下の力持ち的な仕事で、
なかなか目立ちませんし、労力が大きく、大変な仕事です。
しかし、どんな職種のどのような規模の会社でも、
変わらずに重要な基幹業務です。
給与計算をご担当している方は、誇りと自覚を持って
お仕事にあたって頂きたいと思います。
・・・・・・・ もうすぐ年末調整の準備に入る頃でしょうか。
頑張りましょう!! ・・・・・・・
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