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出向者の出向解除時の賃金変更について

著者 sijyudan さん

最終更新日:2024年07月31日 08:31

現在、A社内で2つの事業(事業①と事業②)を行っており
そのうち、数年前から始めた事業②の売上が伸長しているため、
事業を切り離しB社として分社化を検討しております。

もともとA社内で事業②に従事していたA社の社員について(仮に現在の賃金月給30万とします)
B社へA社に在籍したまま出向を考えております(なお、A社とB社の資本出資関係は無しです)

その際に、本人の希望もあり在籍出向する社員をB社に出向するタイミングで大幅に昇給(仮に月給50万とします)させる予定ですが

仮にもし、数年後に分社化したB社の業績が悪くなり事業自体を辞める等の理由で

B社に在籍出向したA社社員の在籍出向を解く際に、

この社員の給与を事業①の従業員の給与と同等(30万)に戻すことは問題ないでしょうか?(不利益変更とみなされないでしょうか?)
在籍出向を解いた際にはA社の事業①に従事してもらいます。

また、不利益変更とみなされないような在籍出向時の雇用条件の決め方等あればアドバイスいただけると幸いです。


実際問題として分社化後のB社事業②では当該社員については中心的な役割を果たしておりますので月収50万で問題ないですが

A社の事業①については経験、能力共に他者と比べ劣っており50万の賃金だと他の従業員と比べた場合にかなり割高になってしまいます。

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Re: 出向者の出向解除時の賃金変更について

著者ぴぃちんさん

2024年07月31日 11:42

こんにちは。

お返事としては、記載の内容だけでは判断できないのでわかりません、になるでしょう。

昇給が条件付きであれば条件がなくなった場合の雇用契約書も取り交わされることになるでしょうから、条件部分が満たされれば支給、満たされなければ支給されないというインセンティブの条件が常にあるのであれば、条件により月額の給与が異なることはあるでしょう。

単に基本給を30万円から50万円にした、というだけであれば、50万円の基本給を30万円に下げるためにはその時点における合理的理由がありでかつ双方の合意がないと難しいとは言えるでしょう。



> 現在、A社内で2つの事業(事業①と事業②)を行っており
> そのうち、数年前から始めた事業②の売上が伸長しているため、
> 事業を切り離しB社として分社化を検討しております。
>
> もともとA社内で事業②に従事していたA社の社員について(仮に現在の賃金月給30万とします)
> B社へA社に在籍したまま出向を考えております(なお、A社とB社の資本出資関係は無しです)
>
> その際に、本人の希望もあり在籍出向する社員をB社に出向するタイミングで大幅に昇給(仮に月給50万とします)させる予定ですが
>
> 仮にもし、数年後に分社化したB社の業績が悪くなり事業自体を辞める等の理由で
>
> B社に在籍出向したA社社員の在籍出向を解く際に、
>
> この社員の給与を事業①の従業員の給与と同等(30万)に戻すことは問題ないでしょうか?(不利益変更とみなされないでしょうか?)
> 在籍出向を解いた際にはA社の事業①に従事してもらいます。
>
> また、不利益変更とみなされないような在籍出向時の雇用条件の決め方等あればアドバイスいただけると幸いです。
>
>
> 実際問題として分社化後のB社事業②では当該社員については中心的な役割を果たしておりますので月収50万で問題ないですが
>
> A社の事業①については経験、能力共に他者と比べ劣っており50万の賃金だと他の従業員と比べた場合にかなり割高になってしまいます。
>

Re: 出向者の出向解除時の賃金変更について

著者boobyさん

2024年07月31日 18:21

お疲れさまです。

ぴぃちんさんの回答にある通り、記載内容だけでは判断がつきませんが、私の経験から不利益変更にならない実例をお伝えします。

私は子会社への出向に伴い、管理職一歩手前から管理職待遇で出向したので、給与が上がりました。ただし子会社でも親会社でも管理職昇格には昇格試験をパスする必要があるので、管理職ではなく管理職待遇となっての出向でした。翌年管理職試験に合格していますが、合格せずに親会社に復帰すれば管理職待遇から総合職に戻ったので、賃金は下がったはずです。

別会社なら賃金テーブルが別にあっても問題ありません。出向復帰時にもう一つの会社の賃金テーブルに則った賃金に戻ることになります。

つまり、不利益変更にならない1つの方法として、出向に伴い本人の能力を評価して現状よりも高い職級にスライドさせ、その職級の賃金テーブルに基づく給与を支給し、復帰にあたっては元の職級に戻る、という形にすれば不利益変更とはならないと思います。ただし、出向中に昇格すれば私の実例のように昇給したまま復帰もあり得ます。

本人の納得は必要なので、事前説明が必要なのはいうまでもありません。ご参考まで。


> 現在、A社内で2つの事業(事業①と事業②)を行っており
> そのうち、数年前から始めた事業②の売上が伸長しているため、
> 事業を切り離しB社として分社化を検討しております。
>
> もともとA社内で事業②に従事していたA社の社員について(仮に現在の賃金月給30万とします)
> B社へA社に在籍したまま出向を考えております(なお、A社とB社の資本出資関係は無しです)
>
> その際に、本人の希望もあり在籍出向する社員をB社に出向するタイミングで大幅に昇給(仮に月給50万とします)させる予定ですが
>
> 仮にもし、数年後に分社化したB社の業績が悪くなり事業自体を辞める等の理由で
>
> B社に在籍出向したA社社員の在籍出向を解く際に、
>
> この社員の給与を事業①の従業員の給与と同等(30万)に戻すことは問題ないでしょうか?(不利益変更とみなされないでしょうか?)
> 在籍出向を解いた際にはA社の事業①に従事してもらいます。
>
> また、不利益変更とみなされないような在籍出向時の雇用条件の決め方等あればアドバイスいただけると幸いです。
>
>
> 実際問題として分社化後のB社事業②では当該社員については中心的な役割を果たしておりますので月収50万で問題ないですが
>
> A社の事業①については経験、能力共に他者と比べ劣っており50万の賃金だと他の従業員と比べた場合にかなり割高になってしまいます。
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