• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

組織の好循環サイクル

さて、今回は少し視点を変えて、実際の現場で人材育成や職場環境の
改善活動を行う際に、どのような手順で行っていくかというお話です。


私のような講師やコンサルタントがよく使う手法があります。
この手法は、決して目新しいものではありあませんが、
非常に効果的で、多くの企業が取り組んでいます。

その名前は、


「PDCAサイクル」



PDCAサイクルとは、

P=Plan(計画):実績や将来の予測などをもとに業務計画を作成。
D=Do  (実施・実行):計画のもと業務を実施。
C=Check(点検・評価):業務の実施が計画通りかどうかを確認。
A=Act (処置・改善):計画通りでない部分を調べて改善。


という4段階の頭文字をつなげたもので、この4段階は1周で
終わるのではなく、Act→Planへとつながり、どんどん回転させる
ことで好循環サイクルを生み、螺旋状のスパイラルを描くという
ものです。



このPDCAサイクルは、最初は製造業の生産管理や品質管理の
管理手法として考えられていたものですが、現在では幅広い分野で
活用されています。


このPDCAサイクルを回す際のポイントとしては、
サイクルという位ですので、1回で終わらせないこと。

何回も何回もこのPDCAサイクルを継続的に回していくことで、
効果がでてくるのです。

そしてもうひとつ。

目標は出来る限り数値化するということ。

目標が数値化されていなければ、個人の感じ方に依存してしまい、
非常に検証しずらくなってしまいます。

計画通りに進んでいるか、成果は期待通りかなどの検証は、
数値化することで、非常にわかりやすくなるのです。




このPDCAサイクルという手法は、プロのコンサルタントでは
なくても誰でもできる手法です。

皆さんの職場の改善活動にも、このPDCAサイクルという
考え方は非常に効果的だと思います。


まずは、実施してみる。

最初は思うようにいかなくても、このサイクルを回転させ続ける
ことで、次第にその精度は高まってくるはずです。




今回は、PDCAサイクルの紹介程度にしておきますが、
ご興味のある方はインターネットで検索すれば、かなりの情報が
収集できますし、書籍も多くありますので調べてみてください。



---------------------------------------------
[運営者]
株式会社コンクレティオ
代表取締役 三塚浩二(社会保険労務士
TEL:03-6868-6207
[企業向け] http://www.concretio.jp/
[医療・介護] http://www.concretio-medical.jp/
---------------------------------------------

絞り込み検索!

現在22,390コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP