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シリーズ「よい社風の確立で仕事のできる人の集団を作る!」
<第436回>[(第13話)「自然派消毒液でグローバルに社会貢献するサラヤの社風!」]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「よい社風の確立で仕事ので
きる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介して
いきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人
事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】知る人ぞ知る「サラヤ」と言う会社!
【3】ボルネオの自然を破壊しているとの取材を受けて!
【4】ウガンダで衛生文化を根付かせる事業!
【5】編集後記
===========================
洗剤関連商品を扱うメーカーと言えば、ライオン、花王、そして世界的王者P&Gが
真っ先に頭に浮かぶ。もし「サラヤ」と言う会社を真っ先に思い浮かべる人がいると
したら、きっと環境問題に関心のある人に違いない。
食品は少々高くとも、添加物などのない「自然派食品」が好まれるようになった。台
所用洗剤で手が荒れて困っている人は多いのではないか。石油系でしかもリンが含ま
れた洗剤は手が荒れやすいばかりか、過去には河川や海をも汚染した経緯がある。
今回はサラヤと言う大阪に本社のある洗剤・消毒液メーカーの「こだわりの自然派」
社風について採り挙げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
ビジネスと社会貢献は「二者択一」ではなく、「表裏一体」と言う考えでサラヤは挑
戦し続けています。
更家悠介
***********************************************************************
【2】知る人ぞ知る「サラヤ」と言う会社!
サラヤは、公共施設や会社の洗面台にある緑色の薬用石鹸液や台所用「ヤシノミ洗
剤」で有名な洗剤・消毒液メーカーである。液体だけを売るのではなく、液体を合
理的に使用する器具類も併せて販売しているのがサラヤの強みだ。
創業は1952年(昭和27年)だ。赤痢や疫病などの伝染病が多発していた戦後間もな
い頃である。創業者である更家章太氏(現顧問)が「人間と自然の共生」を企業理
念に自然由来の成分を使った商品開発にこだわり続けてきた「自然派企業」なのだ。
伝染病予防のため、手洗いと同時に殺菌・消毒ができる薬用石鹸液を日本で初めて
開発したのが実はサラヤなのだ。
現在は二代目の更家悠介氏が社長を努めている。社員数はグループ全体で約1700名
で、年商は約320億円である。ライオンや花王に比べれば決して大きくはないが、幼
稚園や学校で使う消毒手洗い液では誰もがお世話になっている。病院内での内視鏡
機器の消毒殺菌液に関して、ある病院の院長は「サラヤの商品は完璧だ」と高く評
価する。
【3】ボルネオの自然を破壊しているとの取材を受けて!
手や肌に優しい」と言うキャッチフレーズで販売してきたヤシノミ洗剤だったが、
2004年にアヤ(クレーム)が付いた。あるテレビ番組で「アブラヤシ(ヤシノミ洗
剤の原材料)がアジア象の生存を脅かしている」と指摘されたのだ。正に青天の霹
靂だった。早速ボルネオ島に
出向き、調査を開始した。やはりテレビ局の指摘の通
りアブラヤシの農園拡大策が動物の住む森を破壊していたのである。
父親(章太氏)がせっかく「自然派企業」としての地位を築いたのに、これは何と
か守らなければと思った二代目の更家悠介氏は「ボルネオ自然トラスト」を立ち上
げ、自らもヤシノミ洗剤シリーズの売上げ高の1%を熱帯雨林保全活動のため、寄
付を始めた。商品の容器(ボトル)にもそのことを印刷までしている。
更家悠介氏は、他の企業にも働きかけ、今ではこの保全活動がアブラヤシを原料に
して商品を作る世界中の企業に普及させている。
前述のテレビ局の取材申し入れに対して他の大手企業は応じなかったと言うエピソ
ードが残っている。恐らく、報道で自社に関して悪いイメージが広がることを嫌っ
たのだろう。
サラヤは真正面から受けて立ち、「自然派企業」の風土を進化させるために、すぐ
さま保全活動に取り組んだのである。
【4】ウガンダで衛生文化を根付かせる事業!
