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わかっちゃう! 知的財産用語 No.163
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[ 知的
資産(ちてきしさん)]
財務諸表に表れない無形の
資産(経営資源)の総称です。「見え
ざる
資産」などと呼ばれることもあります。
「知的財産」と混同されやすいのですが、「知的
資産」は「知的
財産」も含む大きな概念であり、その他にも色々な無形
資産を含み
ます。
(1)
企業価値は
財務諸表に表れる
資産だけでは決まりません。
例えば「人材」、「技術」、「経営理念」そして「知的財産権」
なども会社の
資産です。
もう少し具体的に言うと、「社員に塗装の名人がいる」とか「企
業イメージ」とか「業務マニュアル」とか「お客さんとの良好な関
係」とかも知的
資産に含まれます。
(2)
知的
資産は、いずれも自社にとっては「強み」となります。
このような「知的
資産を活用して経営をする」という考え方を「
知的
資産経営」と呼びます。
そのためにはまず、「見えない」知的
資産を把握して、「見える
ようにする」ことが大切となります。
そのための手段が「知的
資産経営報告書」です。これは、自社の
知的
資産にはどの様なものがあり、どのように活しているか、今後
どのように活かす予定なのか等を説明する報告書です。
この「知的
資産経営報告書」は、関係者、例えば
株主,取引先,
社員,金融機関,就職希望者などとのコミュニケーションツールと
して利用されます。
(3)
個人的には「知的
資産経営」という考え方のメリットが、まだ
十分に理解できていないのですが、少なくとも次のようなメリッ
トがあると思います。
【自己認識に基づくビジョン作成】
自社の過去から現在を
棚卸することにより、自社の強みを認識す
ることができる。
その自社の強み活かして将来の
収益に結びつけるためのビジョン
(方針)を示すことができる。
【外部にアピール】
将来のビジョンを「知的
資産経営報告書」を使って外部にわかり
やすいストーリーとしてアピールすることができる。
このようなアピールは、金融機関にとっては融資の判断材料とな
り、就職希望者にとっては就職の判断材料となる。
企業のイメージや将来性に対する期待を高めることができ、資金
調達や人材確保がしやすくなる。
【社内教育】
会社のビジョンを「知的
資産経営報告書」を使って社員にわかり
やすく伝えることができる。これにより、社員と経営方針を共有化
することができる。
(4)
「知的
資産経営」についての詳しいことは
経済産業省のサイト
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html
を 参照ください。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1)
「知的
資産経営」とかいいますと、すごく斬新なイメージを受けま
すが、よく考えると似た考えは以前からあります。
例えば、中小企業家同友会では、会員に
「経営理念」 を作る。
「経営指針書」 を作って実践する。
ということを かなり以前から強く推奨しておられます。
経営指針を考える段階で、自社の資源(強みなど)について考えます
ので、これも一種の「知的
資産経営」ということになるのではないかと
思います。
(2)
個
人事業や小企業でも、自分の強みを把握して、それを活かし
た経営をするのは大切なことだと思います。
皆さんの会社、又は ご自分の「強み」は何でしょうか?
すぐに答えられない場合は、一度 ゆっくり考えてみる価値はあ
ると思います。
(3)
「**の匠」とか「**の神様」と呼ばれる名人級の社員さん
がおられる会社もあると思います。
例えば、「大きな金属板を微妙に曲げ加工できる人」、「ものす
ごい精度でレンズを研磨できる人」など、コンピュータ制御の製造
機器では真似できない職人技(神業)を持っている人です。
このような名人は、会社にとって貴重な「人的
資産(人的な知的
資産)」となります。
昨今では名人社員の高齢化なども問題になっているようですが、
このような「技能」は言葉として別の人に伝達するのが不可能に近
いので、後継者を育てるのは大変なのでしょうね。
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今回 お勧めするメルマガは
「仕事時間を1/3に減らし、売上を3倍に増やす!」
http://www.mag2.com/m/0000127189.html です。
以前 紹介させていただいたビジネス書
「金のたまごを生むがちょうの増やし方」
http://tinyurl.com/nzhux
の著者である村松達夫さんの発行されているメルマガです。本も良
かったですがメルマガも良い。なんといっても説明がわかりやすい。
「自分らしいビジネスで、儲かる仕組みを構築したい」又は、「忙
しい割に儲からない」という経営者や起業家の方にお勧めします。
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「わかっちゃう! 知的財産用語」
発行 西川
特許事務所 (
http://www.jpat.net/ )
兵庫県西宮市東山台3丁目9-17
電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821
発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
★ 遠方からの「意匠」,「
商標」の出願のご依頼承っております。
まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。
☆「メール相談」
http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」です
が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 日記
http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/
☆ ☆
掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。
(C) 2007 Nishikawa Yukiyoshi
『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
本マガジンの解除や配信先メールアドレスの登録変更は
http://www.mag2.com/m/0000098536.htm からお願いします。
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[編集後記]
子供達が義父の家に遊びに行き、レコードを聞かせてもらいました。
レコードを見たのは初めてらしく、驚いていました。
「溝のある黒い円盤の上に、針付きの棒を置いたら音が出た」
ということが 面白いようです。
CDやDVDと異なり、仕組みの一部が「目に見える」点で好奇心
を持ったのでしょう。
ちょっと 昔の道具や機器を いろいろ使わせて遊んだら、子供
の知的興味を刺激できて 良いかもしれませんね。
------------------------------
☆ お願い
このメルマガを 知的財産権に興味の有りそうな知人、お友達に
ご紹介いただければありがたいです。
(一人でも多くの方に読んでいただければ 嬉しいですし、やりが
いも ありますので。)
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
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[ 知的資産(ちてきしさん)]
財務諸表に表れない無形の資産(経営資源)の総称です。「見え
ざる資産」などと呼ばれることもあります。
「知的財産」と混同されやすいのですが、「知的資産」は「知的
財産」も含む大きな概念であり、その他にも色々な無形資産を含み
ます。
(1)
企業価値は財務諸表に表れる資産だけでは決まりません。
例えば「人材」、「技術」、「経営理念」そして「知的財産権」
なども会社の資産です。
もう少し具体的に言うと、「社員に塗装の名人がいる」とか「企
業イメージ」とか「業務マニュアル」とか「お客さんとの良好な関
係」とかも知的資産に含まれます。
(2)
知的資産は、いずれも自社にとっては「強み」となります。
このような「知的資産を活用して経営をする」という考え方を「
知的資産経営」と呼びます。
そのためにはまず、「見えない」知的資産を把握して、「見える
ようにする」ことが大切となります。
そのための手段が「知的資産経営報告書」です。これは、自社の
知的資産にはどの様なものがあり、どのように活しているか、今後
どのように活かす予定なのか等を説明する報告書です。
この「知的資産経営報告書」は、関係者、例えば株主,取引先,
社員,金融機関,就職希望者などとのコミュニケーションツールと
して利用されます。
(3)
個人的には「知的資産経営」という考え方のメリットが、まだ
十分に理解できていないのですが、少なくとも次のようなメリッ
トがあると思います。
【自己認識に基づくビジョン作成】
自社の過去から現在を棚卸することにより、自社の強みを認識す
ることができる。
その自社の強み活かして将来の収益に結びつけるためのビジョン
(方針)を示すことができる。
【外部にアピール】
将来のビジョンを「知的資産経営報告書」を使って外部にわかり
やすいストーリーとしてアピールすることができる。
このようなアピールは、金融機関にとっては融資の判断材料とな
り、就職希望者にとっては就職の判断材料となる。
企業のイメージや将来性に対する期待を高めることができ、資金
調達や人材確保がしやすくなる。
【社内教育】
会社のビジョンを「知的資産経営報告書」を使って社員にわかり
やすく伝えることができる。これにより、社員と経営方針を共有化
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(4)
「知的資産経営」についての詳しいことは
経済産業省のサイト
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html
を 参照ください。
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[関連事項と経験談]
(1)
「知的資産経営」とかいいますと、すごく斬新なイメージを受けま
すが、よく考えると似た考えは以前からあります。
例えば、中小企業家同友会では、会員に
「経営理念」 を作る。
「経営指針書」 を作って実践する。
ということを かなり以前から強く推奨しておられます。
経営指針を考える段階で、自社の資源(強みなど)について考えます
ので、これも一種の「知的資産経営」ということになるのではないかと
思います。
(2)
個人事業や小企業でも、自分の強みを把握して、それを活かし
た経営をするのは大切なことだと思います。
皆さんの会社、又は ご自分の「強み」は何でしょうか?
すぐに答えられない場合は、一度 ゆっくり考えてみる価値はあ
ると思います。
(3)
「**の匠」とか「**の神様」と呼ばれる名人級の社員さん
がおられる会社もあると思います。
例えば、「大きな金属板を微妙に曲げ加工できる人」、「ものす
ごい精度でレンズを研磨できる人」など、コンピュータ制御の製造
機器では真似できない職人技(神業)を持っている人です。
このような名人は、会社にとって貴重な「人的資産(人的な知的
資産)」となります。
昨今では名人社員の高齢化なども問題になっているようですが、
このような「技能」は言葉として別の人に伝達するのが不可能に近
いので、後継者を育てるのは大変なのでしょうね。
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子供達が義父の家に遊びに行き、レコードを聞かせてもらいました。
レコードを見たのは初めてらしく、驚いていました。
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を持ったのでしょう。
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