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経営者・起業家ための
社会保険・法律・税金の知識
2007/05/23
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◆このメルマガでは、
社会保険や起業・
退職に関係する法律、税金
などについて、独立開業志望者や週末起業家はどのような点に注意
すべきかという観点からご説明しています。
◆理解しやすくするために、各種制度の細部を省略していたり、あ
えて正式な用語を使わない場合がありますので、ご了承願います。
正確に知りたい場合は、市販の解説書などで確認してくださいね。
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■
厚生年金と
国民年金の給付 ■
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●
国民年金も、サラリーマンが加入する
厚生年金も、「老後の年金
をもらうための保険」というイメージが強いのですが、実際には次
のように大きく分けて3つの給付があります。
・老後の生活費
(
厚生年金では
老齢厚生年金、
国民年金では
老齢基礎年金)
・本人が死亡したときの遺族の生活費
(
厚生年金では
遺族厚生年金、
国民年金では
遺族基礎年金)
・病気や事故などで障害者となってしまったときの生活費
(
厚生年金では
障害厚生年金、
国民年金では
障害基礎年金)
●よく話題になる
国民年金の未納問題ですが、老後の生活費だけで
なく、
国民年金(もちろん
厚生年金も)は、民間の保険っぽくいう
と、「
年金保険に死亡
特約と障害
特約がついた総合保障保険」のよ
うなもので、幅広いリスクをカバーしています。
●ですので、単に老後の年金だけしか考えず、「保険料のわりに見
返りが十分でなさそう」という理由で保険料を納めないというのは、
かなり短絡的過ぎると思います。
●たしかに、
国民年金も
厚生年金も、今後保険料が毎年引き上げら
れますので、支払う保険料とそれに対するリターンが見合うものか、
チェックしていく必要はあります。
●ただ、人間が生きていく以上、老齢、死亡、障害という3つの生
活リスクはつきものであり、これらの生活リスクに備えて対策を立
てておくことが不可欠です。
●
国民年金も
厚生年金も、将来的に十分なリターンを得ることは期
待できないものの、少なくともこの3つの生活リスクすべてをカバ
ーしています。問題は、
国民年金や
厚生年金だけでは、こういった
リスクに対する備えが不十分であることです。
●さらに、個人
事業者として独立開業する場合には、
国民年金だけ
に加入することになりますが、3つの生活リスクのいずれの場合に
おいても、サラリーマンで
厚生年金にも入っていたときより給付が
薄くなってしまいます。
●今後は
厚生年金に入っていても生活リスクへの備えは不十分です
ので、独立して
国民年金だけに加入することになる場合は、なおさ
ら補完的な対策を立てなければいけません。
●基本的には民間の生命保険や損害保険に加入することが、国民年
金や
厚生年金を補完する方法のベースとなります。これはすでにほ
とんどの方が民間の生命保険などに加入されていることでしょう。
●サラリーマンであれば、民間の保険ぐらいしか対策の立てようが
ありません。
厚生年金である程度備えができているという国のタテ
マエもありますので(実際は全然十分ではないですが)。
●でも、個人
事業者は
国民年金だけですので、
厚生年金加入者とく
らべて生活リスクへの備えが不十分です。そこで国は、個人
事業者
向けに、
国民年金基金など、補完的な役割を果たす制度を設けてい
ます。
●これらの制度は、
任意加入ですが、実はなかなかおいしかったり
しますので、個人
事業者として独立するのであれば、是非知ってお
きたい制度です。これらの制度については、おいおい触れて行きた
いと思います。
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年間一千冊のビジネス書を読む男、あのシラサワさんが、実践的な
名言や方法を毎回紹介してくれるメルマガです。
うつの彼女が働き始めました、とか、ニートの彼が正社員になりま
した、とか、四十代のあのひとが
婚約しました、といった声が寄せ
られているそうです。
信じられないですけど事実なんですって。気になるメルマガですね。
≪日本一の果報者!~貴方の人生、右肩上がり~≫
http://www.mag2.com/m/0000130557.html
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■ 会社に勤めながらリスクなくビジネスをはじめるには ■
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いきなり独立するというのはリスクが高いです。
ですが、会社に勤めたまま起業するという方法もあります。
特別な才能とかなくても、きちんと鉄則を押さえれば、誰でも起業
することが可能なんですね。
http://tinyurl.com/b6toy
とりあえず週末起業について、少しずつ知識を増やしたいという方
は、週末起業フォーラムの無料の公式メルマガを購読してみるとい
いですよ。
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■ 編集後記 ■
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前回配信から1ヶ月ぶりぐらいの配信となってしまいました。
バタバタといろんなことが重なり、本当にめまぐるしかったので、
ついついこのメルマガも滞ってしまいました。
大好きなお酒も減らし(それでも人より多い?)、疲れた体にムチ
打って(気持ちいい…。アホか!)、なんとかやっております。
今後はまた、きちんと定期配信していきますので、今後とも末永く
おつきあいいただきますようお願いいたします!
