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社員1人当たりの売上高っていうけれど・・・

著者 yunako さん

最終更新日:2024年12月19日 10:46

会社の経営状況を考えるうえで、社員1人当たりの売上高を指標とするときってありますよね?
考えていて頭がこんがらがったので、ここで質問させていただきます。
弊社は建設業なので、市場の中央値からすると1人当たり6500万円くらいらしいんです。
でも中小企業に絞って考えるとだいぶん減って、1500万円(これは平均値)くらいみたいです。
でも中小企業って300人以下ってことで、小規模企業でも20人以下で、うちみたいな社長も会長も現場に出て職人仕事をするような会社(役員4名従業員1名)では、どうなんだろうと考えると分からなくなってきました。
いろいろなサイトを見ていたら、業種により売り上げは大きく変わるので、むしろ指標とするなら粗利額で考えた方がいいとも思いました。
会社の規模が小さければ小さいほど、やはり指標など当てにはしない方がいいのでしょうか?

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Re: 社員1人当たりの売上高っていうけれど・・・

著者うみのこさん

2024年12月19日 11:01

私見です。

指標が当てにならないのではなく、当てになる指標を使っていないのです。
どのような指標を使えばいいのかは、各社各様です。

たとえば、固定費がほとんどなく、原価もほぼ一定割合の業態であれば、売上高さえわかれば、そのまま利益がわかります。
このような場合、売上高は非常に重要な指標になります。

一方、固定費はなくとも原価は都度変わるような業態の場合、売上がいくらあっても利益があるとは限りません。
この場合は、売上高という指標は当てになりません。

規模が大きくなると、利益「率」も重要になりますが、小規模であれば「率」よりも「額」が大事になります。

貴社の場合は、売上高よりも粗利のほうが重要だということでしょう。
自社に合った指標を使わなければ、判断ミスにつながります。

Re: 社員1人当たりの売上高っていうけれど・・・

著者yunakoさん

2024年12月19日 14:06

うみのこ様
お返事ありがとうございます。
やはりそうですよね。
はっきり言いきっていただいて、やっぱり一般的なデータとは比較できないものだと割り切れました。
うちの会社は粗利が決して悪くはないのに、ずっと利益が残っていないんです。
社員の数に対し経費が多すぎることに気づいてはいたのですが、どこかそれ以外に理由がないかと探しておりました。
経費の使い方に意見するのが嫌で、単に認めたくなかっただけなんです。
会社が存続するには必要な事だと腹をくくります。
誰かが伝えなきゃいけないですもんね。
ありがとうございました。

> 私見です。
>
> 指標が当てにならないのではなく、当てになる指標を使っていないのです。
> どのような指標を使えばいいのかは、各社各様です。
>
> たとえば、固定費がほとんどなく、原価もほぼ一定割合の業態であれば、売上高さえわかれば、そのまま利益がわかります。
> このような場合、売上高は非常に重要な指標になります。
>
> 一方、固定費はなくとも原価は都度変わるような業態の場合、売上がいくらあっても利益があるとは限りません。
> この場合は、売上高という指標は当てになりません。
>
> 規模が大きくなると、利益「率」も重要になりますが、小規模であれば「率」よりも「額」が大事になります。
>
> 貴社の場合は、売上高よりも粗利のほうが重要だということでしょう。
> 自社に合った指標を使わなければ、判断ミスにつながります。

Re: 社員1人当たりの売上高っていうけれど・・・

著者うみのこさん

2024年12月19日 19:41

どうやら、販管費が多いようですね。
例えば、以下のような指標は考えられます。
・案件当り販管費(販管費÷工事数)
・工期当り販管費(販管費÷工事日数)

他にも、いろいろ考えられます。

会計の本に載ってるようなものだけが指標ではありません。
ようは、何を伝えたいのか、それをわかりやすくするにはどうしたらいいのか、考えることです。

Re: 社員1人当たりの売上高っていうけれど・・・

著者yunakoさん

2024年12月20日 11:39

うみのこ様

そうなんです。
販管費の指標もあるのですね。
各社何を指標とするのかはその会社に合った指標を作るべきだという事ですよね。
ありがとうございます。


> どうやら、販管費が多いようですね。
> 例えば、以下のような指標は考えられます。
> ・案件当り販管費(販管費÷工事数)
> ・工期当り販管費(販管費÷工事日数)
>
> 他にも、いろいろ考えられます。
>
> 会計の本に載ってるようなものだけが指標ではありません。
> ようは、何を伝えたいのか、それをわかりやすくするにはどうしたらいいのか、考えることです。

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