• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

問題発見 より 問題設定、枠を意識

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/

============================================================

HR総研様の『人事白書2014』の2箇所(育成関連および人事
戦略関連)で、弊社サービスをご紹介いただきました。
https://www.hrpro.co.jp/hks_kyosan.php
併せてご覧いただければ幸いです。

============================================================


本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第18号(2008年5月
18日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>

============================================================

(前略)

今回は、「問題発見」よりも「問題設定」が大切だと言う方がより
適切という話です。

「質問力」という言葉や概念について、いろいろな人がいろいろな
ことを言っています。

「質問力」という言葉の認知度が上がるのはいいことなのですが、
「質問力」について語る時に、アインシュタインの言葉を誤って
引用しているケースが目に止まったので、「QOL向上のヒント」
をお読みのみなさんには、正しい情報をお伝えしようと思います。


複数の日本人の方が次のような表現をされています。

[誤]
------------------------------------------------------------
「もし、あなたがが死にそうな状況になって、助かる方法を考える
 のに1時間あるとしたら、何をする?」

アインシュタインはこう答えました。

「最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろうそして残りの
 5分で、その答えの行動をする」と。
------------------------------------------------------------

しかし、どうやらアインシュタインは「質問を探す」と言ったので
はなくて、「問題を理解し、問題がどういったものであるかを適切
に定義する」のが大切だと語ったようです。

[正]
------------------------------------------------------------
Einstein remarked that creativity is all about asking the
right questions. When asked what he would do if given one
hour to save the world, Einstein replied that he would
spend 55 minutes to understand and formulate the problem,
and 5 minutes to execute the solution.

Einstein said,“The formulation of the problem is often
more essential than its solution…. If I had one hour to
save the world, I would spend the first 55 minutes defining
the problem and the last five minutes solving it.”
------------------------------------------------------------

(しかも、多くの情報を調べてみると、話題は「アインシュタイン
 が死にそうな状況」といったものではなく、「創造性」や「地球
 の救い方」だった可能性が高いようです。)


日本語で紹介された話の主旨はわかるつもりですが、不特定多数に
向けて情報発信されてる多くの方が、「伝言ゲーム」よろしく、誤
った情報を広めている状況は問題だと感じています。

(中略)

話が脇道に逸れたので、元に戻しましょう。

これまでビジネスをはじめ多くの場面で、「問題解決」が大切と言
われ続け、(その状況に変わりはないと思うのですが)それに加え
て、今日では「問題発見」が大切だと言われるようになってきてい
ます。

これは、主体的に自分の頭で考えて、「問題発見」をすることが、
ビジネスの場などで価値を生むことにつながるという主張で、真に
もっともな理屈だと思います。

ただ、「問題発見」という言葉からは、「"問題"というものが"そ
のままの形"で土の中に埋もれていて、それを見つけるようなイメ
ージ」を持たれる場合があると思うのです。
…新種ウィルスの発見であれ、古代都市の発見であれ。

しかし、ほとんどの場合、目の前で"問題"が起きていても、それを
『適切に認識』できていないというのが実情であって、問題のある
状況に身を置けば、誰もが問題を発見できるわけではないと、私
は考えています。

ですから、「問題発見が大切」と、多種多様な相手に一様に言って
聞かせても、何の変化も起こらないのです。


思い出してみてください。

ニュートンは「月が地球に向かって落ちてこない理由(重力の問題
)」についてずっと考え続けていたからこそ、

目の前でリンゴが地面に落ちたときに、リンゴと地球(という2つ
の質点)の中心の間に直線を引いて考え、万有引力の法則を導き出
すことができたという状況を。

(ここでは話を単純にするために、問題解決に必要な数学的スキル
 の習得といった事柄については省略して議論しています。)

