━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/08/11(第249号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
■□ ”業績をアップしたいのであれば、まずは
会計から変えろ!!”
■■
http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
自民党幹事長から、証券優遇税制をやる、というような話が出て
きましたね。300万円までの
配当金を
非課税にするというようなこと
です。
悪いことではないですけど、昨今の経済情勢、景気の低迷を考えれば
いの一番にやるようなことではないと思います。
もう少し企業を後押しする税制をやって欲しいですね。
法人税率の下げであるとか、停止されている
欠損金の繰戻還付の復活
など、政府も財源確保の努力をした上で、企業活性化の税制を考えて
欲しいものです。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。
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■□ 全部門をプラスにする
■■
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●
経常利益率10%を達成するような、高
収益企業を作っていくには、
「全部門をプラスにする」 という考え方が大事です。
会社全体の数字を見て、いかに利益率を上げようかと考えても、
具体的な行動には、なかなか結びつかないものです。
そのためには、具体的な行動の単位となる、部門別やプロジェクト別
の数字を出して、検討していくことが必要になってきます。
●部門別の採算を出すと、必ず出てくる言葉が、
「この部門は、全体や他の部門に貢献する部門なので、赤字でも
いいんです...」
というようなことです。
確かに、その部門の活動が他の部門の営業活動になっている、
ということはよくあります。
また、「健全な赤字部門」などという言葉があり、将来の稼ぎ頭に
するために、現在はその投資をしている...というような部門も
あります。
それはそれで、必要なことかも知れません。
しかし、問題は、「それが言い訳になっていないか...?」
ということです。
「他に貢献する部門」「健全な赤字部門」「立ち上げたばかりの部門」
という、大義名分がまかり通って、赤字になるのは当然、というよう
な許容があると、それに流されてしまうことが、往々にあります。
●これらの部門が、あってはいけない、ということではありません。
組織の中にはそういう役割の部門もあるでしょう。
しかし、本来は利益を上げる目的を持つ部門(プロフィットセンター)
であれば、当然にプラスになるべきであり、それがマイナスである
ことには、厳しいチェックの元、納得できる理由が必要です。
これは1回納得すればいいというものでなく、何回も(毎月)本当に
そうだろうか? という質問を繰り返さなければならないのです。
一旦、許容して、そのまま赤字を続けている部門が、いかに多いか、
そして、それが会社の利益率が低い大きな原因になっているのです。
●したがって、部門別損益計算を見る時には、「全部門をプラスにする」
という観点で、まずは見て欲しいと思います。
マイナスの部署があれば、どうしたらこの部署をプラスにできるのか、
まずはこれを考え、対策を実行してください。
もし、他の部門の営業活動的な部門であるのであれば、
社内売上を
立てて、その部門を正当に評価してください。
マイナスの部門を、1つ1つプラスにしていく、マイナスの部門を
ゼロにすること、これが全体の利益率を高めていくために、まずは
やらなければいけないことです。
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下記2行コピーしてお使いください。
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■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していきます。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
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http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
今週は
お盆休みの会社が多いようですね。
当社は特に全体での休みはなく、それぞれが個々に夏休みを取る
ようにしています。我が家は今年は、バカンスは冬にし、夏は
それぞれの目標に向かって頑張る、という感じです...
大学2年の長男は、わざわざ学園祭の実行委員を買って出て、
今はその夏合宿に行ってます。夏合宿に行きたいために、実行委員を
やっているんじゃないか? という気はしますが...(笑)
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です。
悪いことではないですけど、昨今の経済情勢、景気の低迷を考えれば
いの一番にやるようなことではないと思います。
もう少し企業を後押しする税制をやって欲しいですね。
法人税率の下げであるとか、停止されている欠損金の繰戻還付の復活
など、政府も財源確保の努力をした上で、企業活性化の税制を考えて
欲しいものです。
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「全部門をプラスにする」 という考え方が大事です。
会社全体の数字を見て、いかに利益率を上げようかと考えても、
具体的な行動には、なかなか結びつかないものです。
そのためには、具体的な行動の単位となる、部門別やプロジェクト別
の数字を出して、検討していくことが必要になってきます。
●部門別の採算を出すと、必ず出てくる言葉が、
「この部門は、全体や他の部門に貢献する部門なので、赤字でも
いいんです...」
というようなことです。
確かに、その部門の活動が他の部門の営業活動になっている、
ということはよくあります。
また、「健全な赤字部門」などという言葉があり、将来の稼ぎ頭に
するために、現在はその投資をしている...というような部門も
あります。
それはそれで、必要なことかも知れません。
しかし、問題は、「それが言い訳になっていないか...?」
ということです。
「他に貢献する部門」「健全な赤字部門」「立ち上げたばかりの部門」
という、大義名分がまかり通って、赤字になるのは当然、というよう
な許容があると、それに流されてしまうことが、往々にあります。
●これらの部門が、あってはいけない、ということではありません。
組織の中にはそういう役割の部門もあるでしょう。
しかし、本来は利益を上げる目的を持つ部門(プロフィットセンター)
であれば、当然にプラスになるべきであり、それがマイナスである
ことには、厳しいチェックの元、納得できる理由が必要です。
これは1回納得すればいいというものでなく、何回も(毎月)本当に
そうだろうか? という質問を繰り返さなければならないのです。
一旦、許容して、そのまま赤字を続けている部門が、いかに多いか、
そして、それが会社の利益率が低い大きな原因になっているのです。
●したがって、部門別損益計算を見る時には、「全部門をプラスにする」
という観点で、まずは見て欲しいと思います。
マイナスの部署があれば、どうしたらこの部署をプラスにできるのか、
まずはこれを考え、対策を実行してください。
もし、他の部門の営業活動的な部門であるのであれば、社内売上を
立てて、その部門を正当に評価してください。
マイナスの部門を、1つ1つプラスにしていく、マイナスの部門を
ゼロにすること、これが全体の利益率を高めていくために、まずは
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◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
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<編集後記>
今週はお盆休みの会社が多いようですね。
当社は特に全体での休みはなく、それぞれが個々に夏休みを取る
ようにしています。我が家は今年は、バカンスは冬にし、夏は
それぞれの目標に向かって頑張る、という感じです...
大学2年の長男は、わざわざ学園祭の実行委員を買って出て、
今はその夏合宿に行ってます。夏合宿に行きたいために、実行委員を
やっているんじゃないか? という気はしますが...(笑)