年度更新 ≫≫≫ ステップ3
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【
賃金集計表の作成】
(1)復習
労働保険の保険料は、毎年4月1日から翌年3月31日まで(保険年度)を単位として計算します。その保険料額は、すべての
労働者(
雇用保険については、
被保険者に該当しないものを除く。)に支払われる
賃金の総額に、その事業ごとに定められた保険料率を乗じて
算定されます。
そして
労働保険料の申告納付は、「新年度の概算保険料を申告・納付し、前年度の過不足分を精算するために確定保険料を申告・納付する。」方法をとっております。
(2)
賃金集計表ってナニ?
賃金集計表は、平成15年4月1日から平成16年3月31日の間に支払われたすべての
賃金(支払いが確定した
賃金を含みます。)を、「
労災保険対象
労働者」と「
雇用保険対象被保険者」に分けて集計するもので、これを元に確定保険料を算出します。
(3)
賃金集計表の
ケーススタディー!
それでは実際に、例題をあげて作成してみましょう!
ケース.
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≪
労災保険対象
労働者数及び
賃金≫
1.常用
労働者(9名)
賃金支払合計額 → 45,544,800円
2.
役員で
労働者扱いの者(1名)
賃金支払合計額 → 3,012,000円
3.臨時
労働者(2名)
賃金支払合計額 → 2,082,250円
4.
労災保険対象
賃金
総合計(1+2+3) → 50,639,050円
≪
雇用保険対象被保険者数及び
賃金≫
5.
被保険者(9名)
賃金支払合計額 → 45,544,800円
6.
役員で
労働者扱いの者(1名)
賃金支払合計額 → 3,012,000円
7.高齢
労働者(1名)
賃金支払合計額 → 2,520,000円
8.
雇用保険対象者
賃金
総合計(5+6) → 48,556,800円
★ web記入例 →
http://sakamoto-sr.jp/pdf/rh-nenkou15-1.pdf