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労務管理

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求職者給付と老齢厚生年金

著者 guccii さん

最終更新日:2006年11月02日 09:23

いつも勉強させていただいております。

来年2月、20年以上在籍し、65歳で定年退職する方からの相談を受けましたが、どう調べていいのか分からないので質問します。
(本人もハローワークで聞いたようですがはっきりしないとの事。)

ずばり、65歳の定年まで勤めて求職者給付を受給後年金受給したのと、定年前に退社して求職者給付⇒年金と受給したので、どちらが得か?ということです。
あるいは、求職者給付はまったく受給しないという選択肢も。

宜しくお願いします。

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Re: 求職者給付と老齢厚生年金

著者勝田労務管理事務所さん (専門家)

2006年11月04日 16:45

65歳の定年退職すれば求職者給付高年齢求職者給付金として一括支給されます(被保険者期間が20年以上ありますから基本手当日額の50日分が支給)。これを受給しても年金の調整(停止)はありません。
65歳定年前に退職すれば求職者給付は150日分となり、失業の認定を受ければ1週間ごとに支給されます。しかし、年金との併給は認められませんから、求職者給付を受けている期間は年金は支給停止となります。
損得で考えるなら、失業して求職者給付を受けるのと働いて会社から給料を受け取るのとどちらが多いでしょう。しかも働いている間は多少なりとも年金が増えます。
求職者給付は税金がかかりませんが年金には税金がかかります。ですから、求職者給付と年金と比較してどちらが手取りが多いかによって選択方法が変わってきます。
見解ですが、年金は1円でも多くもらいたい、それなら公的年金に加入できるチャンスがあるなら1ヶ月でも多くかけるのを推薦しています。

Re: 求職者給付と老齢厚生年金

著者gucciiさん

2006年11月06日 08:58

勝田労務管理事務所さま。

丁寧な説明、ありがとうございました。
助かりました。
本人に伝えて参考にさせていただきます。

また、宜しくお願いいたします。

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