多くの人々は、当然、ニュートン以前に、リンゴが木から地面に落
ちる場面を見たことがありました。

しかし、その現象を認識するときに、ニュートンと同じフレームワ
ーク(※)を持てていなかったために、その現象に隠れた意味が
あることに氣づけませんでした。

※フレームワーク
 フレームワークというのは、問題解決をするため、あるいは意思
 決定をするために用いる、一連のルール・アイディア・信念など
 を指します。


このニュートンの話と併せて、さっきのアインシュタインの話も思
い出してみると、やはり、

問題解決をするためには、問題を"発見"する力というよりも、問題
を"設定"する力が大切だと思うのです。


つまり、

●自分なりのフレームワーク、評価や判断の軸あるいは問題意識を
 持つこと、そして、自分の思考の枠組み・パラダイムに氣づくこ
 と

●関係者間で改めて言葉の定義を行うこと

●思考の補助線を引く力あるいは構想力…問題を適切な範囲で抽出
 すること、問題解決に用いる仮説や条件が適切であること...
 など

が大切だということです。

…こういった想いは、「異分野コミュニケーション」を経験するほ
 ど強くなってきています。


せっかく「フレームワーク」という重要な話が出たので、もう少し
だけ書き進めておこうと思います。

外国人と話すと多くの"氣づき"が得られます。

●"手打ち"とは、"ハラキリ(切腹)"のことだと読んだ。
 それでは、"手打ちうどん"とはどういう意味か?

●「ありがとう」に「ございます」をつけると、丁寧語になると聞
 いた。それでは、「こんにちは」にも「ございます」をつければ
 丁寧語になるのか?「こんにちは」の丁寧語は何か?

●これが"豆富"か!豆富には植物性タンパク質が多く含まれると聞
 いたが、大体何パーセントくらい含まれているのか?

 … … …

とまぁ、こんな具合で、質問に答えられないケースがしょっちゅう
あります。


外国人の彼ら(あるいはバックグラウンドの異なる人)から、『異
なるフレームワークに基づいた質問』をもらうと、普段、当たり前
すぎて考えていない事柄について、新しい角度から考え直す良い
"きっかけ"になるのです。


また、純粋な好奇心に基づいた質問は、論理の矛盾を許さず、"問
題の本質"を浮かび上がらせてくれることがしばしばあります。

…こういう点は、利益関係や情のもつれなどがない相手にコーチン
 グをしてもらう場合と同じですね。


みなさんも、「他人のことはよくわかるが、自分のことはわからな
い」という話、よく耳にされたり、経験されたりすると思います。

慣れ親しんだフレームワーク、思考パターンで解決されていない事
柄が"問題"なのであって、外界から切り離されたところに"問題"と
いうモノが単独で存在しているわけではないのです。

「周囲と異なっていて、誰の目にも明らかに特別な出来事」を"発
見"しようとするのではなく、日常よく目にする出来事を 『さまざ
まなフレームワークで見つめ直してみる』ことが、きっと 大切な
のだろうと思います。

(中略)

繰り返しになりますが、こういう想いがあって、『問題発見よりも、
問題設定』が大切とお伝えしたいと思います。

あなたは、自分が慣れ親しんだフレームワークから抜け出すために、
普段、どんな工夫をしていらっしゃいますか?

(後略)

============================================================


冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●ニューズレター第18号
 問題発見より問題設定、枠を意識
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no18.html
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1
参加者募集中です♪

1)11月9日(日)[ほか、月1回開催]
 【 教養醸成の会 】 http://www.5w1h.co.jp/pl/CGG.html

  次回は、「世界でもっとも強力な9のアルゴリズム」
  をテキストに用います。


2)11月7日(金)
  チームで人財を育成する
  『ファクト・ベイスト・フィードバック』
  ~現場・面談で学び合い、業績向上につなげるコミュニケーシ
   ョン~
  http://www.5w1h.co.jp/pl/feedback.html


3)11月11日(火)~12日(水)
  11月22日(土)~23日(日)
  フレームワーク質問力(R)
  http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html


4)第10期(2015年1月開始)の
 【 変化進研究会 】参加者を募集中です!
  http://www.5w1h.co.jp/pl/CLV.html

  第10期テキスト
  『The Moment of Clarity: Using the Human Sciences to
  Solve Your Toughest Business Problems』

■その他、今後のイベント一覧↓ です。 
 http://www.5w1h.co.jp/event.html


P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
 http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
 (バックナンバーもご覧いただけます♪)

合同会社5W1H の『公式 Facebookページ』
 http://www.facebook.com/5W1H.LLC
 (Facebookのアカウントなしで読める公開記事や
  『期間限定公開のレポート』などが入手可能です♪)

_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/


 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/


【 Facebookページ 】 http://www.facebook.com/5W1H.LLC
          (アカウントなしで読める公開記事や、
           期間限定公開のレポートなどがあります。)

【 Google+ページ 】 http://gplus.to/5W1H/


【 今後のイベント一覧 】http://www.5w1h.co.jp/event.html


_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/

絞り込み検索!

現在23,233コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP