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出向⇒転籍時に、元の会社の残有給は無駄になる?

最終更新日:2011年04月12日 23:01

出向して1年後に転籍を受け入れましたが、転籍前に残っていた有給36日分は無駄になってしまうのですか?
通常、自己都合で転職(退職)する場合は、元の会社を退職する際に、有給の消化が可能(有給を消化する日を退職日に設定等)なのですが、出向から転籍する場合は、有給を使って2ヶ月近くも休む事はできません。(但し、転籍協定とかで、14日は通常より多く有給が付与されるようですが)
この場合は、出向から転籍になるという、不運な星回りの者が損をするだけで、済まされてしまうのでしょうか?

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Re: 出向⇒転籍時に、元の会社の残有給は無駄になる?

転籍の場合には、継続勤務は中断されます。在籍出向の場合と違い、新たな雇用関係が成立したとみなされますので、継続勤務性が認められません。転籍した日が入社日と考えられ、入社日から6ヶ月継続勤務した日に年次有給休暇の付与がなされるというわけです。

ただし、転籍先との雇用契約で過去の実績を引き継ぐ等の転籍協定などの合意を持って雇用契約を結ぶことで有給休暇の権利を継承することも可能性としてはあります。

Re: 出向⇒転籍時に、元の会社の残有給は無駄になる?

そうすると、出向から転籍させる場合は、労働者が不利になると言うことですね。

 出向先で仕事をしている身分の者が、転籍を受け入れる条件に、2ヶ月近くも有給を消化することは、現実問題として不可能です。

 すなわち、元の会社は転籍協定とかで、僅かばかりの有給を引き継がせ、義務を果たした事なり、『切り捨てられる分は消化しなかった本人が悪い。』と言う事になってしまうのですね。

 何だか、とても悔しいです。

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