戦後間もなく創業したサラヤは、日本の衛生環境の向上に大いに貢献してきた。手
洗い消毒だけでなく、「自動うがい機」なる商品も出した。構造は企業やフィッネ
スクラブなどに設置されている水のみ機に似ていて、薬用水が出てきて口の中を殺
菌消毒してくれるから飲み込まずにそのまま吐き出すのだ。冬場のインフルエンザ
の予防には相当効果がある。
今、サラヤはアフリカのウガンダで「衛生」と言う概念を普及させようと現地
法人
を設立して奮闘している。20年以上も武力衝突が繰り返されてきたウガンダの首都
近郊はコレラなどの疫病が蔓延している。さらに子供は感染症で10%近くが死亡す
るのだ。
学校に手洗い消毒機器を設置して手洗いを徹底させただけで、感染症による死亡は
ほぼゼロになったと言うことで現地の関係機関から高い支持を受けた。
病院でも手術に使用する器具類を汚れた水に消毒液を数的たらして消毒する程度だ。
これでは雑菌は落ちないどころか逆に増やしている。病院ですらこのように衛生観
念が薄いのである。そこでサラヤは、「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」
を立ち上げ、活動を開始した。
消毒液も日本から輸出したのではコストがかさむため、今年から現地生産に切り替
えた。アフリカを舞台にした衛生向上活動が強化されようとしている。
【5】編集後記
村上龍氏は、サラヤの
ビジネスモデルに対して強い関心を持っている。そして更家
悠介氏に対して「もっと儲けてください」と進言した。利益と社会貢献は一体化し
ていなければならず、利益がなければ社会貢献などできるはずがないからだ。
更家社長は、ここの進言に対して「儲けるように努力します」と答えてくれた。か
と言って大河となって他を呑み込んだり、大地を削るつもりはない。あくまで「自
然派企業」の風土を未来永劫守ることを前提にしているのだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
<今回は、テレビ東京のカンブリア宮殿も参考にさせていただいた>
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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<第436回>[(第13話)「自然派消毒液でグローバルに社会貢献するサラヤの社風!」]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「よい社風の確立で仕事ので
きる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介して
いきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人
事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】知る人ぞ知る「サラヤ」と言う会社!
【3】ボルネオの自然を破壊しているとの取材を受けて!
【4】ウガンダで衛生文化を根付かせる事業!
【5】編集後記
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洗剤関連商品を扱うメーカーと言えば、ライオン、花王、そして世界的王者P&Gが
真っ先に頭に浮かぶ。もし「サラヤ」と言う会社を真っ先に思い浮かべる人がいると
したら、きっと環境問題に関心のある人に違いない。
食品は少々高くとも、添加物などのない「自然派食品」が好まれるようになった。台
所用洗剤で手が荒れて困っている人は多いのではないか。石油系でしかもリンが含ま
れた洗剤は手が荒れやすいばかりか、過去には河川や海をも汚染した経緯がある。
今回はサラヤと言う大阪に本社のある洗剤・消毒液メーカーの「こだわりの自然派」
社風について採り挙げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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ビジネスと社会貢献は「二者択一」ではなく、「表裏一体」と言う考えでサラヤは挑
戦し続けています。
更家悠介
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【2】知る人ぞ知る「サラヤ」と言う会社!
サラヤは、公共施設や会社の洗面台にある緑色の薬用石鹸液や台所用「ヤシノミ洗
剤」で有名な洗剤・消毒液メーカーである。液体だけを売るのではなく、液体を合
理的に使用する器具類も併せて販売しているのがサラヤの強みだ。
創業は1952年(昭和27年)だ。赤痢や疫病などの伝染病が多発していた戦後間もな
い頃である。創業者である更家章太氏(現顧問)が「人間と自然の共生」を企業理
念に自然由来の成分を使った商品開発にこだわり続けてきた「自然派企業」なのだ。
伝染病予防のため、手洗いと同時に殺菌・消毒ができる薬用石鹸液を日本で初めて
開発したのが実はサラヤなのだ。
現在は二代目の更家悠介氏が社長を努めている。社員数はグループ全体で約1700名
で、年商は約320億円である。ライオンや花王に比べれば決して大きくはないが、幼
稚園や学校で使う消毒手洗い液では誰もがお世話になっている。病院内での内視鏡
機器の消毒殺菌液に関して、ある病院の院長は「サラヤの商品は完璧だ」と高く評
価する。
【3】ボルネオの自然を破壊しているとの取材を受けて!
