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『特許になりません』とは言えません

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 □ ■ □ 『特許になりません』とは言えません 第170号 □ ■ □
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 当メールマガジンは、
 弁理士である著者が、特許の実務に携わる方にとって、
 お役に立つ情報がご提供できればと思い、

  ★特許の実務を進める上で役立つ情報
  ☆日常の業務の中で得た考え方やノウハウ

 等を配信させて頂いております。

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  大変お手数ではございますが、そちらのページから解除をお願いいたします。
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 こんにちは。田村良介です。


 これまで、数多くの特許出願にたずさわってきました。
 
 特許庁で審査が進められて拒絶理由通知がだされ、
 その内容を見てみると、

 『さすがに、これを特許にするのは厳しいなぁ』

 と思うことがあります。


 それでも、何とか特許にしようと、
 知恵を絞って、意見書を書きます。

 そうして結果をみてみると、
 意外と特許が認められます。


 意見書を書いた本人が、びっくりします。
 『特許になったんだ。。。』

 もちろん、意見書を書く際に、
 
 ありったけの知恵を振り絞って、
 もっているノウハウをフル活用しているから
 こその結果であって、

 そんなに簡単なものじゃないですよ。



 お客様と打ち合わせをしていると、

 『この発明、特許になるでしょうか?』
 と質問を受けることがあります。


 でも、こういった経験を何度もしてきていると、
 
 出願をするかしないかの段階で、お客様に対して、

 『進歩性がないから、特許にはならないです』とは、
 簡単には言えなくなります。

 
 もし、その発明について特許を取得することで、
 他社と差別化することができ、事業を優位に進める
 ための武器になるのであれば、

 ちょっとくらい、特許にするのが厳しそうでも、
 可能性がゼロでないなら、チャレンジしましょう!

 というのが、正解かなぁと思います。


 ダメな理由を探すのは簡単。

 その難しいものを、
 どうすれば、特許にすることができるか?
 
 を考えることが重要だし、
 我々、弁理士がすべき仕事だと思うわけです。


 
 
今回のメルマガは以上となります。
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ご職場の方やご友人にも、教えてあげてください。
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<お知らせ>

 拒絶理由通知へ適切に対応するための手法を体系的に学びたい、
 或いは、社内研修用に学べる教材を探している、

 という方がいらっしゃれば、以下のマニュアルが、
 その「手引き」になってくれます。

 http://www.lhpat.com/manual122017.html


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※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

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