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意見・感想等はこちらへ。
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mail@forlife2.com
発行人:
株式会社フォーライフコンサルティング 塩野
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その際は、全文を改変せずに転送・回覧ください。
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その内容を保証するものではありません。
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者は責任を負いませんので、よろしくお願いします。
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●国民年金も、サラリーマンが加入する厚生年金も、「老後の年金
をもらうための保険」というイメージが強いのですが、実際には次
のように大きく分けて3つの給付があります。
・老後の生活費
(厚生年金では老齢厚生年金、国民年金では老齢基礎年金)
・本人が死亡したときの遺族の生活費
(厚生年金では遺族厚生年金、国民年金では遺族基礎年金)
・病気や事故などで障害者となってしまったときの生活費
(厚生年金では障害厚生年金、国民年金では障害基礎年金)
●よく話題になる国民年金の未納問題ですが、老後の生活費だけで
なく、国民年金(もちろん厚生年金も)は、民間の保険っぽくいう
と、「年金保険に死亡特約と障害特約がついた総合保障保険」のよ
うなもので、幅広いリスクをカバーしています。
●ですので、単に老後の年金だけしか考えず、「保険料のわりに見
返りが十分でなさそう」という理由で保険料を納めないというのは、
かなり短絡的過ぎると思います。
●たしかに、国民年金も厚生年金も、今後保険料が毎年引き上げら
れますので、支払う保険料とそれに対するリターンが見合うものか、
チェックしていく必要はあります。
●ただ、人間が生きていく以上、老齢、死亡、障害という3つの生
活リスクはつきものであり、これらの生活リスクに備えて対策を立
てておくことが不可欠です。
●国民年金も厚生年金も、将来的に十分なリターンを得ることは期
待できないものの、少なくともこの3つの生活リスクすべてをカバ
ーしています。問題は、国民年金や厚生年金だけでは、こういった
リスクに対する備えが不十分であることです。
●さらに、個人事業者として独立開業する場合には、国民年金だけ
に加入することになりますが、3つの生活リスクのいずれの場合に
おいても、サラリーマンで厚生年金にも入っていたときより給付が
薄くなってしまいます。
●今後は厚生年金に入っていても生活リスクへの備えは不十分です
ので、独立して国民年金だけに加入することになる場合は、なおさ
ら補完的な対策を立てなければいけません。
●基本的には民間の生命保険や損害保険に加入することが、国民年
金や厚生年金を補完する方法のベースとなります。これはすでにほ
とんどの方が民間の生命保険などに加入されていることでしょう。
●サラリーマンであれば、民間の保険ぐらいしか対策の立てようが
ありません。厚生年金である程度備えができているという国のタテ
マエもありますので(実際は全然十分ではないですが)。
●でも、個人事業者は国民年金だけですので、厚生年金加入者とく
らべて生活リスクへの備えが不十分です。そこで国は、個人事業者
向けに、国民年金基金など、補完的な役割を果たす制度を設けてい
ます。
●これらの制度は、任意加入ですが、実はなかなかおいしかったり
しますので、個人事業者として独立するのであれば、是非知ってお
きたい制度です。これらの制度については、おいおい触れて行きた
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いきなり独立するというのはリスクが高いです。
ですが、会社に勤めたまま起業するという方法もあります。
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することが可能なんですね。
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とりあえず週末起業について、少しずつ知識を増やしたいという方
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■ 編集後記 ■
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前回配信から1ヶ月ぶりぐらいの配信となってしまいました。
バタバタといろんなことが重なり、本当にめまぐるしかったので、
ついついこのメルマガも滞ってしまいました。
大好きなお酒も減らし(それでも人より多い?)、疲れた体にムチ
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今後はまた、きちんと定期配信していきますので、今後とも末永く
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