企業で
メンタルヘルス対策をしていると、さまざまな診断名と出会います。
本シリーズは、できるだけわかりやすくそのような診断名を解説することを目的とします。
第二回目は
強迫性障害です。
第一回パニック障害は
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-169393
強迫といっても誰かにお金などを脅し取られるのではありません。個人の持っている考え(観念)が、その行動をせざるを得なくし、その結果社会生活に障害を及ぼしている状態のことを、
強迫性障害といいます。
身近な例としては、潔癖症と言われる状態がとてもひどくなった状態をイメージするとわかりやすいと思います。
きれい好き自体は別に悪いことではありません。しかしながら、過度にきれい好きで仕事ができなくなると社会生活に悪影響を及ぼしてしまいます。
例えば、他人が触った書類にアルコールスプレーをかけなくては触れないという状態ですとなかなか仕事に集中することは難しいと考えられます。
もう一つ身近な例として、家の鍵を閉めたかな?と不安になる例があります。これが1日に1度だけなら皆様も経験があると思いますが、重度の
強迫性障害の方になると一日に何十回確認しても不安で、結果なかなか会社に行くことができないという例もあります。
強迫性障害の方は、その考えが不合理であるとは気づいていません。
管理職としては、過度に職場生活に影響を及ぼしている場合には(例えば遅刻が多い等)、その行動結果に対してのみ注意し(いくら心配しすぎだよと伝えても本人には理解できないため)、本人もどのようにすれば解決するのかわからないといった場合は、早く専門家につなげることがとても大切です。
実際のケースでは、管理職が一生懸命”治療”をしようとし、問題が複雑化しているケースをよく見ます。
繰り返しとなりますが、管理職の方が指導すべきなのは早めの専門家への相談を勧めることであって、本人の
強迫行動や考えを変えることではありません。
このポイントをよく理解していただければと思います。
いずれにせよ、そのような問題に対してすぐに専門家に相談できる体制づくりがとても大切です。
当事務所は50名~1000名未満の会社に特に適したサービスを提供しております。
「顧問弁護士・
社労士はいないが
労務リスクが怖い」
「EAPを導入して
メンタルヘルス対策を実施してみたいが、会社規模がフィットしなかった」
というケースは、是非一度HPよりお問い合わせください。
ストレスチェックQ&Aまとめページ はこちらから。
http://cp-sr.com/stress-check
Office CPSR(オフィス シーピーエスアール)臨床心理士・
社労士事務所は、社長専属カウンセラーとして社長の悩みをとことん聴きます。
(今話題のストレスチェック義務化にも簡単に対応できます)。
※ストレスチェック制度の本を3冊出版しました。
詳細はHP
http://cp-sr.com/archives/info/publish
をご覧ください。
業務案内・お問い合わせは下記よりお願いいたします。
http://cp-sr.com/contact/
--
Office CPSR(オフィス シーピーエスアール)
臨床心理士・
社会保険労務士事務所
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-28 グラスシティ渋谷6階
Tel:03-6384-7472 Fax:050-3312-6880
http://www.cp-sr.com
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きれい好き自体は別に悪いことではありません。しかしながら、過度にきれい好きで仕事ができなくなると社会生活に悪影響を及ぼしてしまいます。
例えば、他人が触った書類にアルコールスプレーをかけなくては触れないという状態ですとなかなか仕事に集中することは難しいと考えられます。
もう一つ身近な例として、家の鍵を閉めたかな?と不安になる例があります。これが1日に1度だけなら皆様も経験があると思いますが、重度の強迫性障害の方になると一日に何十回確認しても不安で、結果なかなか会社に行くことができないという例もあります。
強迫性障害の方は、その考えが不合理であるとは気づいていません。
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いずれにせよ、そのような問題に対してすぐに専門家に相談できる体制づくりがとても大切です。
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