現代版・蟹工船　「労働者は病んでいる」

現代版・蟹工船　「労働者は病んでいる」

atc-60813

column:column_labor:column_tax_general

2008-11-25

＜語り口が熱いので、やけどに注意して下さいネ！＞ 働く人へ。 働いて働いて、それでもまだ働いて働いて、どこかしんどいあなたへ。 時は昭和、 終身雇用や年功序列があったからこそ会社に社員は滅私奉公していた。 そこに日本的な生活基盤や、日本人の気質とのマッチングがあったことも否定できない。 「若者は会社がイヤなら辞める。我慢が利かない」という昭和の人間に問いたいが、 長く勤めれば必ず報われたのがお前らの時代で、今の若者には１０年先も見えない。 年齢給を廃止する会社は続々と現れ、管理職オヤジが当たり前に受けていた恩恵は、 私たち平成の若手企業戦士には最初から無いものとされた。 「頑張っただけ報われる会社」の誕生などほど遠く、ただそこにあるのは 「頑張っても頑張っても報われる保証すらない若者の日々の過重労働」だ。 メンタルヘルスのセルフケア研修などが大企業では当たり前に行われる昨今だが、 闇の中をただひたすら歩いている労働者がメンタルヘルス不全を起こさないわけがない。 私が社会保険労務士として答えを出すなら、ただそっと、 あなたは間違ってない。心身の不調を訴えるあなたはおかしくない。会社がおかしいのだと。 仕事に悩む人あれば、自分も涙を流し、共感して話を聞きたい。 「労働相談」という分野は、私ができる癒やしの提供の場になるかもしれないと思う。 １２月より、当事務所にて労働相談を受け付けます。 おひとり９０分を限度にじっくりお話をお伺いします。 ※労働紛争、訴訟案件は受け付けておりません※ ＜対象＞労働者、または元・労働者で、都内か埼玉に居所のある方。 ＜受付方法＞Ｅメールでご自分のプロフィール情報、希望日時、相談内容を簡単に記載して下さい。 ＜日程＞希望に沿えるように努力しますが、調整が入ることもあります。 ＜料金＞初回無料ですのでどうぞお気軽に職場のことをお話にいらしてください。 ＜その他＞社会保険労務士は守秘義務が課されています。相談内容は決して外部に漏れませんのでご安心下さいませ。