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製造のタイプ(その1)

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2008年7月21日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】tate@agate.plala.or.jp
【H P】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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■CONTENTS■
VOL4.生産管理
●製造のタイプ(その1)
●閑話休題「またリストラが始まった」
●編集後記
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●製造のタイプ(その1)
 各産業におけるそれぞれの製造の性質によって、一般に次の四つに分類す
ることができます。
1.継続(繰返し)生産
2.断続生産
3.個別生産
4.プロセス生産

1.継続(繰返し)生産
 この製造タイプは、大量生産(マス・プロ)であること、一般に生産され
る品目の変化が少ないということに特長づけられます。この種の産業は、自
動車・家庭用品・テレビ・ラジオ・ミシン工業によって最も代表されます。

 このような産業は、生産管理の立場からいって、次のような重要な特徴を
もっています。すなわち、 

(1)機械設備・治工具などは普通、専用形式に設計されます。一度、仕事
が始まれば機械は長い時間、僅かの変更と調整を受けるだけで使用されたり
運転されます。

(2)工場のレイアウトは、製品によって決められます。機械と諸設備は、
製品に加えられる作業の順序にしたがって、工場内に並べられます。

(3)僅かに変化のある標準化された部分品・中間結合部品・中間組立部品
が大量に生産されます。

(4)材料の運搬は、高度に機械化されて、一般にコンベヤーやシュートや
その他の工夫によって行われます。

(5)仕掛品は、流れ作業の結果、一様にむらなく動いていきます。この結
果、製造期間および仕掛量は最低限となります。

 これらの継続生産工業における生産管理は、比較的単純です。標準作業の
問題(作業方法および時間を決定すること)は、その作業の順序に機械と諸
設備を定置することにより製品ごとに解決されます。

 機械時間・工程時間・およびコンベヤースピードは、あらかじめ標準設定
ができ、また、コンスタントに大体維持されます。

 さらに、繰返しが非常に多いということは、規則的な活動で各々の仕事が
循環されます。作業時間と原材料の消費状況についても、標準と実績の比較
が容易となります。

 他面、次のような諸点で継続生産は、比較的扱い難い点があります。材料
の不足・機械設備・設計変更等が、どこかの工程で発生すると、それはしば
しば全工場を麻痺させてしまいます。
 
 このようなことが起こると、機械の稼動や作業時間を落として、極めて高
価なものとなります。その結果、しばしば数ロット・数種の材料をダメにし
てしまうことになります。

 このために、生産管理部門のプログラムは、たとえば、どんな細かい単純
なものものであっても、いつでもスッキリと確実なコントロールが行われる
ように仕組むのが必要です。

 また、新製品あるいは製品の改造に際して研究試作・増加試作・機種の切
替・量産化の過程の管理は、極めて重要なテーマとなります。

(9)単純な継続生産の生産管理の制度の画像も、部品の変更・設計変更・
製造方法の変更の回数が多くなるにつれて、影が薄くなっていきます。

2.断続生産
 断続生産のタイプは、どの一つの製品についても、少量の生産量を経験す
るのみであって、製造オーダーは、同一製品または類似製品の繰返しであり、
その数量は一様ではありません。「うちは個別生産です」という場合でも、
実際は、この種の生産形態のときがおおいのです。

 このタイプの作業の例は、重機械・建設機械および発電機等の製造です。
このような産業にあっては、生産管理は次のような条件によって影響され
ます。

(1)機械設備・用具等が汎用タイプのために、工事を遂行するため作業を
中断したり、数量を分割したりすることが、しばしば起こります。

(2)工場のレイアウトは、工程系列に配置できるのは小部分で、ほとんど
が機械別配置となり、旋盤・ターレット・フライス盤群というように作業組
が分かれます。

(3)同一の製品あるいは部品は、不定期な間隔で注文され作業が行われま
す。注文数毎に完成したら倉庫に置かれ、それから組立倉庫へ払出されます。

 仕掛品は、普通、運搬箱に入れて手押車または動力運搬車によって注文数
全部の完成を待って、次の作業に移動されます。したがって、工程毎のロッ
トの停滞が生じます。

 ところで、断続生産は、継続生産の場合に比べて、次の点では扱いやすい
面があります。

●ロットが断続的なので、全系列の工事に直接的な影響は与えないですみま
す。新しい作業を計画し、設定するのに、最小のイニシャル・コストで始め
ることができます。

●しかし、生産管理部門および、そのプログラムにとっては、予定された重
要な計画を頻繁に変更することを意味します。

●また、作業時間や直接材料の消費量について、いつも歴史的データの不足
のままでいることになります。

●オーダー毎に新しい設計図・品質の検査基準が必要となったり、また新し
い作業指図書や作業方法・時間の分析あるいは材料表の明細を必要とします。
材料や部品が広汎であることは、原材料や仕掛品や完成品を貯蔵しなければ
ならないことと、その口座が大きくなることを意味します。

●この活動の全ては、管理規定や事務手続きにより具体的に帳票、その他の
手段を必要とします。購入要求や在庫記録・工場オーダーやストック振替・
変更通知等々、その量が増大することにより会社や工場相互間のコミュニケ
ーションの制度が極めて重要となってきす。

●生産管理部門の仕事は、これらの種類・量の変化に比例して、ますます大
きな挑戦を受け複雑となります。
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●閑話休題「またリストラが始まった」
 リストラクチャリングの本来は、「事業の再構築」を意味します。このリ
ストラには、前向きのリストラと後ろ向きリストラがあります。

 前向きのリストラは、好況時には資源の再配分や成長分野の拡充、バラン
スシートの改善といった内容が挙げられます。

 後ろ向きのリストラは、不況時には事業の縮小、雇用調整といった内容が
挙げられます。

 日本の場合は、人員削減がリストラの中心になっています。たしかに、固
定費の主要素である人件費の削減は、企業の収益改善に有効です。しかし、
後ろ向きのリストラだけで本当に企業の体質強化が図れるかといえば、非常
に疑問があります。

 江戸中期、崩壊寸前の危機にあった米沢藩を、リストラを行わず藩士の意
識改革と積極的な登用、すなわち、人づくりによって見事に甦らせた上杉鷹山
さん、政府の引締政策のために苦しくなった時に、社員のリストラもせず給
料も下げず再生した松下幸之助さん、終戦によって海外から千何百人という
従業員が帰って来た時も、一人も首を切らなかった出光佐三さん、といった
経営者は、もはや存在しないのでしょうか。
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●編集後記
 ホームページを更新しました。是非ご覧ください。
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