手や肌に優しい」と言うキャッチフレーズで販売してきたヤシノミ洗剤だったが、
2004年にアヤ(クレーム)が付いた。あるテレビ番組で「アブラヤシ(ヤシノミ洗
剤の原材料)がアジア象の生存を脅かしている」と指摘されたのだ。正に青天の霹
靂だった。早速ボルネオ島に出向き、調査を開始した。やはりテレビ局の指摘の通
りアブラヤシの農園拡大策が動物の住む森を破壊していたのである。
父親(章太氏)がせっかく「自然派企業」としての地位を築いたのに、これは何と
か守らなければと思った二代目の更家悠介氏は「ボルネオ自然トラスト」を立ち上
げ、自らもヤシノミ洗剤シリーズの売上げ高の1%を熱帯雨林保全活動のため、寄
付を始めた。商品の容器(ボトル)にもそのことを印刷までしている。
更家悠介氏は、他の企業にも働きかけ、今ではこの保全活動がアブラヤシを原料に
して商品を作る世界中の企業に普及させている。
前述のテレビ局の取材申し入れに対して他の大手企業は応じなかったと言うエピソ
ードが残っている。恐らく、報道で自社に関して悪いイメージが広がることを嫌っ
たのだろう。
サラヤは真正面から受けて立ち、「自然派企業」の風土を進化させるために、すぐ
さま保全活動に取り組んだのである。
【4】ウガンダで衛生文化を根付かせる事業!
戦後間もなく創業したサラヤは、日本の衛生環境の向上に大いに貢献してきた。手
洗い消毒だけでなく、「自動うがい機」なる商品も出した。構造は企業やフィッネ
スクラブなどに設置されている水のみ機に似ていて、薬用水が出てきて口の中を殺
菌消毒してくれるから飲み込まずにそのまま吐き出すのだ。冬場のインフルエンザ
の予防には相当効果がある。
今、サラヤはアフリカのウガンダで「衛生」と言う概念を普及させようと現地法人
を設立して奮闘している。20年以上も武力衝突が繰り返されてきたウガンダの首都
近郊はコレラなどの疫病が蔓延している。さらに子供は感染症で10%近くが死亡す
るのだ。
学校に手洗い消毒機器を設置して手洗いを徹底させただけで、感染症による死亡は
ほぼゼロになったと言うことで現地の関係機関から高い支持を受けた。
病院でも手術に使用する器具類を汚れた水に消毒液を数的たらして消毒する程度だ。
これでは雑菌は落ちないどころか逆に増やしている。病院ですらこのように衛生観
念が薄いのである。そこでサラヤは、「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」
を立ち上げ、活動を開始した。
消毒液も日本から輸出したのではコストがかさむため、今年から現地生産に切り替
えた。アフリカを舞台にした衛生向上活動が強化されようとしている。
【5】編集後記
村上龍氏は、サラヤのビジネスモデルに対して強い関心を持っている。そして更家
悠介氏に対して「もっと儲けてください」と進言した。利益と社会貢献は一体化し
ていなければならず、利益がなければ社会貢献などできるはずがないからだ。
更家社長は、ここの進言に対して「儲けるように努力します」と答えてくれた。か
と言って大河となって他を呑み込んだり、大地を削るつもりはない。あくまで「自
然派企業」の風土を未来永劫守ることを前提にしているのだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
<今回は、テレビ東京のカンブリア宮殿も参考にさせていただいた>
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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